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ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

フルフルフルール♪何がふーる?って歌いたくなる「オンフルール」

2012-11-01 16:57:33 | Normandie(フランス)
オンフルール。
それは、セーヌ川がそそぐ河口の近くの港町。
ルーアンから紅葉を見ながら車で移動。


おおっ!港っぽい!当たり前か、、、笑





お天気があんまりよくなかったけど、雰囲気がけっこうイイ!
そして、かなり観光客らしき人も多い。

人があふれるゆるい坂道を登って行くと、木組みの古い建物が立ち並んでいる。



そして、思わず写真を撮りたくなるようなお店も。



しかし、この木組みの建物、どう見ても歪んでいる?!
建物と建物の間に細ーい路地みたいな道があったりするんだけど、、、
この路地、歪んでるというか、建物が上にいくほど横に膨らんでいるというか、、、(笑)



歩いていて見つけたシードルやカルバドスなどのノルマンディ特産品を売っている店。



そう、ノルマンディはその気候から葡萄の栽培には適さないので、お酒と言えば、
シードルかカルヴァドス。
シードルは、甘口や辛口があって、微発泡しているお酒。
それをさらに蒸留・熟成したものがカルヴァドスですね。

まずは、ちょっと行ってみたかったかわいい雑貨屋さんへ~!
あったあった!


おおっ。ヴィンテージなお洋服とかが飾ってあってカワイイっ!

でも、、、雑誌に紹介されていたような雑貨はほとんど置いてなくって、
Vintageなお洋服や帽子やバッグのみでした。
後から入ってきた日本人親子がいたんだけど、、、、
小さな女の子が「えー、このお店こわぃぃぃ~」とつぶやいていて(苦笑)
確かに、アンティークで溢れていたので、ちょっと雰囲気ありすぎだったかも?
私が先に出て来たんだけど、その後すぐにこの人達も出て来て、
店を出るなり「写真と全然違うじゃん!」と吐き捨てるように言っていたのがちょっと笑えたw

歩いていると、けっこうアートなお店が多い。
ジュエリーやアクセサリーを取り扱うお店やオリジナルな木彫りデコレーションを売っていたり、
ギャラリーやアトリエがあったり。



シードルなどを売ってるお店も多く、この店がなんか良さそうなので入ってみた。





中は、美味しそうなノルマンディ特産物で溢れていて、どれも素朴で美味しそう!
どれを買おうか迷っちゃうね!

これは、モツの瓶詰。


出た!ノルマンディといえば、塩キャラメル!




レジ横の大きなガラスボトルに入ってるのがカワイイ☆

ここでは、シードルを3本ほど購入してみたましたー!

ふらりと散策しながら、港の方に戻ってくると、、
おおっ!これは、予約が取れなかった、レストラン!


「サ・カ・ナ(Sa・Qua・Na)」という星付のお店。
どうやら、かのミシェル・ブラスや北海道のザ・ウィンザーホテル洞爺で腕を振るったシェフのレストランらしい。
そりゃー、2週間前に電話しても、連休だしムリだよね。。。
ザ・ウィンザーホテル洞爺、一度だけ行って食したことがありますが(わざわざ食べにいった)、
もう、言葉にならないぐらい洗練されていて、驚きの連続でした。
あー、食べたかったなー。

お店の前を通ったら、16時なのに、お客さんで溢れていました。
ランチ客が多すぎでまだ終わってないのか?
うーん、しかし、羨ましい。。。

この後は、エリック・サティの生家を見て、、、と思ってたんだけど、
急に雨が降り出して、近くのcafeに雨宿り。
あまりに雨が強く降っていて寒くなったのと、
ダーリンに「サティってダレ?」と言われた一言で、行く気が失せてしまいました。
まぁ、私も別に特に大好きっってわけでもないしね。。。苦笑。

でも、オンフルールは、とってもよかった!
また行きたいですね。夏とかw

さ、この後は、ノルマンディ橋を渡って、Vieux Portへ行こう!
ステキなオーベルジュが待ってる!(はず)





======
◆Gribouille
ノルマンディの特産物を扱う店。
 シードルやカルバドスから塩キャラメル、サブレなどお土産探しにぴったり!
 店内は、以前ブロカントだったらしく、当時のオブジェがそのまま残っていてステキです。
 16,rue de l'Homme de Bois,14600 Honfleur
tel:02.31.89.29.54
営業時間:9h30~13h、14h~18h30 水曜日休み。
www.gribouillehonfleur.com




