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まほまほろば

まほろばのように日々の思いを書き綴った日記

アイスランド旅行記 その2

2017-11-01 21:16:13 | 旅行
デンマークを朝早く出発し、飛行機で3時間、ついにアイスランドに現地時間9時頃到着しました。

なんやかんやで行きは計30時間もかかりました(~_~;)


アイスランドは電車がなく、車社会だということでしたので空港に到着したらまずはレンタカーを借りることにしました。

海外で車を運転するのは2年前のカナダに続き、2回目でした。

どちらの国も右側走行、左ハンドルでしたので日本とは何もかもが間逆でした。

とりあえず、レンタカー会社の受付のところで、借りる日数、車種、オートマ、付属設備、保険などを話しあった上で無事に借りることができました。
この辺はカナダで経験済みでしたので割とスムーズにいきました。

レンタカーの借り方は日本とそれほど変わらないので楽でしたが、アイスランドはオフロードが多く砂利道で小石が飛んでくる危険性があることから、四駆で飛び石保険をつけることにしました。

結果的には車には特に問題なく乗り切ることができたのですが、アイスランドで運転したい場合は飛び石保険はつけておいたほうが無難です。実際、対向車から跳ね上がった石が飛んできましたので。

あと、アイスランドはリングロードと呼ばれる国を一周している国道1号を走るだけでしたら道が舗装されているのですが、ちょっと道から外れたり、山道を走ったりするとすぐにオフロードになります。

結構大きい石がごろごろ続いている悪路を走ったりすることもあるので、ちょっとでも山道が走ってみたい人は四駆にするのをおすすめします。


さて、レンタカー会社でアイスランド全域の地図を手に入れ、運転を開始したのですが、まずは時差ぼけもまだ残っていますし、運転に少しでも慣らすために空港近くにあるブルーラグーンに行ってみることにしました。

空港から20キロくらい離れた場所にあるのですが、道も空いていますし、普通の道が高速道路状態だったのですぐに到着しました。
ただ、ここでは中の温泉には入らずに小休憩し、次に目指したのが首都であるレイキャビークでした。

ブルーラグーンからだと約1時間足らずで到着できたのですが、初めて行く場所のせいか土地勘が全くなく、方角もわからなかったのでえらい迷ってしまいました。
適当に走っていると、日本でもおなじみのサブウェイがあったのでそこで昼食をとることにしました。

海外ではサブウェイには毎度助けられている気がします。

マヨネーズ嫌いの私でも食べることができるサンドウィッチがありますし、wifiも使えますし、本当に重宝しています。

ネットがようやく使えるようになったのでとりあえず現在地を確認するとともに、空港で手に入れた簡単なガイドを元に次に向かったのはクヴェラゲルジという田舎町でした。

ここはレイキャビークから東に1時間ほど行った場所にある町でして、山の途中に天然温泉が沸いていることで有名な場所です。









登山コースも開放感に溢れていまして、天気もよかったので最高でした。
アイスランドの景色は基本こんな感じで大自然が広がっています。
















途中100℃にぐつぐつ湧き出している温泉もあったりして湯気がもくもくと出ていました。






登山口から歩くこと1時間ちょっと、ようやくお目当ての温泉にたどり着きました。






見た目は川なのですが、入ると40℃くらいでちょうどいい温度になっていました。
水着に着替えてのんびりと浸かることができました。
中にはビールを持ってきて飲んでいる人もいて、うらやましかったです。
本当に天然の露天風呂でして、女性の場合は着替えるのが大変そうでしたが、意外と多かった気がします。


温泉からは実はまだまだ登山コースが続いていまして、地図を見たところ10時間くらいかけると次の町にたどり着くとなっていました。

さすがに時間がなかったので途中まで行って引き返しましたが、辺り一面が黄色く、秋模様になっていて気分爽快でした。











アイスランド旅行記 その1

2017-10-30 21:45:11 | 旅行
遅くなりましたが、9月にアイスランドに旅行しに行ってきました。

年に1度のペースで海外に行っていまして、ここ数年だとニュージーランド、スイス、カナダ、ノルウェーと寒い国が続いていましたが、今年も例に漏れず寒い国に行くことにしました。

私は寒いのは苦手なのですが、なんだか大自然が広がっている景色が好きなようです。それも木が生い茂っているような自然よりもむしろ木があまりなく、原っぱと大地が広がっているような自然が。

アイスランドは名前のとおり寒い国でして、氷河も結構あるのですが、実は日本と同じく火山国でもあります。

なので温泉は普通に沸いていました。また、水道水も普通に飲めました。

アイスランドのいいところは人があまりいないところです。北海道よりも少し大きい面積の中にわずか30万人くらいしか人がいないのです。人口密度はすかすかです。

ニュージーランドやカナダもこれは同じでして、基本何もない自然がずっと続いていて、たまに人の集落があるといった感じの景色なのですが、私は建物が乱立する景色よりはよっぽど好きです。

前置きはこの程度にして、少しずつ紹介していきます。

いきなりですが、まずはアイスランドではなく、デンマークの紹介を。

アイスランドへは日本からだと直行便は出ておらず、ヨーロッパなどを経由する必要があります。今回はデンマーク経由の便を選択しましたが、乗り継ぎ時間が16時間もあったので入国して外に繰り出すことにしました。

コペンハーゲン国際空港から電車で30分くらい乗ると、中央駅にたどり着きました。
しかし、天気は最悪で土砂降りだったのです。
おまけに傘は持っていなかったのでまずは傘をスーパーで買うことからスタートしました。

