酒馬鹿三兄弟、次男の岸壁はしご酒

酒は飲んだら飲まれましょう、しかし仲良く。拙い酒と乱暴ポエトリ月夜の酩酊ランデブー

すべて夜に

2014-10-14 17:38:50 | 





夜になる、
俺の精神は萎えてしまう
不愉快な想像力のが消えず
弱い感じになっていく

それで俺は酒を口にして
胸を撫で下ろしたりしていて
夜毎のウイスキーで、無意味に威勢のいいこともあるが
大抵は虚勢だ

それでも朝にはおれの精神は少しあたらしくなる
日毎、太陽に晒される労働で、不愉快な想像力は湧き出る隙もない


そして俺はいつの夜も萎えていく

死んだ猫 幼い娘
終わらない返済、断ち切れない過去
何もかもがおれを弱いものにするが

たとえ虚勢でも
俺はウイスキーを注ぎ、
悪いことには全部蓋をして
忘れるようにする

無実の者とはいかないが
神様おれに押し付けるのはお門違いだ、と
ちょっと歯向かってみる、

そんな感じだ