ノルマンディにお出掛けしてみた4連休。

2012-11-01 13:38:46 | Normandie(フランス)
11月1日と2日は大体のヨーロッパ中が祝日。
そして、3-4日と土日だったので、そう、4連休なのでしたっ。
なんの祝日かというと、、、フランス語だと Toussaint(トゥーサン)という「諸聖人の祝日」らしい。
キリスト教の祝日で、すべての聖人と殉教者を祝う日なんだって。
フランスとかだと、この日に亡くなった親族のお墓にお花を捧げる習慣があるらしく、
イメージでいえば、日本のお彼岸とかお盆みたいな感じなのかな。
大体このあたりは、学校とかが秋休みになって、1週間お休みだったりする。
昨今日本に定着した(?)ハロウィンも実はこの日のEVE(前日)のお祭りが由来なんだけど、
アメリカで発展(?)したモノで、完全にアメリカナイズされてしまい(苦笑)、
日本はもちろん、アメリカでも11月1日自体には特に何もしないらしい。
ハロウィンだけが盛り上がる、盛り上がるところだけ楽しむって感じが失礼ながらアメリカっぽいな~


でー、
めずらしく(苦笑)、私が旅行計画担当になったこの4連休。
リクエストは「ノルマンディ」ということで、
最初は、ふぅぅんという感じだったけど、、、
そーいえば、私が行きたかった場所が二つ、このノルマンディにあるのではっ?
と、気が付いたとたんにガゼンやる気を出したわけです。ハイ。

さて、そこはどこでしょう?ってのは、この続きを読んでもらうとわかります(笑)

旅行の予定は、こんな感じ。

1日目:ブリュッセルから車でルーアンへ。大体4時間ぐらいかな。
   そこからオンフルール(Honfleur)という港町へ行き、
   夜はVieux Portというセーヌ川沿いの宿で宿泊。
2日目:Beuvron-en-Auge(ブーヴロン・アン・オージュ)というフランスのもっとも美しい村の一つへ。
   午後は、Caen(カン)という大学生がいっぱいいて活気がある街に行き、
   ちょっと素敵なレストランで食事。宿泊。
3日目:Saint Vigorへ行き、林檎の礼拝堂を見学。
   そこから「チーズの道」を北上し、チーズ農場を見学。
   夕方にTrouville-sur-Merという海辺に行き宿泊。
4日目:Trouville-sur-MerでSavignacの絵を堪能。ブリュッセルへ戻る。

さぁ、この通りになるのかな?笑


まずは、一日目。

ルーアン経由、オンフルールへ。
ルーアンといえば、「ルーアン大聖堂」ですね。
印象派の画家モネがそのモチーフで30作もの連作を描いたというルーアン大聖堂。
印象派好きなダーリンとゴシック建築好きな私にとっては外せない場所です。

はい、ここがルーアンです。
おおっ。この教会をまさにモネが同じアングルでその眼で見て描いたのか!と
思うと、鳥肌が立ちましたっ!





だけど、、、薔薇窓が修復中のようで。ちょっぴり悲しい。

目の前にプランタンがあり、大聖堂の脇ギリギリまで最近出来たらしいH&Mとか入ってる建物が。
うーむ。大聖堂の向かいはものすごく古い木造建築なので、きっと、この辺りも
そんな雰囲気だったはずなんだけど、、、、これまた少し残念。

中はこんな感じ。


正直、中は、外を見た時ほど感動しない。



おそらく、ステンドグラスが長い時間の中で破損したりして、その後にしっかりしたモノが
作られなかったような。

ひととおり見たら、
とりあえず、オナカが空いてきたので、開いてる店を探して人通りのある方へ。

大時計が道の上にあり、ステキな花屋さんなんかあったりして。





そのまま突き進むと、
ジャンヌダルクが処刑された広場があり、ジャンヌ・ダルク教会が建っている。


このちょっと変な感じの建物が教会だが、、、海をイメージしたとか。全体を見ると、魚っぽい形で、
屋根とかうろこっぽいw
でも、時間が悪くて中に入れなかった。残念!

このあたりのお店、古き良きおフランスのシキタリどおりなのか、
12時から14時半ぐらいまで昼休み。
その時間帯に来ても、何も出来ない(笑)
そして、まさにその時間にふらついてしまった。



まぁ、一通り外観を堪能し、古いノルマンディ地方特有の木組みの家々を眺め、
次は、オンフルールへ!