花見川のサイクリングロードから
検見川の浜へ
ぼくはこの道を何度も往復した
花見川を右手に見ながら
海に向かって自転車を走らせると
川の情景も目に入ってくる
川の詩は意識しなかったのに
海の詩を書いているうちに
川の詩も自然に生まれるようになった
カモメと出会ってからは
花見川の印象は
ますますグレードアップしてきた
川の流れを見ると
海の干満も予測することができる
花見川は海への序章になった
花見川のサイクリングロードから
検見川の浜へ
ぼくはこの道を何度も往復するだろう