東方不敗のつぶやき

ジャッキージャンキー

ランチ・ウィズ・チャールズ

2006年02月27日 | 香港電影 2001
製作年度:2001
公司:
出演:與査理斯午餐/LUNCH WITH CHARLES
監督:マイケル・パーカー
出演:ラウ・チンワン、テレサ・リー、フランソワーズ・イップ

一言:"お誕生日"セールでレンタル半額だったので、こんなん借りてみました。他にドニー・イェン監督、"TWINS"ちゃん主演の『ツイン・ローズ』なんてのも借りたんですが、そちらはまだ観とりません。で、本作。香港とカナダの合作映画らしく舞台は主にカナダ、台詞は英語がメインで広東語少し。なんの予備知識もなく、別に期待もしてなかったんだけど、思いのほか良かった。広いカナダで、ラウチン、テレサの訳アリ夫婦のすれ違いっぷりが歯がゆく、観る者を"イライラ"させてイイんだなぁ~(笑) それにラウチンもテレサも上手い。そこに尽きるかな。他にジャッキーの『レッド・ブロンクス』やジェットの『ブラック・マスク』なんかに出てたフランソワーズ・イップも出てたけど、彼女全然キレイじゃなかった、まぁもともと好きじゃなかったけどね。それに引き換え、何気にお気に入りであるテレサのかわいらしい事~ この時点で三十路は超えてるはずだけど、とってもイイ!テレサ、最近は何してんのかな?また映画出て欲しいなぁ~ 一方のラウチンは、そのモサッとした感じが役柄にマッチしてて、異国の地での戸惑い、心細さなんかを絶妙に醸し出してて、見てて応援したくなったよ。白人のキャストには思い入れないしあまりどうとも感じなかったけど、カナダの壮大な大自然をバックにしたロードムービーとしても楽しめる。鑑賞後の後味も悪くなく、思わぬ拾いモノって感じかな。

ユン・ ピョウINポリス・ストーリー(香港極楽コップス 俺たちに明日はある!? )

2006年02月26日 | 香港電影 1986
製作年度:1986
公司:嘉禾(寶禾)
出演:神勇雙响炮續集/ROSA
監督:ジョー・チョン
出演:ユン・ピョウ、ロウェール・ロー、ベティ・ウェイ、陸小芬、チョン・プイ、ジェームズ・ティエン、ディック・ウェイ、鍾發、陳龍、タイポー、チャーリー・チョー、劉秋生、徐蝦、黄蝦、ブラッキー・コー、施介強

一言:原題によれば1984年に製作された『新ポリス・ストーリー(神勇雙响炮)』の続編ということになっていて、監督も同じジョー・チョン(張同祖)ではあるが、ストーリー上全くつながりはない。"ゆる~い"刑事コメディ、ってとこはまぁ共通してるけどね。実際相当なユルユル具合なんだけど、個人的にはコレ結構嫌いじゃないよ。DVDも持ってるしね。(って、見てはないですけど・・・汗) ユン・ピョウが主演してるものの、どちらかと言うとアクションは薄めでコメディの方に重きが置かれてた印象。ところが、このコメディ描写が見事なまでに"寒くて"、あまり笑えないんだけどね。でも作品の雰囲気は悪くない。出演者は意外とイイんですよ。私としては、ユン・ピョウとベティ・ウェイの組み合わせがかなりお気に入り。共に功夫の達者な"体育会系爽やかカップル"ってな感じで、ベティはユン・ピョウの相手役としては、誰よりもお似合いだと思う。このコンビで他にも主演作見たかったなぁ~ またユン・ピョウの相棒を演じる音楽家ローウェル・ローがイイ味出してて、彼もまた一時気になる存在だった。まぁストーリーは全く気に留まらなかったし、ホント相当にユルイくて、今の普通の人には見るに耐えないシロモノかもしれないけど、なんか個人的には偏愛する一作。あと、コレ脚本をあのウォン・カーワイが書いてるってことになってんだけど、ホントかね~?それから、当時の資料によると、当初本作は"ワイヤーワークの鬼"チン・シウトン監督による別作品として企画されてたらしい。完成した本作も個人的にはアリだが、正直なところ、チン・シウトンによるユン・ピョウ、ベティ主演作ってのも見てみたかったと思うよ。

"BASARA"ブーム到来!

