まほまほろば

まほろばのように日々の思いを書き綴った日記

飯盛山

2010-07-25 23:27:09 | Weblog
昨日、八ヶ岳付近(野辺山、清里)にハイキングに行ってきました。


野辺山はJRの駅で標高が最も高い駅として知られている場所であり、標高が高い(1345m)だけあって涼しかったです。下界と比べて5度以上は低かったのではないのでしょうか。




行った場所を振り返ってみます。

1.国立天文台 野辺山
 電波望遠鏡に少し興味があったので見学しました。



 私は小学生の時に星のテストが訳わからなかったことがトラウマであったため天体、地学関係はてんで駄目です。しかし、今までやってきた様々なゲームなどを振り返るといつの間にか大部分の天体用語は目にしてきています(例えば、フレア、ダークマターなどです。)。ただし、詳しい意味は知りませんでした。これはまずいなと思った私は去年あたりから博物館などを利用することで少しずつ天文関係の勉強をすることにしたのです。この天文台に行ったのもその一環です。
 正直バックグラウンドの知識があまりないので表面的なことしか理解できなかったのですが、天文学も知ってみると面白そうだということはわかりました。なぜ今まで全く興味を示さなかったのだろうと後悔しています。いずれは夜空を見て星の解説ができるくらいまでに持って行きたいなと思っています。


2.獅子岩・飯盛山
 天文台の場所からそのまま歩いて飯盛山を目指すことにしました。途中獅子岩という溶岩が固まってできた場所で休憩をし、飯盛山に登り始めました。この飯盛山ですが、読み方は「めしもりやま」と言います。福島県の会津にも同じ漢字の山がありますが、こちらの読み方は「いいもりやま」と言います。そもそもなぜめしもりやまと言うかといいますと、ご飯のお椀に山盛りにもった形に似ているからだそうです。



まるで日本昔話に出てくるような盛り方ですね。
飯盛山自体は非常に登りやすい山でして、1時間かからないで頂上まで到達できました。

頂上からの八ヶ岳の景色



3.千ヶ滝
 飯盛山を清里方面に下っていくと滝に出会いました。NHKの大河ドラマのオープニングにも使われたことがある滝だそうで、落差こそないものの、水しぶきが炎天下で熱くなった体にとってはたまらないくらい嬉しかったです。




4.清里
 そのまま清里駅まで歩き、地ビールを飲んだりしながら時間を潰しました。
山を登った後のビールは最高ですね。本来は頂上で飲むのが理想ですが、昔スイスを旅したときに山の頂上で酒を飲んで、そのまま少し寝てから下山したら風邪気味になったことがあるので、それ以来山を下りてから飲むことにしています。清里もいろいろと楽しめる場所がまだまだあるようなのでまた散策に行こうかと思っています。




日帰りでしたが、いい運動になった一日になったと思います。やっぱ夏の山と滝(あとビール)のセットは最高ですね~

マラソン

2010-07-21 19:25:28 | Weblog
最近、以前から興味があったけどやっていなかったことを中心にやっており、新たな趣味を模索中です。数回やってみれば直感で自分に合っているかどうかはわかりますので、どんどんチャレンジして参ります。

その一環としてマラソン大会に出場することにしました。フルマラソンですので42.195kmです。この距離は歩いたことはありますが、走ったことはありません。ちなみに歩くと大体8時間かかります。目標タイムは5時間をきることに専念したいと思っているため、単純計算で歩きの倍のスピードで走る必要があります。つまり、時速で表すとおよそ10km/hrです。

もちろん、今そのスピードで走りきることは不可能です。体力も以前に比べるとだいぶ落ちましたので。

私は超運動音痴ですが、持久力だけは人並み程度はあります。よって、これから数ヶ月の鍛え方によっては何とでもなる可能性があるということです。


まずすべきことは最低限のマラソンの知識を身につけることでしょうね。なぜならば、フルマラソンは体を痛めつける運動なので闇雲にやろうとすると絶対に故障するからです。
おそらく持久力を要する運動は一朝一夕に身に付くものではありませんから定期的に運動する必要も生じるでしょう。夜中に走るとすると走れない日も出てきてしまうので、朝走ることになると思います。



フルマラソンは己との戦いとよく言われるように厳しい戦いとなると思います。しかし、私は至って楽観的です。なぜならば、歩くことも長距離を踏破したことで好きになったこともあり、マラソンも同様に考えられるからです。予定どおりにうまくいけばマラソンが私の新たな趣味として加わることでしょう。

熱中症

2010-07-20 21:14:33 | 旅行
週末は暑い中、山登りに行ってきました。
雲もあまりなかったこともあり、山頂からは一面に広がる平野を見渡すことができました。


登山計画はいつもの通り突然の思いつきからでした。
「よし、山登りに行こう!」

しかし、こう考えたのはお昼前のことでしたので、片道1時間程度で行くことのできる近くの山に決定しました。


この日はよく行く登山口ではない別の登山口を目指すことにしました。いつもよりも標高が高いところにあるので、自転車で登山口に着いた頃には半分熱中症になりかけていてヘロヘロ状態でした。

