人形町 キラクでポークカツ

びっくりしました。
さっき、自分のブログを『キラク』で検索してみたら、
の日本一のポークカツの写真を、
このブログには、まだ掲載していなかったのですね。
ポークソテーは載せたのにな。
何度も食べに行ってるのに、なんでだろ。


ということで、ポークカツです。1,500円。
今から15年前は1,400円でした。
その頃僕が仕事していた場所は…



今はこんなお店になっていました。



このビルで、１階でお洋服＆雑貨のお店を経営し、
２階が着物のアトリエ、３階がオフィス、
屋上にお好み焼きのテーブルを置いて、
しょっちゅうパーティーやってるという会社でした。
懐かしいな。
キラクには、しょっちゅう出前をお願いしていました。
昼の予算は1,000円なので、いつもハンバーグ。
ときどきポークカツ。そのポークカツが、うまかった！！
キラクといえばビーフカツが有名なんだけど、
僕はここのポークカツこそ、ビーフカツを超える美味と
信じています。

昔は先代のおやじさんが揚げていたカツも、
今は元出前持ちの彼が揚げている。
時代だねぇ。僕も彼も、すっかり薄くなっちゃったなぁ。

でも、月曜日は店に入った時間がまだ５時台だったせいか、
お客も少なくてね。カツを明美さんが揚げてくれた。ラッキー！！

明美さんが使っていた包丁、もう砥いで砥いで、なくなりかけてるほど
小さくなっていました。

“何年ぐらい使うとそうなるんですか？”と聞くと

“そんな大したことないわよ、５年くらいかな”と。

包丁も毎日丹精こめて研ぐと、こんなになるんですね。
うちの包丁なんて、ぜんぜんダメじゃん！！
うちの奥さん、包丁砥いだことないぞ。
僕が見かねてときどきやってるけど。
包丁サビさせるなんて、悲しいもの。
うちの奥さん、掃除もしなきゃ、テーブルも拭かないからなぁ。
困ったものです。


おっと、悲しんでいてもしょうがない。
これがキラクのポークカツです。



僕としてはね、ちょっと違和感あるんですよね。
キラクのホームページに載っているポークカツの写真と、
見比べてみましょうか。



ほらね！

色は、僕のは携帯で撮ったから、まぁこんなものなんですけれど、
昔のキラクのポークカツは、もっと薄くて広かったのです。
最近のは、厚いんだ。
この前来た時も、そこが引っかかったんだよな。
僕は絶対、昔の薄くて、なおかつ細かく包丁入れたヤツの方が
好みです。
前回のときも、お店の次女のＫ子さんに、
思わずメール送っちゃいましたから。
丁寧なお返事をいただいて、さすがキラク！と、
改めてファンになったのですけれど。
そのときは、ただ『今までと違う！』って感じだったのですが、
今回、それがお肉のカタチなんだとハッキリ気付いたのですね。
なんとか元に戻らないだろうか。

でも！



お肉の質は、最高です。質以上に、熟成がいい！！
この熟成こそが、キラクのキラクたる所以。誰も真似できない
キラクらしさなのです。
これぞ豚肉！っていう幸せが、溢れてくる感じです。



ヒレ下のロースって、どの辺ですか？





ＲＵＭＰあたりが気になるなぁ。。。



そしてこれが、僕の一押しのマカロニサラダです。

足の臭いキャビンアテンダントのオレサマも、

日本一の人形師辻村ジュサブロー先生も、

キラクファンの皆さん絶賛のマカロニサラダ！！



絶品なのよ！ほんとうに、ただマヨネーズで和えただけに思えるんだけど、
なんでこんなに美味いかな！これは奇跡とも言えるでしょう。


それでは一切れ。。。




箸でつまんだところに注目！
つまんだところから、肉汁が溢れて来てるでしょ！！


もう、ポタポタ落ちるんだから！

いやぁ、なんだかんだ言って、おいしいことに変わりはない。
でもね、でもね、元に戻るといいなぁ。
あのカタチ、あの切り方。あれがキラクのカツなんだがなぁ。。。

今度行ったら、勇気出して聞いてみようかな。
お客さん多いときじゃ、ダメだよな。。。