研修会が行われた。
前期は司書教諭と司書、今回は司書だけの研修会だった。当市は小中全校に司書が配置されているので、約20人(女性)が出席。
私は今日休業日だったが、午後から研修会のみ参加になった。これも勤務扱いでカウントされるので2時間の勤務になる。
最初に「挨拶」・・・多分教育委員会関係者・・・やっぱり出た全国学力テスト最下位の話が・・・「国語」の読み取りには読書が不可欠なんですよね。
地元新聞にも関連事項の記事が連日掲載されている。(毎年、最下位の県が出るわけだが、過去の県はどう対応していたのだろうか?)
それにしても知事の「平均点以下の校長名発表」は大きな波紋になっている。
県内の教育委員会は来年に向けて汚名返上に必死だ。
「挨拶」に続いて、実技講習。
今回は「おすすめ本の紹介」・・・“講習”とあるが、各グループでお互いに持参した本を紹介し合う形式。相手が子供だと仮定してお薦めするわけだ。
資料は「秋・冬」がテーマ・・・各自考え抜いた本が紹介された。(事前に連絡なしなのでぶっつけ本番だったが、さすがプロ、皆さん上手だ。)
最後にグループで図書館運営についての話し合い・・・各校1人の仕事なので、こういう機会は有効に使わせてもらおうと、時間オーバーになるほど。
みんな熱心である。とても臨時職員とはいえないくらい頑張っている。各校で発行している図書館だよりも配布されたが、すごいの一言。
いつ作成するんだろうか?専任の教員にも劣らないくらい緻密な出来である。勤務時間内では絶対できないと思う。
新着の紹介本の表紙も縮小コピーの連続(?)できれいに印刷されている。所々にイラストも入っている。“文書デザイン”を勉強したのだろうか?
家に持ち帰って再度見直したが、真似できないよ~~
配布された子どもたちは大満足だろうな。家の人にも見せているんだろうな。「図書館は新しい本がいっぱいだね」って。
とにかく脱帽。今はブッカーで忙しいが、終わったら取り掛かってみる気持ちになった。
◆司書さんの情報「ブッカーも書店に頼めばやってくれるよ。但し、費用がかかるけど。」・・・予算の少ない学校には夢のような話だ。
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