しょぼしょぼ治療記 

~子宮筋腫と子宮頸がん(腺がん)のあまり深刻でない治療記です~

高額療養費

2009-08-11 15:37:20 | 子宮頸がん治療(退院後)
高額医療費に関しての自己負担軽減の還付がありました。
これで、保険と合わせて治療費はほぼ補填されました。

ダンナさんともちょっと話しましたが、お金の問題じゃないよねーっと。
金銭的に黒字でも、病気になるとやっぱりやるせないよね、と会話をしました。

もらった額の倍払っても十倍払っても、失った健康を取り戻したい。もちろん叶う事のない願いですけど。

でもまあ、金銭的な補填ってやっぱり分かりやすくて、
自分の境遇に納得はできないけど、

「保険に入っててよかった」

いうのは、いささかの慰めになりますな。
ちょっと、通知をみてニヤニヤした私でした。

いやー、小さな幸せに歓びを感じないといけないですね。
お金の話だと、ちょっと生臭いですけど。

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術後二回目の細胞診結果

2009-08-07 21:06:51 | 子宮頸がん治療(退院後)
前歯の治療は、半べそかきながらの治療の結果、トーストした食パンくらいは前歯で噛みきれるようになってきました。
前歯3本、仮歯ですけどね。かっちょ悪いが、背に腹はかえられません。

まだ、フランスパンを前歯で噛んだり、納豆のたれの小袋を噛み千切ったりはできません。
早く色々前歯で処理できるようになりたいです。
この治療記に、歯の闘病記までは載せたくないものだ。


術後二ヶ月目の検診の、膣断端の細胞診(スメア)の結果が送られてきました。
7月24日に受けた検査の結果です。

「検査の結果は現在のところ心配ありません」

よかったです~、大変安堵。
これで二ヶ月目、クリアーだ!

いまはまだ、手術の影響で、身も心も完全には復活していませんが、この

「心配無いみたいよ定期便」

を繰り返し受け取る事で、
「あ、そ。また心配ないのね」
くらいの気持ちになりたいものです。

治療もちゃんと受けたし、ちゃんと検診もしている。
それでも不安はついて回ります。

でも、やれる事やって、あとは自分じゃどうしようもない事なら、「どうしようもない事」にあまり気を置かずになるべく笑って、気持ちよく生活していきたいと思っているですよ。


あ、代替療法とかって「どうしようもない事」に対しての解消法(解消するかどうかの証拠は無いが)とか、気持ちの持って行きかたとかを提示しているのか。
代替医療の治療(?)範囲が「どうしようもない事」に留まっていて、かつ苦しんでいる人からお金を毟り取ってやりまっしょ、ていうんじゃなければ、容認できるかな・・。

このあたりは、別のエントリーでも少し考えよう。

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癌の治療と代替医療

2009-08-05 17:26:23 | 癌とか治療とか代替医療とか
子宮頸癌治療中の人には辛い内容になるかもしれないので、行間を空けておきます。

























代替医療。

姉が余命の宣言を受けてから、それからの日々を過ごすのに必要だったものだと思います。
だって、現代医学は

「手のうちようがない」

と判断した時点で選択肢が無くなってしまいますもん。
遠からず訪れる死を受け入れて、余命の日々を過ごすか、じたばたしながら執行の日を遠ざける努力をするか。

そのてん、代替医療は最後まで希望の灯を見せてくれますし。
心を支える柱の一部になってくれるとおもいます。
まあ、これは責任を取らないが故の長所(?)かもしれませんけど。


心って、本当に繊細で影響の大きいもので、心に働きかけるのは反対はしないのですが。

本来の有益な治療からとおざけるような、極端な言質や、脅し、患者本人に責任があるかのような言い回しは、胡散臭くて仕方がないのです。

ただでさえ弱っている患者になんで反省を求めるのかと。
自分の主張を強化したいがために利用してるんちゃうかいな?
と、黒い私は思うですよ。

患者になっちゃって、今までの自分のライフスタイルや生活なんかを責めているアナタ。
あなたのせいじゃないので、楽にしたらいいと思うですよ。
あなたはわるくないです。

