…頭が痛い！

私の故郷はフクシマ県の会津地方の田舎町だ。
世界的に故郷の名前フクシマが、一躍悪名轟く所となってしまった。
残念でならない。
それ以上に、一向に収束の兆しすら見えない原発事故には…頭が痛い。

ここのところ、テレビでは避難所生活の様子が多く映されている。
当たり前だが、出演の了承をしてくれた方々が映されているだけ。
私が見て来た避難所生活はもっと過酷で辛いもの。
そんな光景にしか、私の目には映らなかった。
「こんな状態では、カメラを向けられても困ってしまうだろう？」と言う感じだ。
誰だって、着の身着のままの寝起き姿の様なところは映されたくないはず。
そのストレスに同調してしまい…頭の痛い思いがした。

自民党の谷垣総裁は、菅首相呼びかけや自民党内の一部に積極論のある両党の、『大連立』について、「政策のすり合わせもないところでの連立はあり得ない。野党として震災対応の協力をきちっとやる」と述べた。
冒頭に真っ向否定では、震災協力と言っても歩み寄りに時間がかかってしまう。
歴代の総理総裁に会って伺いを立てているようだが、いったいあれは何の為のパフォーマンスなのだろう？
今年９２歳の中曽根元総理などは、何が言いたいのかわからなかったし、それ以前に何を言っているのかすらもわからなかった。
政治の主権争いの為の茶番なら、直ちに止めて頂きたい。
全く持って時間の浪費でしかない。
本当に国政は、事態がわかっているのだろうか？
ただただ…頭が痛い。

ナベツネが１２日のプロ野球開幕について発した言葉が、「いいんじゃない。もう、しゃあない。ガーガー言ってんだから。電力の問題とかいろいろ何も考えないで文部（科学）大臣の何とかっていう…、副大臣か。俺はこんちくしょうって怒ったけど」と話していた。
『こんちくしょう』って何でこう一言多いんだろう？
ほとんどのプロ野球ファンから、『こんちくしょう』って思われているのはあんたなんだぞ？
残念で…頭が痛い。

私は立浪部屋が好きで、立浪親方が好きで、猛虎浪関のファン。
非常に残念だが、猛虎浪関は八百長力士として引退を余儀なくされてしまった。
関与認定の証拠になったのは、メールの内容や竹縄親方（元前頭・春日錦）の証言と言うもの。
その調査の詳しい経緯の説明がないので、我々大相撲ファンにとっても不透明のままに決められてしまった感じすらする。
結局はトカゲの尻尾切りで収束？
何か最初から特別調査委員会の、早稲田大特命教授の伊藤滋が座長で大丈夫かなとは思ってはいたが…？
何を喋っているのかよくわかんないし、パイプ加えて国技館入りはするしで、探偵気取りかあんたは？
どうでもいい事だが、あの寝癖もどうにかして欲しいし…？
余りにもみっともなくて…頭が痛い。

私のここ１～２年の忘れっぽいのには、ほとほと困っている。
この前はラーメン店に入り、自販機で食券を買ってそれをカウンターに出して食べ終えた後で、「すみません、おいくら？」と言ってしまい店員さんから呆れられた（苦笑）。
その日は家に帰って２度も風呂に入っている。
２度目に入ってから、「あっ、今日２度目だ」と気が付く有様。
頭痛が取れないから、忘れっぽくなってしまうのか？
いずれにしても、忘れっぽくて…頭が痛い。

私は今年になって頭痛のしない日はない。
昨年も頭痛のしなかった日は、３６５日の内で４日間だけだった。
ただでさえ頭が痛いのに、頭の痛い事だらけだ。
月曜日の朝は、激しい頭痛で身体が硬直してしまうほど。
かかりつけの線維筋痛症の先生から、神経脳内科を紹介してもらいその日の内に診てもらえる事になった。
目にライトを当てられ、「ライトを目だけで追いかけて」と言うので追いかけていたら、先生が看護師に、「明日、ＭＲＩは撮れるのか確認して？」と言っている。
「そんなに急な話？」と思ったら、更に頭が痛くなった。

…で、昨日の火曜日（翌日だ＝苦笑）にタイトル写真のＭＲＩ専門の病院まで行って来た。
ＭＲＩはこれまでにも何度か受けている。
狭いカプセルの様な中に入れられ、工事現場の様な轟音の中で行われる（撮られている）。
私は閉所恐怖症だが、逃げ場があれば狭くても平気。
カプセルは、頭の方からも足の方からも、いざとなったら逃げる事が出来る。
もちろん逃げはしないが（苦笑）？
でも中には、カプセルの圧迫感と閉塞感でパニックなってしまう人も結構いるとか？
それから、正に工事現場の様な五月蠅さでも、パニックになる人もいるらしい。
逆にその工事現場の様な轟音の中で、寝てしまう人もいると言うのだから大丈夫かなと思ってしまう。
大丈夫じゃないから、脳のMRIを受けているのか（笑）？
ところで私だが、３０分近くこのカプセルの中に入っているのだが、その中でこれしか思っていられなかった。
あぁ…頭が痛い（涙）。