水分補給・休憩を十分に済ませてから登ることにしましたが、思った以上に暑さに体力を奪われていたようで登山開始後10分くらいでバテてしまいました。それでも小休憩を何度も挟みながら少しずつ登り続け、やっとの思いで頂上までたどり着くことができました。

頂上では岩に寝そべりながら雲の動きなどを観察し、数十分ほどボーッとしていました。




暑かったからしょうがないとはいえ、自分の体力の低下にはびっくりです。年々衰えているのがはっきりとわかります。本来は毎日こまめに運動を続けるのがベストなのでしょうが、日によっては運動する時間が全くない日もよくあるのでなかなか難しいところです。どんな状況でも要領よく運動を続けられる人を私は尊敬します。

泥臭くいく

2010-07-13 20:34:31 | デューン
 普段私はサッカーをしたり、見ることはほとんどありません。これはワールドカップであろうがなかろうが変わりません。精々見たとしても朝のニュースのハイライト・結果くらいです。
 わずかな時間ではありますが、ニュースで見ていて一番印象に残ったのは「俺たちは下手だから泥臭くいこう」という言葉でした。なぜ私がこの言葉が一番印象に残ったのかと言いますと、弱さを認め、開き直ることで努力するというこの言葉こそ私の生き方そのものだからです。

 私は小さい頃から何をやらせても理解するのが遅い(飲み込みが遅い)ために人に劣ってしまうという欠点があります。これは現在でも変わりはありません。おそらく小脳-大脳基底核-大脳皮質の神経回路のどこかに異常があるのでしょう。ですから、これはしょうがないことだと思って諦めています。しかし、そのまま放っておくのかというと、そうではありません。一部例外はありますが、基本的には人の倍の練習をして下手なりに努力をすることでこの欠点を克服してきました。具体例を挙げると、中学時代のテニス部の出来事があります。

 
 私は超がつくほど運動音痴です。校内で毎年行う運動能力テストではどの項目もいつも平均以下でした。こんな状態ですから、当然テニス部に入った当初は部員の中で一番下手でした。まともにラリーが続かない、サーブが入らないなど先生や先輩からは全くと言っていいほど期待はされていませんでした。また、運動することは嫌いでしたので毎日毎日が苦痛でした。同期との技術の差は開くばかりでしが、しかし、毎日の練習だけは下手なりにも続けていました。その頑張りが評価されて二年生になったときには部長に選ばれましたが(人数が3人だったということもありますが)、技術的にはカスレベルでした。一向にラリーが続かない、練習試合をやっても一勝もできませんでした。そして、10月にあった初めての公式戦では一回戦で相手から1ポイント(16ポイント中)しか奪えず惨敗しました。とにかく試合になっていませんでした。これは他の部員達も同様でした。悔しさというよりも呆れるくらい自分たちが下手だということをこのときほど思ったことはありませんでした。しかし、この敗戦を境にして私は生まれ変わりました。つまり、”下手なのは運動音痴だからしょうがない。下手なりに頑張って次の大会ではなんとしても一勝してやろう”と考えるようになりました。私はこの思いを他の部員達にも伝え、運動嫌いの集まりであったテニス部ではありましたが、何人かは賛同してくれました。そして、練習を重ね、技術も徐々に上達していき、春の公式戦では見事に予選で一勝することができました。端から見るとたかが予選で一勝しただけであると思うかもしれませんが、運動音痴・嫌いの私にとっては貴重な一勝となりました。初めて運動が面白いと思った瞬間でした。最後の夏の大会では予選一回戦で敗退しましたが、不思議と悔しさはありませんでした。なぜならば、あれだけ下手であった自分が県大会・関東大会常連校とまともに打ち合えるくらいレベルアップしたからです。どれだけ周りから劣っていようとも下手なりに努力を重ねていくことで克服ができるのだということを私はこのテニス部で学びました。


 このような例はテニス部だけではありません。接客や寿司が握れるようになったことなど数多くあります。これらに共通していることは、初めは人と比べると下手でしょうがないですが、開き直って人の倍の練習を重ねることで克服するということです。おそらくこれからも同様にして克服していくと思います。人よりも時間はかかって大変ではありますが、これこそが私の持ち味であります。

最終回

2010-07-07 23:03:04 | 本(漫画、小説)
今週号のサンデーで「MAJOR」が最終回を迎えました。

16年間の連載だったそうで、おそらくこの漫画の影響を受けた人は多いと思います。
私も影響を受けた一人でして、野球をやっているわけではないのですが、主人公の生き様には励まされる部分が多々ありました。特に私は逆境に打ち勝つ部分に影響を受けました。

この漫画のテーマの一つには「逆境に打ち勝つ」というものがあります。
幼稚園、小学生、中学生、高校生、メジャーと主人公は毎回のように困難の壁に遭遇しました。
デッドボール恐怖症、利き腕を壊す、強豪校に惨敗、足を怪我するなど様々です。
しかし、主人公はその逆境に対して、己の強い目標を達成するために弱音を吐くことは全くなく、次々と突破していきました。このときに様々な名言が生まれたわけですが、思い出すだけで元気が湧き上がります。詳しくは実際に読んでみてください。

正直、MAJORは私にとってのバイブルであったので終わってしまったのは残念で仕方ありません。しかし、これからも落ち込んだときなどに読んで自分を奮い立たせようと思います。