まったく、また散漫なエントリーになってしまいました。

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知ったかぶり子宮頸がん(0期での再発)

2009-07-31 17:03:28 | 子宮頸癌のこと(主に腺がん)
「知ったかぶり」の記述は、私が治療の中でドクターに訊いた事など治療中に知ったこと、ネットや本で知ったことなどです。  個人的な体験を含む情報ですから、ゆらぎや不正確さなどが存在することをお許しください。

私は再発や転移がたいへん恐ろしいわけでして。
医学的に
「そんなに恐れる事ないよ」
って確率でも、こわいです。
だからこういう治療(0期でリンパ節郭清)を選択したのですけれど。

このあいだの診察で、主治医の先生に再発の場所や確率について少しうかがいました。
一医師の見解ですが、ご参考までに紹介いたします。


「0期の再発は大変に稀だと聞いていますが、実際どうなんでしょう? 私は卵巣を残していますが、卵巣への再発と子宮頚部断端の再発はどっちが多いんですか?」

「僕はすべての事例を知っているわけではいないですが、ほとんどない、といっていいと思います。
まあ腺がんってこともあるし「絶対無い」はありえないですけど。
自分が知っているなかでは、0期の再発は頚部断端に一人聞いたことがあります。
再発発覚後、以前の病理検体をもう一度精査した結果、病変が基底膜をこえて浸潤している事が分かったそうです。
0期ではなかった、ということです」



そうか、やはり0期での再発はかなり稀なんでしょうねえ。
ただ、再発も病理検査の見落としも患者にとってはどちらでも、ショックな事にかわりがないこと。
人間に完全を期待するのは間違っていますが、自分の身に起きるとやっぱりもやもやしてしまうと思うのですよね。

とはいえ、卵巣再発の事例を主治医が経験がない事、頚部断端の再発も非常に少ない事はちょっと気分が明るくなりましたよ。
前歯の治療も、今後ながーく使えるように治療しなくっちゃね。

・・・。
痛いんですよ、ほんとに。
ここんとこ雑炊とうどんしか食べてないんですよ。
食い意地が張っているから、けっこうつらいっす。

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癌についてのブログ記事の紹介

2009-07-29 21:20:26 | 子宮頸癌のこと(主に腺がん)
ブログの記事の紹介です。
子宮頸癌だけではなく、(日本人の)癌全体に対してのエントリーですが、とても理解しやすかったものですから。
NATROMさん(お医者様と思われます)のエントリーです。
どうして日本は癌大国になってしまったのか?
他のエントリーも非常に科学的で興味深いものになっています。

堅めのブログですが、よろしければご一読を。私のエントリーはちゃんと論じた記事ではないのでNATOROMさんのとこにはトラックバックは送りません、失礼にあたらないといいんですけど

癌になった事について、
「あなたの(現代社会の)生活習慣が悪い」
「あなたの選択した西洋医学(西洋医学って言い方もなんだかなあですが)の治療が悪い」
という言い回しの代替医療を姉の治療中に山ほどみました。
自然な生活、体の望む生活(?)をしていればそんな事にはならない、と
今からでも遅くない、生活を改めれば癌は治る、と。

代替療法の皆さんは、何で病気になった本人に病気になった原因を帰結させるのか、と歯がゆくて仕方なかったのです。
その後悔を治療の情熱に振り向けたいのかもしれませんが、どうしてエビデンスのないものに向かわせてしまうのか、それをなぜ是としてしまうのか。

ちゃんと答えのないまま、ブログにだらんと書いてしまうのは申し訳ないです。
代替医療の一部に対して(代替医療すべてではないです)ぼんやりとした、批判の気持ちはあるのです。
が、代替医療を必要としている人がいるのなら、このような公の場(ネットちゅーのはそんなとこですよね)でネガティブなことを言うだけで悪い影響を与えそうな気がします。
じゃあかくなって?でもちゃんと批判しなかった自分に後悔もあるんですよ。

ぼちぼち書いて、自分の気持ちを整理していきたいんですよ、ほんとに。

うーんまた、散漫になってしまいました。

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