傘を手に入れてから周辺を散歩していくと、まず目に入ったのがチボリ公園でした。



ここは世界最古の遊園地でして、あのディズニーも参考にしたと言われています。
雨だったので中には入りませんでしたが、悪天候にもかかわらず人は混んでいました。


商店街を抜け、海に面したところに行くと、屋台が立ち並ぶエリアに出ました。





写真には撮りませんでしたが、この周辺では自転車のようなペダルを複数人がこぎながら、かつビールを飲みながら進む変わった乗り物が走っていました。
見るからに絶対酔いが早そうな飲み方をしているなぁと思いましたが、逆に面白そうでした。

もう少しゆっくりしたかったのですが、雨がさらに強くなりずぶぬれになりそうになったので屋内に非難し、雨が弱まったら歩くという流れで無事に宿にたどり着きました。

アイスランドへの便は翌早朝だったので少しでも寝ようと頑張りましたが、時差ぼけ&近くでパレード兼花火大会があったためにほとんど寝られず宿を発つ羽目になりました(~_~;)

ノルウェー旅行記 その5

2016-11-01 19:30:15 | 旅行
スタバンゲルで登山を満喫した後、最後に向かったのが首都のオスロでした。

オスロは初日に飛行機の乗換えで訪れただけでしたので実質初の首都入りです。


オスロは首都だけあって、都会らしい高い建物が立ち並ぶ都市ではありましたが、少し離れると広い公園が広がっていたりとその辺は他のヨーロッパの首都と似ていた気がします。




オスロでは私は美術館に2つ行きました。

1つ目はムンク美術館でした。

「叫び」で有名なムンクは私も初めて知ったのですが、ノルウェーのオスロ出身だったのです。

ムンクの他の作品をろくに知らなかった私は興味を持って美術館へと足を運びました。

この頃はちょうど展覧会も開催されており、ムンクに強い影響を受けた画家の作品集もあり、見比べたりしながらゆっくりと周りました。






2番目の写真のコーヒー缶をモチーフにした絵は作者がいたく気に入ったものらしく、何パターンもの種類があり、興味の変遷がわかりやすく並べられていました。


2つ目に行ったのが国立美術館でした。

ここには有名な「叫び」があり、絵の前でポーズを真似て写真を撮っている人が多かったです。



また、他にも有名な「マドンナ」もありました。




ムンクの絵は全体的に不気味な絵が多い印象でした。どうも、生い立ちに関係しているようでして、母親や姉といった身近な人が小さい頃に不治の病で亡くなったりしたことから、「死」や「不安」などをテーマとして様々な作品を書き続けたようです。

「叫び」は舞台となっているのがまさにオスロの郊外にあるフィヨルドに面した丘でして、そこを歩いていたときに急に空が真っ赤に変化し、叫び声が聞こえ始め、それに不安を感じて耳をふさいだというところから描いたらしいです。


また、ここの美術館は時代ごとに流行った代表的な絵が部屋を区切られながら飾られており、順路に従って見ることでその歴史を知ることができる内容になっていました。






芸術センスは全くないのですが、それでも自分が好きな絵というものは見ていると面白いもので、やっぱり私は写実主義の風景画が一番だと実感しました。


(続く)


ノルウェー旅行記 その4

2016-10-25 19:59:40 | 旅行
スタバンゲルからフェリーとバスを乗り継いで向かったのがプレーケストルンという山でした。

登山口から2時間くらい岩山を登り続けた先に現れたのがフィヨルドに切り立つ崖でして、崖には柵が全くなかったので崖の先まで行くことができました。落ちたら間違いなく即死です。












この写真のように、崖の先端で何かポーズを決めている人もいれば、ボーっと座っている人、寝っころがっている人もいたりと、崖は思ったよりも平らで広いスペースがあったためゆったりとのんびりできました。

私は高所恐怖症であったのですが、一緒に行った人からもっと先端まで行こうよと言われ、ビビリながら先端まで行き、写真を撮ったりしました。後で見たら顔が少し引きつっていました^^;


こんないい天気で崖で寝そべりながらのんびりと過ごせるとはなんと贅沢な過ごし方なんでしょう。絶景のフィヨルドも一面に広がっており、時間が進むのが遅くなるように感じました。


さらに少し登ると崖を上から見下ろせる場所まで行くことができました。





ノルウェーってこんな感じの場所がまだまだあるのです。これはフィヨルドのうちの一つでして、他のフィヨルドに行けば、トロルトゥンガと呼ばれる妖精トロルの舌のように細長く突き出した崖もありますし、また、別の場所には崖と崖の間に大きな岩が挟まっており、その岩の上に乗っかれるなどアトラクション満載です。

ノルウェーの登山はあまりまだメジャーではないようですが、まだまだ面白そうな場所がそれこそ山のようにあるんだと実感し、また行ってみたい場所の一つとなりました。

ノルウェー旅行記 その2

2016-10-18 19:41:14 | 旅行
ベルゲンからフェリーで向かった先はフロムという一番規模の大きいフィヨルドの中心街でした。

中心街とはいっても、最低限のお店があるだけで基本的には何もないような町です。

ただ、景色は最高に良かったです。周りが崖に囲まれており、常に滝が流れている場所もあれば、崖の景色が反射している湖もあったりとのんびりできる場所でした♪
どことなくスイスアルプスを髣髴させるような場所でもあり、今回の旅で一番好きになった場所でもあります。
あまりにも気に入ってしまったので一番長く滞在することとなりました。




















この周辺はフェリーを使ったクルージングが有名なのですが、フィヨルドの崖の上にもハイキングできる場所がいくつもあるとのことでしたのでせっかくなので登ってきました。
山の上のほうは紅葉が始まっていて、ヨーロッパの紅葉らしく鮮やかな黄色い草原が広がっていました☆
天気も良かったので昼寝をしていても最高に気持ちよかったです。











(続く)