皆さんあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
例年、正月には1富士2鷹3茄子と目出度いものに関連したものをアップするように努力してきたのですが、今年は未だ鷹の仲間は撮影できていません。
そこで幸せを運ぶコウノトリに代役をお願いしました。
昨年は12月の天気が悪く雨が降ったり偶には雪が降ったりしました。雪が降っても暖かく、家の周りでは雪が面白い造形を形作りながら融けています。


融ける雪の造形
今朝も小雪です。柴山潟に出かけるとコハクチョウが寛いだり空を飛んだりしています。



コハクチョウは元気です
水面では例年通りヨシガモが見られます。

水面を漂うようなヨシガモ
空にはミサゴもいます。

餌場に急ぐミサゴ
先日、河北潟で左足に赤-青・右足に青-黄の足輪、左足に青-緑・右足に青-青の足環を持を持つ2羽のコウノトリを見つけました。


異なる色の足環をつけた2羽のコウノトリ
2羽はそれぞれに、田の通路、ハス田の中で餌を探していました。

畔のコウノトリ





ハス田のコウノトリ
これらのコウノトリは鳥友さんが私より早く撮影されており、彼によると左足に赤-青、右足に青-黄の足輪を持つのが名前が「りょう」 J0413のメスで、豊岡市2021年6月12日生まれ、左足に青-緑、右足に青-青の足環を持つのが名前が「はく」 J0493のオスで、千葉県野田市2022年5月12日生まれだそうである。

りょう

はく
昨年6月10,11日に、河北潟の人工営巣塔で2羽のコウノトリが営巣し子育てに挑戦したが失敗したことを報告した。この時も鳥友さんが黄、青2色の足環を両足に着けているのがメス(豊岡で2019年生まれ)、もう1羽、オスの足環は確認できていない(中国などから飛来)と報告してくれた。


去年のコウノトリの営巣
26日には地元の新聞に今回の2羽がカップルのように行動しているところを捉えた写真が載せられた。

コウノトリの北國新聞記事
足輪を見ると、2羽は我々が撮影したコウノトリ達だと分かる。カップルであってもまだまだ若いカップルで繁殖はしばらく待たなければならない。
28日には、手取川第3ダムでオシドリを撮影した。12日には、4羽を見つけたが明瞭な写真の撮影には失敗したと報告した場所である。


ダムの岩肌近くのオシドリ
今回は、2羽のオスと1羽のメスを比較的鮮明に撮影することができた。つがいと子供かもしれない。


ダム湖面を泳ぐオシドリ
コウノトリもオシドリも年の初めには縁起のいい鳥である。今年も頑張っていきたい。