これは、富戸・港の漁協側の堤防の先端下3mにあった珊瑚のてっぺんに、毎年夏から秋にかけて見られたテンクロスジギンポです。
何年か同じ穴で見られたのですが、毎年若い個体でしたので、一匹の個体がずっと住んでいたのではないと思います。
もっとも、このテンクロスジギンポは何年も生きていられるんでしょうか?
残念な事に、この珊瑚が生育していた岩も、港の中を浚渫した時にどこかに運ばれてしまい、まったく見る事が出来ません!
富戸で港の中のスロープからエントリー・エキジットをしていた、十数年前のことですからね~・・・
港内の底の石には、びっしりサンゴイソギンチャクなどが生育していて、クマノミやミツボシクロスズメダイ、ソラスズメダイ、オヤビッチャなどの幼魚なんかが沢山見られました。
今は、港内では潜れないようですが、昔の様に復活しているのでしょうか??
もう一度、ジックリ、ゆ~っくり、港内で潜ってみたいクーなのでした。