バスティン研究会広島

バスティン研究会広島の活動内容

室内楽講座・第2弾 第1回(改)

2014年12月07日 | 室内楽講座
2014年12月5日(金)いよぎんビル7Fにて
待ちに待った、多喜靖美先生による室内楽講座の第2弾がスタートしました!
今回から、10:00~14:00の講座は、頷きまくりの4時間でした。
(2014年12月7日改:第2弾目からの先生方の曲をUPしました)


第1回目の今日は、ヴァイオリンとピアノのデュオ、そしてチェロとピアノデュオをレッスンして頂きました。
第一弾に引き続き、第二弾もヴァイオリンの田中郁也先生、チェロの柳橋泰志先生に演奏して頂きます。
第1弾を受講した先生方は、名曲31選の曲集から、第2弾から参加する先生方は、はじめの一歩から選曲して受講しました。

ヴァイオリン
メヌエット/ボッケリーニ



タイスの瞑想曲/マスネ


【はじめの一歩シリーズ】より
メヌエット/バッハ(ペツォールト)
スペインのダンサー/バスティン

アラベスク/ブルクミュラー



チェロ

白鳥/メンデルスゾーン


夢のあとに/フォーレ



【はじめの一歩シリーズ】より
無邪気/ブルクミュラー
不思議なランプ/バイエル

はじめての受講者の為にも1年前にして頂いた話を織り交ぜながら、講座が始まりました。
バイオリンとチェロの仕組みの相違点、ピアノと弦楽器の相違点など、色々と話を広げながら、今日出て来た話でとても重要だったのは「ハモリ」について。
「ピアニストの脳を科学する」という本の著者である、古谷先生の興味深い話をして頂きました。
要約してしまうと、ドミソの和音を感じ取る時に、単音を別々の(脳の)部屋で聴くのと、ドミソの和音を個体として一遍に同じ部屋で聴くのとで、音楽が大きく変わってくるというお話でした。

その「部屋」の話は、講座を通して何度も出て来て、その度に多喜先生が丁寧に細かい解説をつけて下さる事で、和音で捉える、と言う事がどういう事なのかが、よりハッキリと認識出来たように思います。


曲中での注意はこまごまとしているので、アンサンブルをする上で、参考になりそうな名言を少し、お裾分けしたいと思います。

「拍子の波に乗って弾きましょう」
「音を追って行くのではなく、波を作って流れを出して。波を共演者と共有して」
「和音が1小節ずっと同じだからと、1小節周期で感じて体を動かす事がないように。
もっと大きな流れを持って」
「頭は準備するけど、手は準備しない」


次回は、第1弾からの先生方は、今日一緒に演奏しなかった楽器の方をレッスンして頂きます。
(12月チェロ→2月バイオリン)
曲は、ボッケリーニのメヌエット、タイスの瞑想曲、白鳥、夢のあとに、となります。
はじめの一歩からの先生方は、ロシェロールのa tableau of piano trioから
Indian lore、daydreaming、parade、antique lace、the setting sunをレッスンして頂きます。
よろしくお願いします。



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2 コメント

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すごーい (京都の上)
2014-12-05 20:48:40
今西先生いつもありがとうございます*\(^o^)/
早ワザ~そしてわかりやすいです(≧∇≦)
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可愛らしく… (imanishi)
2014-12-05 21:12:37
京都の上さま(笑)
ありがとうございます♪( ´▽`)
ただ、前任の先生の可愛らしさを持続出来てなくって申し訳ないです。
返信する

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