スターウォーズが封切られたわけだが

公開初日に興収７億円！…映画「スター・ウォーズ」

滅茶苦茶好調な出だしなようだ。
アメリカでは宇宙戦争に押されて苦戦気味だと聞くが、今までのシリーズを見てきた人はほぼ確実に見に行くだろうし、また、混雑を避けるためにもうしばらく経ってから行こうと思っている客が多いらしい。アメリカでもかなりのヒットを飛ばすように思う。


それにしても、宇宙戦争とスターウォーズ、なんでこんなに名前が似てるのか。スターウォーズを邦訳したら宇宙戦争と被るじゃないか。直訳だったら被らないが、意訳されたら全く一緒。
宇宙戦争の配給会社は、何故「WAR OF THE WORLDS 」という原題を使わずに、あんな安っぽいSF小説のような名前を付けたのか。
まあ、名前を付けたのはH・G・ウェルズの作品を訳した人なので、配給会社を責めるわけにはいかんのだが・・・。

で、この宇宙戦争とスターウォーズ、しばしば両者は比較されるが、自分的にはスターウォーズの方が優れているように思う。
いや、優れているというか、話の規模からして問題にならない。

自分はウェルズのファンだけれど、そういった贔屓を入れてもスターウォーズの「サーガ」としての大きさには感服するしかない。

起承転結だけの物語ではなく、起承転結に起承転結を織り交ぜた叙事詩。

やはりスケールからいっても、映像技術の革新からいっても、宇宙人に対する捉え方（敵としてだけ捉えるのでなく、千差万別の書き方をして、味方も敵もいるという書き方）も、スターウォーズの方が一枚上手だと思う。


そういった色々な要素があるからこそ、スターウォーズには数多くの熱狂的ファンがいるのだろう。

宇宙戦争にだって良いところはたくさんあるけれど、やはりスターウォーズには敵わないと思う。

何しろ、ルーカスはこの作品をライフワークとし、命賭けてんだから。監督個人で見たらスピルバーグのほうが俺は好きだが、宇宙戦争に命を賭けているわけではない。
そこらへんの重みも含めて、スターウォーズは大きいと思う。




でも、自分は見に行けないんだろうなぁ・・・orz



そーいや、３POの中の人は全作通じて同じ人らしい。凄いなぁ。