挑戦のグレープフルー2(ツ)

ある日突然、自分が心筋梗塞に!更に大腸癌の発症。病気を通じて知った人の温かさ・冷たさ!私は決して、あきらめない。

仕事を終えてから入院・そして現在まで

2006-05-15 22:04:02 | 病気
3つ目のブロジェクトを終え、入院の準備をしてその日の
翌日から入院した。

無事終えた私に、上からの「お疲れ様」の一言はない!当然という
感じだ。
でも部下は、「課長、気をつけて。メールは送りますね」
その言葉で、憤りが収まった。

検査をし、カテーテルは開始された。
左冠動脈の75%閉塞は、はやり、サーパーステントを
入れる判断が治療中に下った。

部下から入院前にもらった、お守りを握り締めて、手術台に
横たわる私。

2度の大きな苦痛のあと、治療は無事終了。

私の不安材料だった「大きな詰まり」はなくなった。

おなじみの看護士の方達に支えられ、無事退院できた。
それが昨年の11月上旬。

しかし、不安材料が取り除かれたにも関わらず、時より
襲う「胸痛発作」「動悸」「目まい」「息切れ」
薬の副作用か??それに耐えながら、本年4月の検査入院に入った。

果たしてこの胸痛発作はの正体は??
カテーテル後、全く異常なし。再狭窄(再度詰まる)はゼロ。

4日で退院し翌週から仕事に復帰し、現在に至る。


夜遅い食事・仕事・ストレス・喫煙それらが、私の体をこの10年間
痛めつけた。いまさら気付いても遅いが、これらをやっている方は
是非気をつけて頂きたい。
会社は晴れの日に傘さし出し、雨の日に傘と取り上げる、昔の銀○?みたい
なところがある。今回それがわかった。
でも、部下の温かさにもふれられた。
一人の部下が言った。

「今の私達があるのは、課長のおかげなんです・・・」

嬉しかった。それで十分だ。大きな代償だったが、下の人に
支持されることが、こんなに嬉しいことなんだと深く思った瞬間だった。

これからは、必要としてくれる人達のために、自分を出し切りたい。
これがどん底から這い上がって生まれ変わった、今の私なんだ。

自分の可能性は、まだまだこんなものじゃないはず。自分の可能性を
信じて、人に可能性を信じてもらいたい。こんな人間性が芽生えた
のであった。

病名)狭心症及び急性心筋梗塞
治療箇所)右冠動脈15cmのサイパーステント(金具)
     左冠動脈10cmのサイパーステント(金具)
      を血管内に入れる。
その他の病名)
      不安神経症・パニック症候群
治療薬)パキシル30mg(パニック)・セルシン5mg(不安)
    ・コンスタン3mg(不安)
    セルシン2mg(不安)
    バイアスピリン(心臓)パナルジン(心臓)
    リピトール(高脂血症)
    アイトロール(心臓)

これでがんばってます。