ピース・ダイアリー

競わないで、奪わないで、争わないで。
分けあって、話しあって、助けあって。
この世が、そのようであったらいい、と。

ふたりの女性と

2007年02月05日 07時48分16秒 | 日記
 きのうの、シェルからの、父親の最期を伝えるエアメール。その死を看取ったのは、4人の子どもだけだったことがわかりますが、母親のことが書かれてありません。

 ふたりの息子と、ふたりの娘が成人したあと、かれは妻と別れたのです。つまり、4人の母親とということになりますが、そのあともうひとりの女性と暮らすように。

 ミリアムと離婚して、カリンと再婚ということになりますが、どちらの女性も病床を見舞うことはなかったのでしょうか。いつも、わたしがたずねてお世話になったのはカリンの家で、おふたりとも年金生活者。そして、どうやら、かれはミリアムに月々の生活費をとどけていたようです。

 あるとき、ひとり暮らしのミリアムをたずねましたが、長男と次男の家の近くです。「トールは、さびしそうにもみえますが、ね」というと、ミリアムも「わたしも、いつもロンリーで。いつか、もどってきてくれるといいのですが」と。

 ふたりの男女が、ひかれあうことがあり、はなれることがある。「いやあ、むずかしいことで」と、トールもいっていましたが。そして、そのトールのふたりの弟と、ひとりの姉とひとりの妹、どうしておられるか。では、また。