黒猫クロゴのひとり言

自宅の農業作業を分かりやすく紹介しながら、ときおり趣味の話やボヤキを織り交ぜた自由気ままなブログ

今のところは順調ですが

2008年08月23日 20時50分14秒 | 仕事
天龍米は今のところちょっと背丈が高いので、強い雨や風で倒伏する可能性が残ってますが、その他には特に目立ったことはないのでとりあえずは順調に育ってると思います



農家は集落で環境を保全していくために、『農地・水環境保全対策』という国から補助を得て様々な事業を行っています
最近農道や集落の入り口なんかに花が植えられてたり、減反に花なんかが植えられていたらほぼ間違いなく農地・水環境保全対策の一環と言えます
私の集落でも様々な事業が盛り込まれていますが、花を植えるほかに『天龍院沼』や農道の草刈りをしたり、農道の補修したり、子供たちと一緒に魚釣り(ざっこつり)したりしてます
その他にも減化学肥料・減農薬として田んぼに看板を立ていつのも、その事業の一環なんですよ
ちなみに私の場合はもともとECOファーマーなので何年も前から実践してるんですよ



田んぼになるべく除草剤を使わないようにしているので、どうしてもヒエなどの雑草が生えてきます写真の真ん中にあるのがヒエの穂なんですが、放っておくと種を落としてどんどん増えていくので、今のうちに手で根っこから引っこ抜いてしまいます
これも環境保全型のECOファーマーとして当前のことなんですけどね

        

今日で間断灌水が終わったので、田んぼの排水から水が抜けるように板を外してきましたちなみに間断灌水とは稲刈りのときにコンバインがぬからないようにするために、田んぼに一度水を入れたら乾燥して田んぼの表面が固くなってひび割れるまで水を入れない灌水(水やり)方法です

        

写真が水を抜いているところです
今の時期は雨水以外はほとんど水を入れてないんですが、ここ数日の雨でかな水が溜まっていたのでちょうどいいタイミングでしたね
本当は稲のためには稲刈りするギリギリまで水を入れておいた方が良いんですが、そうするとぬかってコンバインで刈り取り出来なくなるので、そのためにも今のうちに田んぼを干して地面を固くしておく必要があります



これ何の写真だと思います
実は先日ソバの種を蒔いた後に大雨が降って水浸しになった畑です



前にもソバは水気がありすぎると育たないって言いましたが、ここの畑が良い例で雑草だらけでソバはほとんど見当たりません
酸欠で枯れてしまったものもあれば、芽が出てこなかったりと、こうなったらもう諦めるしかないんですよねぇ
やっぱりソバは排水の良い場所に植えるのが一番ですね


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2 コメント

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そば (さっと)
2008-08-26 06:45:13
水不足のときに、ケカチになると、ソバの出番ですが、今回は「逆バージョン」ですね!
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さっとさんへ(携帯からの投稿) (黒猫クロゴ)
2008-08-27 07:20:05
『ケガチ』って言葉がどうしても分からなかったので父に聞いてみたら凶作だって事らしいですねこれでようやくスッキリしました
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