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続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

マツカサウオ

2009-10-29 | 富戸

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これは、富戸・脇の浜のゴロタで出会ったマツカサウオの幼魚です。

2cmあるかないかの小ささでした。

成魚になると鱗がもっとバリバリに大きくなって、古代魚(見たことないけど・・・)みたいになっちゃうんですよ!

このマツカサウオ、ご存じの方はご存じ(当たり前で~す!)でしょうが、もしかしてご存じない方がいらっしゃるかも知れませんので書きますが・・・

顎のあたりに発光器(発光バクテリアを取りこんでいる)を持っていて、暗闇では蛍のように光るんです。

深海魚ではよく発光するのがいますが、浅海では珍しいですよね!

この魚も、西伊豆・雲見の水中洞窟には結構多いように思えますので、暗い場所が好きで生活しているんでしょう。

発光しているところを実際に見てみたい方は、是非水族館へ行ってみてください!

水族館って面白くて為になりますからね~!!


クマドリカエルアンコウ

2009-10-28 | 富戸

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これは、富戸・ヨコバマのゴロタで出会ったクマドリカエルアンコウの幼魚です。

このクマドリくん、富戸ではちょっと珍しく、かなり本数を潜っていても2~3回しか見ていません。

全部幼魚だけで、成魚は一度も見ていません。

体色はこのパターンが多いですね!

水中写真を始める前に見た個体は、白地が薄い茶褐色だったような記憶があります。

しかし、こんなに綺麗で、可愛くて、個性的で、面白いと、自分の部屋に置いておきたくなってしまいますよね!

魅力的なお魚さんですね!!


ベニカエルアンコウ

2009-10-24 | 他の水中生物

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これは、富戸・ヨコバマで出会った、ベニカエルアンコウの幼魚です。

これも3cm程度の大きさで、カイメンの隙間にスッポリ収まっていました。

カイメンの中には、よくカエルアンコウ類が入り込んでいますので、必ず覗いて行くのですが、この時は小さいのと色も殆ど同じでしたので、危なく見逃して通り過ぎてしまうところでした。

前出のカエルアンコウは、砂地で出会うことが多いのに対して、このベニカエルアンコウは殆ど岩場で出会っています。

伊豆半島ではどこのポイントでも見る事が出来ますね!

体色も多くあって、中でもベニカエルアンコウらしいのは、東伊豆・八幡野で出会った個体で、

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どうですか?標本になりそうなベニっぷりでしょ!?

ダイバー(人間)の目で見ると、「なんでこんなに目立つ色をしているんだろう??」って思うかも知れませんが、これは立派な擬態なんだと思いますよ!

体はダイダイカイメン、ピンクのカイメンまで重ねて付けていますね!

本物はこんな、

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カイメンなんですが、通りかかった小さな魚などには、本物のカイメンなのか?ジッと動かないベニカエルアンコウなのか?と言う区別はつかないのではないでしょうか!?

そこで、エスカ(疑似餌)でもフリフリされたら・・・・

近寄って食べに行ってしまいますわな~!

自分が食われちゃうとも知らずにね~~

くわばら くわばら  ?(@_@;)〟

完全な、おとなになると・・・

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以前にもupした個体ですが、ここまでになると迫力さえ感じますね!

カエルアンコウ類は、いいよな~~!


カエルアンコウ

2009-10-23 | 大瀬崎

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これは、富戸・港の堤防下のテトラポッドとテトラポッドの隙間にいたカエルアンコウの幼魚です。

3cmくらいの大きさで、初め見つけた時には2匹並んでいました。

この日は底までウネリがあって、気をつけて近寄ったつもりでしたが、ウネリの流れでスーッと寄ってしまい、1匹はテトラポッドの奥に入ってしまいました。

この個体も、歌舞伎の大見えをきっているのではありません!

逃げようとしたけれど、やはりウネリに捕まってしまいパニクっているって感じですか・・・?

「ちがう、ちがう」と言っているようにも見えますが・・・・

なにはともあれ、幼魚は黄色も綺麗で可愛いですよね~!

カエルアンコウは砂地で出会うことが多いんですが、

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これも富戸の砂地で出会ったカエルアンコウの成魚です。が、幼魚とはだいぶ印象が違いますよね!

西伊豆・大瀬崎の湾内でも

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若魚のカエルアンコウに出会えました、離れた所にサビハゼが数匹いて疑似餌のエスカを振っていましたよ!

なかなか捕食の瞬間を目撃するのは難しいですね!!

まだまだ潜りたりないクーでした!


コスジイシモチ

2009-10-21 | 富戸

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これは、富戸・マエカドのソフトコーラルに付いていた、コスジイシモチの若魚です。

富戸では普通に出会えますが、数は多くありません。

ヤライイシモチやキンセンイシモチなどと、ちょっと似ていますね!

若いので、スマートで縦縞もスッキリしていますね!