2006年02月22日 | つぶやき
最近も相変わらずお仕事忙しくてやってられまへん・・・ でもそんな中、自分の中で新たなる"ブーム"がやって来ちゃったのであります。何と今回は少女マンガにはまってしまったんですよ、奥さん!リー先生がみまかられた"運命の歳"になったってのにねぇ~ ホント、困ったもんだよ・・・ まぁ内容はベタベタな"恋愛モノ"ってのではなく、少年マンガにありそうな"戦記モノ"なんですけどね。文明崩壊後の日本を舞台に、圧政に苦しむ人々を救うため一人の少女が立ち上がる、ってなお話で、日本各地を周って闘いの中に仲間を増やし、"時の権力者"に立ち向かっていくわけです。しかしながら、主人公はそれ程超人的に描かれているわけではなく、扱う武器も剣や弓なんかが主なもので、決して突飛な飛び道具なんてのは登場しない。そしてもちろん死んだ仲間が生き返るなんてこともなく、全体的にかなり真っ当に描かれてる。とにかくその世界観、ストーリー、キャラクター等全てにおいて完成度高いよ。もともとは少女マンガなので、出てくるのは"イケメン"ばっかで、そんな彼らのカッコイイ生き様やその名セリフの数々には何かしら心動かされる。さらに劇的な出会い、許されぬ運命の恋、なんかも描かれるわけだ。加えて"ラブコメ"チックなところもあるしで、とにかく楽しめる要素が詰まってる。ホント、登場人物達のキャラのたちっぷりは半端でなく、そのけれん味あふれる語り口ときたら、気持ちイイくらいに最高だよ。実はもうかなり前に、地方局の深夜アニメで放送されてるのをたまたま見て、その時かなり気になってたんだけど、少し前に"BOOKOFF"でコミックスが安売りされてるのを見付けて、何冊か購入したんですよ。で、最近になってようやく読み出したらあなた、見事なまでにはまっちゃって、足りない巻も買いに走り、一気に最後まで読んでしまった、てなわけです。そもそもの原因となったアニメ版も見直したいなぁ~ まぁ騙されたと思って、是非読んでみて下さい『BASARA』。はまっちゃうこと請け合いでつ!

夢中人

2006年02月20日 | 香港電影 1986
製作年度:1986
公司:徳寶(珠城)
原題:夢中人/DREAM LOVERS
監督:トニー・オウ
出演:チョウ・ユンファ、ブリジット・リン、楊雪儀、關山、エレイン・ジン

一言:香港映画に割と良く見掛けるように思う、輪廻転生、時空を超えた愛の物語。監督は美術監督として知られるトニー・オウで、なかなかキレイな映像を見せてくれる。そして主演は、ブレイク直前の"亜州影帝"チョウ・ユンファと、天下御免の"美的化身"ブリジット・リン様だぁ!ありそうでいて実はこれしかないこの顔合わせ。香港映画界が誇る大物2人の共演はさすがに存在感抜群で、それだけでも個人的にはもうかなり満足。そして、ラブ・シーンが結構激しいのですよ。ブリジット様が身体張ってココまでやってくれることはほとんどないので、ファンとしては嬉しくないこともないけど、ちょっとショックで複雑な感じ・・・ 一方のユンファに至っては、"ボカシ"の入る"エキ○ン"F○CKシーンまで熱演しちゃってまつ。(相手はブリジット様ではないけどね~) でもって、ブリジット様は古代のお召し物も、現代の装いもどちらもキレイで非常に魅力的。オマケに劇中の愛車は真っ赤なフェラーリときたもんだ!ユンファも見た目は他の作品以上にカッコイイんだけど、その指揮者姿はちょっと微妙・・・ あとはまぁどうでも良いことだけど、ブリジット様の父親役がロザムンド・クァンの実父だったりする。そしてとどめは、ラストに流れるユンファ&ブリジット様お2人によるデュエット。これが凄まじいまでの破壊力で、これまた良し!CD欲しい!!(笑) まぁとにかく個人的には結構見所多くて、幾多あるブリジット様出演作にあって、好きな部類に入る。こんなん書いてたら、久し振りに見たくなってきたよ~

スペクターX

2006年02月17日 | 香港電影 1986
製作年度:1986
公司:新藝城
原題:最佳拍擋 千里救差婆/ACES GO PLACES Ⅳ(MAD MISSION 4:YOU NEVER DIE TWICE)
監督:リンゴ・ラム
出演:サミュエル・ホイ、カール・マック、シルビア・チェン、サリー・イップ、王嘉明(小光頭)、ロイ・チャオ、關興、石堅、曹達華、ロナルド・レイシー

