玄箱プロ買いました

2007-03-09 20:43:15 | 開発人生
 
※ 専門的な話は このリンク先 に書きました。

表街道を歩いてるパソコンユーザーなら一生目にすることはないだろうマニアックな商品ばかりを扱う 「玄人志向」 というブランドがあります。「サポートは一切しません。わからないことは自分で調べてください」という思いきったスタンスの商売です。先日ここから玄箱プロ(くろばこぷろ)というコンピュータの新製品が出たので買いました。力餅食堂のサービス券と比べると小ささがわかりますね。

TVCMでご存じかと思いますが、たいていのパソコンの頭脳には「インテル」という会社の部品が入ってます。でも携帯やニンテンドーDSみたいな小さなものにはインテルの代わりに「アーム」というのがよく使われるんです。アーム用のソフトを作るのにインテルコンピュータを使うことはできます(というか普通はそうします)が、しばらく仕事してるとあれこれ問題が出てきて技術的な壁にぶち当たりました。やっぱり餅は餅屋。アーム用のソフトはアームコンピュータで開発したいよ~。

海外から輸入すればアームコンピュータも手に入らないことはないんですけど、高くて大げさすぎるのであきらめてました。そんなある日、玄箱プロ発売のニュースが飛びこんできたわけです。なんとアーム内蔵だそうじゃないですか。タイムリーにもほどがあります。しかも「サポート一切なし」だからそのぶん安い。あんまり速くはないので、実はコンピュータというよりも高級な外付けハードディスクとして使う商品なんですけどね。でも一応はパソコンみたいにOSをインストールできるように作られてます。

「デビアン」という優雅な名前のOSをインストールしてみました。快適に動いてます。この土日で確定申告をかたづけて、月曜に税務署に行って、帰りに力餅食堂でカツ煮込みセットを食べて、そして火曜から玄箱でバリバリ働くぞー!

(´▽`)