酒馬鹿三兄弟、次男の岸壁はしご酒

酒は飲んだら飲まれましょう、しかし仲良く。拙い酒と乱暴ポエトリ月夜の酩酊ランデブー

年端のいかぬ小娘に

2010-04-02 12:48:09 | 




西瓜のようにうれた女が手招きし
俺には何か物足りない

胸をはだけてそれが見事でも
俺はウットリするでもないので、
時間は無駄に過ぎていく感じだ、

金の無駄遣いだ

奮い立たせてくれるのは
別に真理でも正義でも不正に震える心でもない

だがしかし
腿のあらわな女でも無い。
頭痛だけのウォッカの深酒もおれを満たすでもない。

俺を奮い立たせてくれるのは
きっとあの女だろう。

特に縋るような目つきもせず
脚はセクシーでも無く、
飛び切りの嘘つきで、俺が信念を見つけようとするのを
せせら笑う

それも全て汚しようが無い程何も無いからだ。
白く透けて立った姿の後ろから風がそのまま吹くような、

きっと薄い胸の女かもしれない

一切のしわも傷も無い白い体には
うれて毛細血管の赤らんだ
娼婦のでかい胸よりも
俺を奮い立たせるものが在るのかも

何かが変ではあるかもしれない、が、
俺はとり立てて変わっているわけでは無い。

或いはただのロリータコンプレックスなのかも