一言:1982年に公開された第一作から3年連続してシリーズ作が、地元香港の年間興行成績トップに君臨した、シネマ・シティ(CC/新藝城)が誇る看板シリーズ『悪漢探偵(最佳拍擋)』の第四弾。第一作登場以来、毎年シリーズ作が旧正月に合わせて封切られていたが、本作は一年の間おいて満を持しての登場となった。しかしながら、それまで無敵を誇った興行で、同時期公開となったライバル、ゴールデン・ハーベスト(GH/嘉禾)のオールスター映画『上海エクスプレス』に敗れ、さらに同年の夏休みには、ツイ・ハーク=ジョン・ウーコンビによる第一作にして後に伝説となる『男たちの挽歌(英雄本色)』が登場し空前の大ヒットを記録。本作『スペクターX』は年間興行成績で第三位に甘んじる結果になった。そうは言っても本作も、決して"最佳拍擋"の名に恥じない仕上がりだ。従来からのサム、カール・マック、シルビアの3人に加え、スター女優サリー・イップが出演し、彼らに負けない活躍を見せる。また、關興("黄師父")と石堅が顔を出し、その微笑ましい意地の張り合いは嬉しい見せ場となっている。映画の舞台は香港から南半球ニュージーランドへと展開し、スケールの大きなアクションも見られる。そして前作に続いて今回も子役の"小光頭"くんが大活躍して、作品を大いに盛り上げてくれる。個人的には十分楽しめたし、一般的な映画の水準は遥かに上回る出来だと思う。特に悪いところなんて見当たらないのだが、ただ時代が流れたということか・・・ 本作の3年後シルビア不在の中、サム&カール・マックの2人による、シリーズ第5弾『悪漢探偵5(新最佳拍擋)』が製作されるが、文字通り80年代の香港映画界を席巻した"最佳拍擋"シリーズは、事実上本作が最終作と言えるのではないだろうか。

上海エクスプレス

2006年02月15日 | 香港電影 1986
製作年度:1986
公司:嘉禾(寶禾)
原題:富貴列車/THE MILLIONAIRE'S EXPRESS
監督:サモ・ハン・キンポー
出演:サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ、ケニー・ビー、オリビア・チェン、ロザムンド・クァン、エミリー・チュウ、リディア・サン、林建明、リチャード・ウン、エリック・ツァン、ジェームズ・ティエン、ポール・チャン、樊梅生、林正英、ディック・ウェイ、シンシア・ロスロック、リチャード・ノートン、黄正利、倉田保昭、大島由加里、石堅、ジミー・ウォング、ラウ・カーウィン、マン・ホイ、李文泰、王龍威、フィリップ・コー、小候、鐘發、ユン・ケイ、ユン・ワー、チン・カーロウ、陳龍、ウー・マ、王玉環、關山、ビリー・ロー、ヤン・スェ、劉秋生

一言:1986年サモ・ハン監督によるゴールデン・ハーベスト(GH/嘉禾)の旧正月オールスター映画。オールスターの顔見せだけに留まることのないエンターティメント大作となっており、同時期公開となった宿敵シネマ・シティ(CC/新藝城)の看板シリーズ『悪漢探偵』第四弾、『スペクターX』を興行面で遂に打ち負かした。
実際、個人的にはコレ結構好きだよ。まずジャッキー以外のGH系スター総出演って感じの豪華過ぎる顔触れは香港映画好きには嬉しい。ジミーさんの"黄飛鴻"と石堅の"ライバル"が"富貴列車"に乗り合わせて丁々発止のやり取りを展開するとこなんて、"黄飛鴻"と石堅の関わりを知った今だからこそなお楽しめる。このシーン、もともとはオリジナル"黄飛鴻"の關興に出演依頼をしてたみたいなんだけど、關老はストーリー上"黄飛鴻"が悪人の人質に取られ連行されるという展開を良しとせず、出演を断ったらしい。カッコイイね~ ちなみに、關興と石堅の往年の因縁対決は、前述したライバル作『スペクターX』で図らずも実現している。あっちはあっちでその部分、かなり面白いよ。
で、香港映画のウリであるアクションもなかなかでユン・ピョウなんてかなり凄いことやってたし、相変わらずギャグはベタでバカ。(笑) あとは女優陣がキレイでまたイイんですよ。まぁこの頃の香港映画の王道を行く大作として、凄く良いと思いまするよ。

白銀は招くよ

2006年02月13日 | つぶやき
11、12日と湯沢へスキーしに行ってきました。昔は結構良く行ったものだけど、最近はなかなか行く機会も時間もヤル気もなくて、前回行ったのは2年以上前だったかな。そんな訳で今回は久し振りの雪山だったのだけど、やっぱスキーは楽しいね。腕も別に鈍ってなかったみたいだし~(って言っても、大したことはないんですけど・・・) しかしながら、山の上は寒かった。一日目は時折陽も射したりしてそうでもなかったけど、二日目は雪は絶え間なく降ってたしホント寒くて、途中で"もうイイや"って、下山しちゃいましたもん。まだ滑りたい気持ちもないことはなかったけど、やはりもう歳なんでしょうか・・・ 
ところで、今回泊まった所が川端康成にゆかりの宿らしく、いろいろとゆかりの品が展示されたりもしてました。なんでもあの"雪国"を執筆した場所らしいです。って言っても私は読んだことないんですけどね・・・ それでも何だかチョット得したような気持ちになったりなんかしたりして~ それで、温泉は気持ち良かったし、夜はカードゲームでお子ちゃまの頃と変わらず盛り上がったりで、とても楽しい二日間でした。非常に疲れて寝不足でもあったので家に帰って直ぐに爆睡したけど、今日は身体が重くて"お疲れモード"全開、なかなか"仕事モード"に切り替わらなかった・・・(汗) まぁあとは温泉にゆっくりと浸かったことで、長らく不調の"お○り"が改善してくれれば、言うことナシ!

