ソノひぐらし

よく食べよく寝てよく遊ぶ 我が家のつれづれ日記帳

卒業

2010年09月17日 | 康太
今日は小田原の二次歯科診療所へ行って
食べ方相談(摂食指導)に行ってきました。


この「食べ方相談」とは、
障がいのある方や発育の遅い方に向けて、歯科の専門医や保健士が
その方や時期にあった食べ方、食事の種類などを指導してくれるもので

前もって、普段の食事の摂り方や献立、食事の道具や様子を
用紙に記入したり、食事風景をビデオに撮って送っておきます。

すると、保健士さんや歯科医がそのビデオや資料に基づいて
「こういう献立にしたほうがいいですよ」とか
「次はこういう食べ物に挑戦しましょう」と言うアドバイスをくれるものです。


康太がこの食べ方相談を受けるのは三回目

前二回は町の保育園の園長・担任の先生と、
福祉課の職員の方も来てくれましたが
今回は私たちだけ。。
まぁ、それだけ康太も成長したということでしょう。


前回までは「主食は五分粥~軟飯くらい。副菜も刻んだりとろみをつけて」
「嚥下や咀嚼が上手にできるように訓練が必要」と言われていて
言われたようにお粥を炊き、康太の食べやすい大きさに
おかずを作ったりしていました。


今回、ビデオを見た先生からは
「スプーンも上手に持って食べているし咀嚼もうまく出来ている。
コップで水を飲む時はまだ音をさせているけど上手に出来ているね」
という評価をもらいました。

また、以前の指導があったからということもあったのですが


「こうちゃんは次男で、おじいちゃんおばあちゃんもいて
みんなに愛されていて、食事で『失敗させない』ように
みんなが気遣っているのがよくわかる。

でも、これからは失敗しても「自分で食べる」ということに重きをおいたほうが
いろいろなことができるようになると思いますよ。

例えばアメリカンドッグのような『一口で食べられないもの』を与えて
歯でちぎって食べるとか、そうやって食事を採ってみましょう。
ご飯ももう普通でいいでしょう。コレで卒業ですね」


と嬉しい言葉をくれました。


康太が産まれてからずっと
いろんなことが『始まる』ことはあっても「卒業」っていうのはなかったからね。
とっても嬉しいです。


ということで、相談から帰ってからはすぐに
康太の食事が「普通のご飯、普通のおかず」になりました。

いきなりハードル上げすぎ!ってちょっと思ったけど(笑)

食べることって、大事だし、とっても楽しいことだもの。
これから美味しいもの、一緒にいっぱい食べようね!


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1 コメント

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祝!!摂食卒業 (はる)
2010-09-19 13:52:34
 わぁ、すごいですねぇ。摂食外来卒業なんて!!

 こうちゃんがんばりましたねぇ。ママもきっとだいぶ楽になりますねぇ。

 すごいです。摂食外来卒業はいつもお子ちゃま見ている私たちにとっても、すごくうれしいことです。給食が普通食で出てくると「あ」と思います。

 卒業おめでとうございます。
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