酒馬鹿三兄弟、次男の岸壁はしご酒

酒は飲んだら飲まれましょう、しかし仲良く。拙い酒と乱暴ポエトリ月夜の酩酊ランデブー

ときどき黒くなりそうな事

2014-06-10 18:01:39 | 



しまいには
泣き出しそうな
もし
彼女がそうだとしても
出ていく俺は

責任を感じない

まったく人が人を信用しない世の中で

彼女だけを信頼してもいいが、
世の中はつまり社会は
誰もが食い散らかしているだけなので、
同情することができない、
不憫で、不幸で、いつもいつもなげくしか無く
俺たちは常に煮え湯を飲まされた。

それでもあの娘には
俺は何か気の利いたことは言えない



逃げ出すという事が
生き延びるという事



それを甘ったるい人間関係のせいで覚れない


小さな戦闘機でアメリカの戦艦にでも特攻したいなら
あの女をきっと許すだろう。


それの意味が分っているのだとしたら、だが。