P.S.
上村愛子は残念だったなぁ・・・
メダル獲らしてあげたかった・・・

運命の歳・・・

2006年02月10日 | つぶやき
また一つ歳を重ねてしまいました・・・
そして遂に"運命"の年齢に・・・
自分にとっての『燃えよドラゴン』のような何かを成し遂げられる、充実した一年に出来たらと思います。

コメントを頂いた皆様、誠にありがとうございます。
もはや誕生日なんて嬉しかない、なんても思ってましたが、こうしてメッセージを頂けるのは素直に嬉しいです。特別大きな病気や怪我、トラブルなく、曲がりなりにも生きてこれたことを、ウチの両親とこれまで出会いお世話になった方々に感謝したいと思います。
実は明日早朝より白銀の世界へと繰り出すので、個別の返事はまた改めてとさせて頂きます。ろくに睡眠取らずに出掛けることになりそうなので、怪我には注意しないと。それからこの一年は、"エクアジェシック"にも要注意だ!(アホ)

阿羅漢

2006年02月08日 | 香港電影 1986
製作年度:1986
公司:銀都
原題:南北少林/MARTIAL ARTS OF SHAOLIN
監督:ラウ・カーリョン
出演:リー・リンチェイ、胡堅強、黄秋燕、干承恵、孫建魁、于海、計春華、熊欣欣

一言:リー・リンチェイを筆頭に本物の使い手達が出演する"少林寺映画"第三弾にして、最終作。当時はよう知らんかったけど、監督は功夫映画界の巨匠(ロリコン・・・爆)、ラウ・カーリョンなんだよね。だけど別に映画からは、その辺の違いは分らなかった。むしろ前二作に関してはそれなりに記憶が残っているのに、コレはほとんど憶えてないのですよ。確かラスト、竹林の中での闘いで、リンチェイが適役の干承恵の首を刎ねそして鮮血がほとばしった、ってなシーンがあったような気がするんだけど・・・ まぁとにかく、面白かった印象もつまらなかった印象もないなぁ。リンチェイには個人的に思い入れがないから、リンチェイの映画見てもその程度の印象になっちゃうのかもしれないんだけれど・・・ ただ、この映画を最後に、リンチェイは我々日本のファンの前から長らく姿を消すことになる。まぁ実際にはこの後も地味に映画出演は続けてたみたいなんだけど、それを知るのはまた後の話。まさか90年代に入り劇的に我々の前に還ってくるとは思わなかったよ。そしてハリウッドにまで行ってしまうなんて・・・

"東京サミット"開催???

2006年02月05日 | つぶやき
昨日はしばらく振りに都内へとお出掛け。まずは昼より神保町にてお歴々と落ち合い、古本屋を散策。続いて新宿に移動しお約束の"ビデマ"漁り。皆様それぞれがそれなりに散財。そして私も例に漏れず。しかしまぁ私も、最近は随分とお財布の緒が緩くなったものだよ・・・ その後は某所にて、少し遅目の新年会。旧正月にちなんだってわけでもないが、昨年末以来の大先生方揃い踏みで、いろいろと良いお話をさせて頂きました。なんか私は調子に乗ってしまい、イイ加減な無責任トークを連発してしまったようで恐縮する次第ですが、個人的には今回も非常に楽しかったです。貴重なモノもいろいろと頂いてしまいましたし・・・ 皆様毎度ありがとうございます。
帰りの電車では、某氏と"香港映画オタク界"の行く末について話し合う。で、近々各地の"猛者"を一同に会し"東京サミット"なるモノを開催するとのネタで、二人で勝手に盛り上がる。(アホ) でもこんな風なのが実現したら、マジ面白いかも。まぁこんなんで盛り上がってるようでは、"脱カンフー宣言"実現は、まだまだ先になりそうなのだけど・・・ それから、"カンフーバーカーボーイズ"改め"イースタン・ヒーローズ(Eastern Heroes/東方英雄)"に呼称変更しようと、またしても勝手に画策中・・・(ホント、アホ)