九州山行最終日、6:30に起床して出発準備。
7:00から朝食を美味しく頂きます。
7:30にお世話になった料理自慢の宿を出発。
【11/10、宿-登山口-国見岳-五勇山-烏帽子岳-登山口-五家荘-熊本空港-羽田空港-昭島】
霧雨の中、狭い樅木林道を20km走行します。
五家荘では日中のライト点灯を推奨。すれ違い困難な林道を慎重に通過。
8:15に林道ゲート前に到着。地元住民の軽トラック三台とのすれ違いでした。
五勇山に登るというご夫婦の方とご挨拶。寝坊したので国見岳をパスしたようです。
霧雨の中、ウィンドジャケットで8:25に出発。高低差760mのビストン登山です。
ゲート通過後、林道歩きが続きます。ここで五勇山の名前に惹かれて周回登山に変更。
危険と書かれた旧登山口を通過し、8:35に新登山口に到着。
いきなりの急登になりました。木々を吹き抜ける風は冷たく雪になりそうな様相です。
30分程で緩やかな稜線で出ました。
旧登山口分岐点を通過後、9:20に上流側登山口との分岐点を通過。
上空に青空が垣間見えましたが、霧雨の様なガスが続きます。
緩やかな尾根道が続き、9:40にヒメシャラ八兄弟-1420mで小休止。
ガスの中、緩やかな尾根道が続きます。
鹿除けネット脇を通過。急登は無く、山頂まで緩やかな斜面を辿りました。
五勇山への分岐を通過、まもなく岩尾根のピークが見えてきました。
10:25に300名山・国見岳-1739mに到着。・・・これで300名山完登です・・・
国見岳(くにみだけ)は、九州山地中央部の向霧立山地に属する山である。標高は1,739mであり、
熊本県最高峰。九州本土では祖母山(1,756m)および市房山(1,721m)と並ぶ屈指の高峰であるが、
交通の便が悪い地域に位置する。日本三百名山、一等三角点百名山の一つに数えられる。
無人の山頂で冷たい風にさらされ、達成感もそこそこです。
小腹を満たし、10:40に次の五勇山に向かいます。
五勇山分岐を左折して縦走路を進みます。
緩やかな稜線で歩き易く、天空の遊歩道気分になります。
時折り見える谷間もガスの中です。風の冷たさは和らぎました。
11:35に笹道のような五勇山-1662mに到着。近くの岩場が山頂のようです。
いわれが有りそうな山名ですが未確認、名前に惹かれた五勇山は道端のような地味な山頂でした。
分岐点まで戻り、次の烏帽子岳に向かいました。ここから一転して岩尾根の登山道になりました。
単独男性とすれ違いご挨拶。烏帽子岳手前に下山路があるとのこと。
一部ヤブ漕ぎのような縦走路を進みましたが烏帽子岳まで下山路が見つからず焦りました。
すれ違ったペアに確認すると烏帽子岳の先とのことで一安心。地図を見せて頂いて助かりました。
まもなく烏帽子岳-1692mに12:30到着。
最後のピークも展望無し。朝方の五勇山に向かったご夫婦がこの先を下山中とのことで追いかけます。
まもなくご夫婦に追いつくと、赤テープに誘われて調査道に入り込み、山腹を徘徊させられたそうです。
烏帽子岳だけ登って帰るとのこと。左右に赤テープの脇道が見られ、林道交差が無数にある登山道でした。
別れを告げて林道交差11箇所の山腹を、赤テープを見つけながら下ります。
国見岳直登に使ったルートより迷いやすい登山道のようです。
13:40に烏帽子岳・五勇山登山口に到着。
高低差760m、5時間15分、27000歩の周回登山でした。3組5名の方とご挨拶。
身支度と荷物整理後、14時に出発。霧雨は続いています。
所々人家が見られる狭い樅木林道を戻ります。対向車二台で、舗装林道に感謝、感謝です。
帰路の途中にある五家荘の観光開始。
五家荘(ごかのしょう)は、熊本県八代市(かつての肥後国八代郡)東部の椎原[しいばる]・久連子[くれこ]・
葉木[はぎ]・仁田尾[にたお]・樅木[もみき]の5つの集落の総称。平家の落人の伝説で知られ、伝承によれば
平清経の曾孫たちが「緒方氏」を称して久連子・椎原・葉木を治め、菅原道真の子孫たちが「左座氏(ぞうざし)」
を称して仁田尾・樅木を治めたと伝えられている(『肥後国誌』には葉木を菅原氏系とする異説も載せている)。
5つの地域の支配者はそれぞれ地頭を称し、江戸時代にはそれぞれの村の大庄屋に任じられていた。
平家落人伝説を今に伝える山里で、五家荘のテーマ施設・平家の里410円を見学。
平家落人の守り神・鬼山御前が祭られ、紅葉に包まれた美しい施設でした。
樅木の吊橋(もみぎのつりばし)を見学。
以前は生活のためのかずら橋だったが、現在は地元の杉や栗の木を使った2つの親子橋となっている。
長さ59m、高さ17mの「しゃくなげ橋」から長さ72m、高さ35mの「あやとり橋」。
熊本空港に向かう狭い国道を進み、梅の木轟公園吊橋を見学。
ロープを使わない日本一の吊り橋、長さ116m。眺望は抜群です。
狭い峠を越えて50km先の熊本空港へ向かいます。
ガソリン満タン後、17:30に熊本空港に到着。
レンタカーを返却し、夕食後に20:30の羽田便に乗りましたが、羽田空港混雑緩和で20分の遅延。
やきもきしながら20分遅れで羽田空港到着。
電車を乗り継いで何とか24:30に昭島駅帰着。
1200kmの走行、二度のパンクを乗り越えて200/300名山達成です。
来年から各地100名山や日本1000名山を登ることになりますが、70歳までは現役でいたいですね。
次は初冬のロシア世界遺産の旅に出掛けます。
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