
マレットフィンガー、
ご存知ですか?
マレットとは木槌(きづち:木製のハンマー状の物)
フィンガーとは指。
マレットの様になった指という意味。
「状態」を指すんですね。

マレット・フィンガーになった指の写真。
モデルは、私=おの卓弥です。
右手の小指の甲の方。
30年前に伸筋腱を完全断裂し
色々な事情で、そのまま放置する形になってしまって指が変形し
今にいたっています。
かなり不自由です。

手の甲側を、医学的には背側(はいそく)と呼びます。
そこには指を伸ばす腱(けん)である伸筋腱(しんきんけん)があります。
手のひら側は掌側(しょうそく)と呼びます。
こちらは指を曲げる腱(けん)である屈筋腱(くっきんけん)があります。

「第1関節」と呼ばれる関節は
医学では
DIP:distal interphalangeal joint:遠位指節間関節
と呼びます。
遠位とは
「より心臓から遠い位置」という意味。
反対の言葉は近位。
身体における
『中枢』と『末梢』という言葉と同じです。

マレット・フィンガーとは
★
DIP:distal interphalangeal joint:遠位指節間関節の伸筋腱が完全に切れてしまった:断裂した状態
の負傷のことを指します。

伸筋腱が完全に切れてしまった:断裂した状態は2種類に分けられます。
1:腱だけが、完全に切れてしまった状態
2:骨にくっ付いている部分が、骨ごとはがれて(剥がれて)しまった状態
2:の状態は、剥離骨折(はくりこっせつ)と呼ばれる負傷と全く同じです。

マレット・フィンガーは軽い負荷や原因でも発生します。
「え??!?こんな突き指くらいで??」
という場合にも、多く発生します。
もの凄く多いんです。
手術が必要か?
不要か?
この判断は
専門的に、慎重に行わなくてはいけません。
整骨院や、接骨院で治療するには
●医師
●病院
▲
こちらの指示・依頼があって、はじめて行えます。
それは
▼
骨折を含んでいるか?
という判断を、必ずしなくてはいけないからです。
これをしないと
患者様に、永遠に障害を負わせてしまうことになります。

外傷を治療する際には
負傷から大幅な時間が経過している場合
再度のチェックが必要です。
これを放置してしまうと
もともと持っている機能が
2度と回復しないことが多いのです。
だから、速やかに治療する必要があるのです。


一般的に診療・治療と呼ばれている行為は
柔道整復師=世の中で
▼
●ほねつぎ
●接骨医
▼
と呼ばれる『国家資格取得者』が行なうことは
「療養行為:りょうようこうい」
という呼び方であると
日本:国家が法律で定めています。
医療者として
責任ある情報拡散を目的に
この様な記事を書いています。
ここでは
一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します。

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