59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

病気の恩恵

2006-07-14 10:08:37 | Weblog
7月14日(金曜日)
以前に「人の輪」の題名のところで紹介した”ゆりりん”さんのホームページに私のブログを読んでのメッセージが載った。

”ゆりりん”さんは私がアメリカ在勤中にお世話になった通訳の女性のお姉さんだ。

エッセイの内容は病気になった人への一般的な心の持ち方を書いたものだが、一つ一つの言葉にうなずいて読んだ。さすがに長い間心の丹念をされ、人生相談や著作活動、アナウンサーなどの経験を積まれた人の言葉だと感心する。
「ちょっとしたことに感動する自分や、小さな親切に感謝がこみあげる・・」
病気になったせいか、歳をとったせいか確かにその通りだ。
”ゆりりん”さんは私の心の葛藤に少しでも役に立てばとの思いで、メッセージを発してくれたのでしょう。ありがとう!
私一人で読むのにはもったいないので、こうして紹介している。ぜひ、下記URLを開いて覗いてみて欲しい。
http://www.iii.ne.jp/usami/essei.html

今、私の周りには暖かく私を見守って、励まして、激励してくださる沢山の人達であふれている。とても幸せだ。
”ゆりりん”さん、増富温泉で知り合った温泉仲間や不老閣さんのお上さん、小さいときから学生時代までの昔の友達、一緒に仕事をした仲間、病院の先生、びわの葉温灸の先生、気功の先生、漢方薬友の会で知り合った人たち、近所の人、親戚の皆さん、そしてなんといっても妻をはじめ子供達家族。
病気は私にとって必要な人生経験だったのだ、と思えるようになった。
癌のおかげで人の優しさ、思いやり、自然の恵みのありがたさなどに感謝の気持ちが湧いてくる。

”ゆりりん”さんの言う、
”病気は"ありがたい体験"に変わるでしょう”
”あなたが今どんなにつらくても、「自分にはいいことが起きている」と信じてください。「この身を神さまに委ねよう」と覚悟してください。”
これらの言葉はとても意味深いと思う。

これからも心を強く持って、自分を信じて生きていこう。



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