熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

甲信山行・黒姫山

2014年06月25日 | 登山

梅雨の合間を狙って200名山・黒姫山に出掛けました。

5:00に昭島出発。関越道-上信越道を走って信濃町ICから黒姫山西尾根の登山口に8:10到着。

【6/21、西新道登山口-古池-新道分岐-黒姫山-大池分岐-七つ池-大ダルミ-大橋登山口】

大橋登山口-1140mに駐車して登山準備。今日は高低差900mの周回登山になります。

8:30に舗装道を少し歩いて西新道登山口に移動。先行車は登山かタケノコ取りか。

 

池巡りコースを選択して山頂に向います。

  

午後3時の降雨予報までに下山する予定で少し急ぎます。

5分ほどで種池分岐に到着し、右折して立寄ります。

 

静寂なこじんまりとした池でした。

登山道に戻り古池に向います。

10分ほどで古池に到着。

 

大きな池で背景に黒姫山が聳えています。

 

左手に壊れた木道と湿原がありました。

水芭蕉は終わっておりアヤメが満開です。 

 

左手の湿原は広範囲に広がっています。 

 

右手の古池は、貯水池の役目を果たしているようです。

 

周回木道の途中から左折して新道分岐に向います。

 

緩やかな沢沿いの登山道を進みます。

木橋を渡って左手の斜面に入ります。

辺りにはタケノコ採取禁止の警告が頻繁に出てきます。

 

急斜面になり、少し高度を稼ぎます。

大きなカゴを背負った男性とすれ違い挨拶しても返答なし。タケノコ泥かと思ってしまいます。

 

辺りの笹薮ではゴソゴソと音がして熊と紛らわしい限りです。

9:40に新道分岐-1460mに到着。作業服を着たタケノコ採取の人達が休んでいました。

 

西尾根を直登する笹薮の登山道が続きます。

 

10:05にしなの木-1660mに到着。前後はタケノコ取りの人達で登山者は見当たりません。

 

やっと山頂への稜線になりました。

 

10:50にしらたま平-1970mに到着。

 

ガスで稜線からの展望無し。かろうじて古池が見えました。

時々日が当る笹原の稜線を進みます。

 

黒姫山の山頂が見えてきました。

11:10に峰ノ池分岐を直進して山頂に向います。

残り高低差200mを登り詰めて11:20に200名山・黒姫山-2053mに到着。

黒姫山(くろひめやま)は、長野県上水内郡信濃町にある標高2,053 mの成層火山。
南東方向より見た整った姿から郷土富士として信濃富士とも呼ばれている。
古くから信仰の対象とされている。黒姫というお姫様の悲話伝説(『黒姫伝説』)があり、山名の由来になった
と言われている。 また児雷也伝説の山でもあり、麓の野尻湖の近くには盗賊熊坂長範の伝承もある。

古くから登山の対象として東登山道と廃道となった南登山道で登られていた。山頂付近は展望がある。
『日本二百名山』のひとつに選定されている。信濃町を代表する山として『信州ふるさと120山』のひとつに
選定されている。黒姫山を含む北信五岳が『新・花の百名山』のひとつに選定されていている。
例年6月中旬ごろに開山祭、10月中旬頃に閉山祭が行われている。

 

ガスのため斑尾山-野尻湖方面の展望は無し。

小腹を満たしていると戸隠山-高妻山方面が少し見えてきました。

山頂には10人程の登山者がいました。11:30に火口原に向って山頂を下ります。

高妻山のとんがり山頂が確認できます。 

11:40に峰ノ大池分岐に戻り、右折して火口原の池巡りに向います。

崩落したジャングル道になり、倒木と苔むした滑る大岩を慎重に下ります。

 

ここで女性二人組とご挨拶。大ダルミからの西登山道を確認すると赤テープが明確で問題ないとのこと。
残雪による道迷いの不安が消えて、これで予定通りに周回ルートを下れます。

12:00に七ツ池分岐を右折。

残雪が残る湿った火口原です。 

12:05に火口原にある七ツ池に出ました。

湿地帯を進み幾つかの池塘を見学します。

12:05に七ツ池道標-1820mに到着。背後には黒姫山が見えます。

 

静寂な湿地原をしばし観賞。テント泊ができると素晴らしい所です。 

分岐まで戻り、峰ノ大池に向います。

 

すぐ先に峰ノ大池がありました。

峰ノ大池の背後は御巣鷹山(小黒姫) 。

 

心配した西登山道の残雪帯です。赤テープを頼りに倒木の間を慎重に進みます。

 

さらに残雪と苔むした大岩と倒木のジャングル道が続きます。

ここは放棄されたような登山道同様で、赤テープが頼りです。

13:00に天狗岩-1700mで休憩。連続する巨岩を通過する難所でした。

 

徐々に普通の登山道になり一安心です。

 

13:30に笹ヶ峰分岐-1600mに到着。

タケノコ取り通行禁止の警告を無視して直進します。

13:50に大ダルミ-1620mに到着。

 

大ダルミの湿原を見学。

木道等が無いため見られる範囲が僅かで残念です。

広い林道を進んで新道分岐に向います。

タケノコ監視員のテントがありました。見つかると没収されるようです。 

平坦な林道をさらに進みます。

いきなり道端に人面岩が現れました。

祈願するとご利益があるようです。

 

その先に新道分岐-1460mがあり 14:10に通過。タケノコ取りの姿は見当たりません。

大橋林道を進んで登山口に向います。降雨予報の15時までに下山できそうです。 

車が通行できる地点に出ました。ゲート許可車のみ入れるようです。

大橋林道脇の登山道に入りました。

 

また林道に出るとその先は長い林道歩きになりました。

小雨混じりになり、天気予報は当りのようです。

シカが一頭横切っていきましたが、カメラが間に合わず。

 

15:00に大橋登山口-1140mに帰着。

高低差900m、6.5時間、34,000歩の静かな湖畔巡りと密林歩きの山旅でした。

小雨の中、車に積んだ飲料水で体を拭いて着替え、15:20に出発。
信濃町ICから上信越道を走行すると一寸先も見えないような豪雨になりました。
30分ほど50km以下で安全運転。その後は小雨モードで関越道-圏央道を走って19:00に昭島帰着。

次は飯豊連峰の200名山・杁差岳に登山ツアーで出かけます。


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