蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

親父の言葉

2020-04-01 15:07:00 | 徒然
親父は幼い蟷螂の襟首を捕まえてよく言ったものです。
『戦争中のことを思え』
そういうか否やグーで殴られます。
贅沢わがまま一切不可。
学生時代のアルバムを見ながら、
『うちの大学は特攻が多かったんだ』
『コイツもアイツもみんな死んだ』
幼い蟷螂が理解できるはずがありません。
特に食生活で『戦争中のことを思え』と言われるのが辛かった。
本人は豆腐と合成酒。
蟷螂はなにを食べていたのか思い出せません。
思い出すのは脱脂粉乳とコッペパン。肝油。靴の底並みに硬い鯨の竜田揚げ。
いまなら猫の方がいいものを食べている。

今回の新型コロナウイルス禍。
国は稚拙なウイルス対策で後手を踏んだ尻拭い代を払うようですが、命あってのものだねでしょう。
まずは最前線の医療従事者への手厚い給与補償。
NYでは看護師の週給が100万円!
それでも人が集まらない。

日本は飲食店まで補償補償の大合唱。
命より金の方が大事。
それも自分たちが選んだ政治家の、稚拙で統率力のない、掛け声だけの愚策のために。
日本人は礼節を重んじる人種と思いきや、やはりマネーファーストなのです。
日本はいまや太平洋戦争以来の国難に立ち向かっている最中。
それをマスク枚で戦わせるのは、太平洋戦争時に竹槍でB29を撃墜させる的発想で、バカじゃ無いかと思いました。
そんなもの、タオルを口に巻けば済むこと。
それよりアビガンと体温計を配った方が気が利いています。

ここは解散総選挙で、ボンボン総理に引導を渡し、ウイルス戦時下の日本を再建できる政治家に国政を委ねるべきでしょう。




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