議会、峰、希望、新時代、雲雀、金蝙蝠となれば、煙草の銘柄の日本名です。
蟷螂はタバコをやめたのが子供が生まれたときでした。
タバコを吸って一家で身体を壊すことはないと思い、子供のためではなく、自分のためにやめました。
禁煙歴は38年になります。急にやめるというハードランディング。
やめた直後はニコチンの味がものすごくほしくなり、時々我慢しきれずに、シガリロを吸ったりしました。
でも、シガリロを家で吸うわけにはいきません。
なので次第にタバコと疎遠になり、気が付けば非喫煙者になっていました。
タバコの代わりに始めたのが飲酒です。
もともと飲めない方ではなかったのですが、20歳の時に急性アルコール中毒で運ばれ、以後酒は飲まなくなりました。禁酒歴は12年でした。
タバコをやめて酒を飲み始めるのはデブ一直線、体重が20キロほど増えてしまいました。
アルコールは摂取しましたが、元来が辛党だったため、おやつの習慣がなかったので、糖尿は一度もプラスになりませんでした。
そしてテレビで肥満の危険性を散々聞かされて、50歳あたりでダイエットに挑戦したら55歳で肺炎です。
一度小さくした胃は大きくならず、小食になったまま。すると58歳で再び肺炎にかかりました。
また、66歳になった途端に心雑音で僧帽弁閉鎖不全と診断されてダヴィンチで手術をしました。自費だったので禁煙で浮いた分を全て注ぎ込みました。
タバコの威力かダイエットのなせる業か、とにかくそのふたつが蟷螂の寿命を縮めたことは間違いありません。
教訓としていえるのは、歳をとってからのダイエットは危険だということです。
峰というタバコはしばらく吸っていました。
灰銀色のパッケージに峰と印刷されたパッケージが美しく、好きでした。
エポックも軽いということで、長期間吸っていましたが、たばこの害はニコチンやタールの軽さに関係しないといわれたのは、やめたあとでした。
そしていま、新型コロナウイルスに感染すると、喫煙者は悪化しやすいと言われています。
喫煙歴もよくないことは、志村さんの例を挙げるまでもないことでしょう。
昨日、ホリエモンとNIHの峰先生のテレビ対談をyoutubeで見ました。
新型コロナウイルスについての対談で、峰先生はかなり詳しく教えてくれました。
ひとつ印象に残ったのは、新型コロナウイルスは一本連鎖のRNA遺伝子なので、変異はしにくいのではないかということです。
となると、ワクチンさえ完成すれば、一気に抑え込めるというのです。
堀江さんはやはり経済最優先。
それに対して峰先生は取り合わず、淡々と、少々甲高い声でウイルス像を語ってくれています。
不学な蟷螂には勉強になりました。