七草ラーメン！？

今日１月７日は、『人日の節句』で、朝に七種の野菜（春の七草）が入った粥を食べる風習がある。
知ってた？
更にこの春の七草だが、芹（せり）、薺（なずな）、御形（ごぎょう）、繁縷（はこべら）、仏の座（ほとけのざ）、菘（すずな）、蘿蔔（すずしろ）を言う。
職業柄、やたら雑学だけは頭の中に詰め込まれている。
だから、七福神を覚えるような感じで覚えていた。
世界七不思議とか、七がキーワードになるモノって多いからね！？

ところが私は、草花には全く興味がない。
だから、七草の画面（えづら）となるとさっぱりわからない。
だいたい、花の名前も１０種類くらいしか言えないのだから…（苦笑）。
でもその中には、『世界で一番大きな花』のラフレシアは入っている（笑）。
ところでＳＭＡＰの歌った、『世界で一つだけの花』って何だろう？

今日は、家内が体調不良で寝込んでいる（みたいだ）。
長男はどこに行っているのやら…？
次男がリビングでボケーっとしていた。
「何か食べた？」と訊くと、「まだ！」と言うので、次男を連れて食べに出掛ける事にした。

「さて何を食べようか？」と表に出て思い出したのが、江口寿史先生のマンガで紹介されていた西荻窪のラーメン店、『はつね』だった。
絶対に行こうと思っていたラーメン店なので車に乗り込んだ。
今年最初のラーメン。
今年、“はつね”！？…に引っ掛けているわけではないが、結果的に偶発的な洒落になった（困笑）。

西荻窪に着いたのだが、見覚えのある街。
ところが、西荻窪など何らかの用事がなくては絶対に来ないところ。
「何故だ？このデジャブーの様な感覚は？」と思っていたら、やっぱりラーメンを食べに来た事があった街だった（苦笑）。

店の前まで来たら、４人ほど人が並んでいる。
「昼時だから？」と思ったのだが、中はカウンターの６席だけだった。
暫く待って中に入り次男は、『焼豚メン（写真下）』を注文し、私は、『タンメン（タイトル写真）』を注文した。
七種くらいの草（野菜）が入っているから、七草粥の代わりで七草ラーメン。
オチになっていない（照笑）？



ところで今日は、七草粥を食べる風習があると言うのは冒頭でも触れた。
邪気を払い万病を除くと言う意味なのだが、そんな風習のほとんどを無視して生きて来た私にはどうでもいい事。
『邪気よ来い♪早く来い♪』ってなもんだ。
でもこの、『七草ラーメン（タンメン）』で代替出来ていない（笑）？

そんな事はどうでもいいけど、ここ、『はつね』のタンメンだが美味し。
流石に江口寿史先生、いいところをついている。
タンメンで美味いと思ったのは、南麻布にある、『中華料理 大宝』以来。
食べ終えて自宅へ戻り、次男を降ろして私は仕事へ。
車の中で、「あ～あ、今年も結局填ってしまうな～ラーメンに！」と呟いていた（苦笑）。