完全に成魚になると、こんな風に

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ぽってりして、やっぱ中年の風格が体形に出ていますね~!

中年太りのクーとしては、「人の振り見て我が振り直せ」と、我がメタボ腹を疎ましく摘まみあげた次第です。

「毎週潜っていたときはこんな腹ではなかった…」と、風呂上がりに鏡の前で、昔を懐かしむクーでありました!!

(^◇^)

なぜかこんな歌を口ずさんでいました。

『♪あの ♪すばらしい は~ら~を ♪もういちど~』

フォークルって知ってますかぁ?


メイチダイ

2009-10-20 | 井田

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これは、富戸・港の真ん前の砂地で出会ったメイチダイの幼魚です。

5cmくらいの大きさで、見た通り白地に独特の黒い線が体中にはしっています。

特に、目に一本ハッキリとした線が通っていて、名前の由来になっているようです。

西伊豆の井田でも、2~3cmのこんな

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小さいのが居ましたよ!

このメイチダイは、幼魚もたまにしか見かけませんが、成魚はもっと見かけませんね~!

成魚は見てはいますが、あっという間に泳ぎ去っていきましたね!

写真には撮っていないと思います。

撮れていないと、撮りたくなるのがクーの癖

いつか撮らせてもらいますよ~!!


ノコギリハギ

2009-10-19 | シパダン

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これは、富戸・ヨコバマで出会ったノコギリハギの幼魚です。

夏から秋にかけて、個体数は多くはありませんが毎年見受けられます。

この体色と模様は、毒を持っているシマキンチャクフグにそっくりで、まさに「擬態」ですね!!

シパダン島で出会ったのも、富戸と同じ色模様で、地域差みたいなのはないみたいです。

Sip

こちらは、若魚ですかね!?

あの尖がったおちょぼ口を、人差し指でちょんちょんと突いてみたくなっちゃいますね~!

幼魚って、かわゆいよな~~!!


アオサハギ

2009-10-17 | 伊豆大島

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これは、富戸・ヨコバマで出会ったアオサハギの幼魚です。

このハギの仲間の幼魚も、フグの仲間の幼魚と可愛らしさが似ているところがあって、見つけるとつい撮ってしまいますね!

このアオサハギも、色・模様が個体によってバリエーションがあるようで、伊豆大島で出会った個体は、

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こんなでした。

大きさが違う(富戸のは1cmぐらい、大島のは2.5cmくらい)ので、色・模様が変わってきているのかもしれません!

ところで、この小さなアオサハギの幼魚が夜寝ているところを見た事がありますか?

自分が身を寄せているヤギ類の端っこを、このちっちゃな口でカプッと噛んで、うねりに身を任せて右に左に翻弄されながら一夜を過ごすんです。

ナイトダイビングではなくても、水底までうねっているときには、昼間でも口にくわえて必死に体制を崩すまいと鰭を動かしているところを見る事がありますよ!

けなげで愛おしくなってしまいます!!


那須の秋2009

2009-10-15 | 那須

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これは、福島県南会津群下郷町に去年出来た、「道の駅しもごう」の裏庭から眺めた山並みの景色です。

紅葉にはまだちょっと早く、山の木々は色が付き始めたところですかね!

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この辺りは、あと1~2週間たてば見ごろになりそうでした。

今は、ススキがいい感じに風にそよいでいましたよ!

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こんな風にね!

那須へ帰る途中の、西郷村の「キョロロン村」付近の山道には、熟した?紅葉の木々がちらほらと見うけられました。

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ねっ!なかなかの熟しっぷりでしょ!?

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これだけ紅葉っていれば、クーは満足満足!!

むかし食べたアケビが懐かしくて買って帰りましたが

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記憶していた甘さとは、ちょっと違った口当たり。

クーの口が肥えたのか?このアケビが外れたのか?

まぁ眺めているぶんには、初秋の趣を味わえる一品ではありますね!

秋の奥山の木々の色使いも、いいよな~~!

これで、鹿でも啼いてりゃ

声聞く時ぞ 秋は悲しき・・・

な~んてね!!


アミメハギ

2009-10-10 | 大瀬崎

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これは、伊豆大島で出会ったアミメハギの幼魚です。

この個体は、体が白い点々で覆われていて、別の種類に見えます。

綺麗でしょ!?

体の色模様には、いくつかバリエーションがあるようですよ!

このままの模様で成魚になれば、結構綺麗な個体のアミメハギになるでしょうね!

富戸・脇の浜で出会った成魚(若魚?)はこんな

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白地に黄褐色の縞模様がはいっていて、これらの写真を見ていると、自分のまわりが白いと体も白っぽくし、黄色いと黄色く変色しているようです。

カエルアンコウやタツノオトシゴなどは、環境によって体色を全く変えてしまうのは良く知られていますが、このアミメハギもそれが出来るんですね!