新横浜 秀華楼でラーメンを

トップの写真は、店内に飾られている靴。
結構センス良くレイアウトされているんです。
店内、なかなかいいでしょう？



前回チャーハンがおいしい！とレポートした秀華楼。
チャーハンに付いてきたスープに惚れ込んで、
こりゃあ麺類もいいに違いない！
と、楽しみにしていたのです。

でも、ラーメンと一言にいっても、
ラーメン専門店中華料理屋の麺類は、ぜんぜん違う。
中国や台湾の人に聞いても、
『日本に行ったら食べてみたい料理は“ラーメン”』
と言うように、ラーメンというのは完全な
日本オリジナルの料理
であって、中華料理屋さんが出している麺料理とは、
やっぱり違うものなんです。
そんななかでの秀華楼のラーメン。
さぁ、いったいどんな感じなんだろう。



こいつが『ラーメン』700円だ。

え？前回来たときは、680円って書いてあったような気がするんだけど…

そういえば、メニューが新しく、綺麗になっているぞ！？
うひゃぁ、ヤラレタね。20円UPしてる！！

チェックしてみると、他のメニューの値段は上がっていない様子。
そっかぁ、ラーメンだけか。

ラーメンだけ

ラーメンだけ　ラーメンだけ

ラーメンだけ　ラーメンだけ　ラーメンだけ

僕が食べようと決めてから再訪するまでのわずか4日間で、

20円上がっちゃったわけね…

べつに700円でもいいんだが、
なんかすげぇ悔しい感じがする！！

そこで、このラーメン食べてから結構日にちたって、
やっと今日、書く気になったというわけです。
別にお店が悪いわけじゃありません。
ただ、ちょっとタイミングが悪かっただけなんです。。。

さて、気が済んだから、ラーメンの中身を。。。

シンプルなチャーシューとメンマ、刻みねぎのラーメンです。



ん？んん？んんん？？う～ん！！　　　　　　　　うまい！！

中華料理屋さんの麺って、ときどきなんだか粉っぽかったり、
妙に柔らかかったり、麺とスープがてんでんばらばらだったり
することがあるじゃないですか。
それが一切ない。

これは中華料理屋さんの麺というよりも、日本のラーメンの麺だ！

今回、初めてカウンターに座ったんですよ。
で、ご主人に聞いてみると、
北海道から取り寄せている玉子麺だとか。
ご主人、こだわってるんですねぇ。



ご本人も毎日昼に、麺を２つ食べるんだそうです。
いいね！毎日ご主人が２杯食べるなんて、
当たり前のようだけど、いい話じゃないですか！

なんか屋台の夜鳴きラーメンばりのシンプルさだけれど、
これは飽きの来ない味です。
やっぱりスープだねぇ。
創意工夫のあるオリジナルスープというよりも、
基本に忠実な真面目なスープ。
それでも、よくありがちな、化学調味料の味しかしないのとは、
全然次元が違います。

（あ、化学調味料使っているかいないかは、確認していませんよ。
　でも、口の中にあの味が残ったりはしない。清涼感溢れ、
　食べた後、胸ヤケせず、すっきり爽快なラーメンです）

個性強すぎて飽きの来るのも早いラーメンって言うのも
世の中には存在するけれど、
この立地・このお店の戦略としては、このラーメンは大正解です。



チャーシューは普通です（笑）

そして次は『秀華ラーメン』750円
さっきのラーメンとは別な日に訪問しました。

こっちはモヤシと韮、葱、そして挽肉入りのラーメン。
前回レポートの"にんにくチャーハン"についてきたスープが
やはり葱ニラ挽肉だったので、期待しちゃう。



うん。こっちもおいしい！
このお店のスープには、文句のつけようがありません。



とってもナチュラルで、透明感があって
身体にすううぅって浸み込む感じ。
安心感というか、信頼感というか、
真面目なスープなのです。



僕はこっちの『秀華ラーメン』の方が好きかな。
とにかくこのスープには期待しちゃうんですよ。
他にも角煮麺とか坦々麺なんかもあるから、
どんなふうに変化していくのか。楽しみだなぁ。
これからも順次紹介していきましょう。

わざわざラーメンだけを食べに行くって感じでは
ないかも知れないけれど、良い店だということは、
太鼓判を押しちゃうね。
とりあえずまだ一人で行くだけなので、
単品の炒飯とかラーメンしか試していません。
中華料理屋さんだから、沢山のメニューがあります。
これもだんだんと試してみようと思います。

この日は、お店のママさんが、
ジャスミン茶に桂花を入れてくれました。
中国の実家から送ってきたそうです。
吉林省出身とか。ちなみに料理人は大連出身だそうです。





僕も中華街の芳子さんのところで、
さんざん桂花買って使っていました。
桂花入り紅茶が大好きな僕にとって、
これは嬉しいサービスでした。
なんかすっかり常連になっちゃいまして、
奥の２人がけのテーブルに座っていた男性から、
『一緒に飲みませんか』と、声までかけてもらってね。
こうして人間の輪が広がるんだなぁって思いました。

最後に〆で五目炒飯いただいたのですが、
やっぱりここの炒飯は絶品です！
ご一緒した方も絶賛。その方のお友達にも、
ここの炒飯のファンは多いそうです。
これと手作り餃子は、
遠くからわざわざ食べに来る価値あるな。

ゴールデンウイークも、休まず営業。
皆さん、是非！！



秀華楼過去ログ

①ほわほわ白系炒飯

②にんにく炒飯