59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

第4回 抗癌剤投与開始

2006-04-04 18:40:44 | Weblog
4月4日(火曜日)
今日から第4回目の抗癌剤投与開始。9時前に病院へ行き、血液検査の後、いつものように副作用防止薬をまず点滴で投与し、それからタキソテールを1時間かけて点滴で投与する。経口薬のTS-1も飲む。
投与が終って主治医との診察面談、といってもいつもと変わりなく血液検査の結果を聞き、「身体に変わったことは無いか?」「食欲はあるか?」といった質問に対し、「特に変わったことなし食欲はどんどん出てきている」と回答。主治医に「良いですね!」の言葉で次回の通院日時、検査日の確認等をおこなって終わり。
「途中でも何か変わったことがあれば電話してすぐに来院してください」と言われるが、「おそらく何も問題は無いでしょう」と答えた。
「天仙友の会」に行っても[不老閣」に行っても医者や治療方針に不満を抱えている患者さんが多いのに驚かされる。医者の考え、説明の仕方が一方的で患者の事を真剣に考えていない、医者は患者を自分の研究材料としか診ていないといった意見が多い。
その点、私の場合は最初にいろいろと厳しい質問攻めで確認した事もあり、私の納得の行く説明がされたので病院や主治医を信頼して治療をお任せしている。このような関係は治療を進める上ではとても大事な事だと思う。私の場合も臨床試験材料にされているが事前にきちんと説明されており納得して治療を受けている。少しでもこれからの抗癌剤治療のためになるデータが取れて役に立てればと思っている。
私は抗癌剤だけではなく温泉に行ったり漢方薬(天仙液)を飲んだり、びわの葉温灸をやったり遠赤外線マットに寝たり、霊波の光の神様にお願いしたり玄米主体の食養生をしたり(気功は3回ばかり通っただけで今は時間が無く行っていない)と癌治療に効果があると思われるものを、いろいろとやっている。これらの事は大まかには主治医も知っているが特に禁止される事もない。病院によってはこれらの代替治療を一切認めない病院もあるそうだから、治療の環境も私の場合は恵まれていると思う。
昨日の不老閣で知り合った肺がんの人も言っていたが、自分が納得いくまでは色々と調べたり確認したりはするが、いざ方針を決めたら、やはり自分を信じ、医者を信じ、全てを天にゆだねる気持ちで治療に専念する事が大事だと思う。