挑戦のグレープフルー2(ツ)

ある日突然、自分が心筋梗塞に!更に大腸癌の発症。病気を通じて知った人の温かさ・冷たさ!私は決して、あきらめない。

負けました!

2006-09-29 22:23:31 | バスケ
バスケ新人戦。
練習試合で大敗した相手だったが、子供達は序盤、そのせいか
リラックスし、意外な選手が好調で、第3クオーターまで、
リードして終わった。
リードしている得点は4点差。

第4クオーターに入って、基本的なミスが目立ちだした。
相手にボールを「差し出すか!?」のような、ミス。

ついに残り、1分で、同点とされ、残り、30秒で逆転の
スリーポイントが無情にも決まった。(それも投げたかの
ような偶然のシュート)

私は天を仰いだ。

タイムアウトをとり、マイボールであったため、
悪くて同点、逆転の賭けにでた。
キャプテンの3pシュートにかけた。

パスが出された瞬間。またもやまさかの、
平凡なミス。

相手のボール、時間稼ぐ、相手。

無情の終了ホイッスル。

泣き崩れる子供達。

言葉が出ない私。

「ごめん・ごめん」と言い合いながら、仲間に謝る
選手達。

一言、「こうやって、強くなっていくんだ」
と私はいった。

携帯がなった。
会社からの呼び出しだ。勿論、中抜けによる正規の休暇だから
臆することはないが、内容に少々びっくりした。
「課長、お休みのところ失礼します。システムがトラブルを
起しています。取引先に説明しましたが、らちがあきません」
「すぐいく」と私。

先生に事情を話し、子供達へは2・3人声をかけ、会場を後にした。

先生へ後からメールをした。
「すみません。力不足で。また1から出直します」
先生は「お世話になりました。明日子供達は練習をしたいといって
います。お時間がある場合、是非お願いします」
私は「必ず参ります」

心の傷から、選手生命を絶つことだったありえる、この複雑な年代。
フォローする必要があると思った。

部下に事情を話し、午後から出勤にする。明後日休みだが、午前中
出勤すれば、ちゃらだ。

これでいい。必要とされるとき、力をだせなければ、指導者ではない。