彼女の頑張っている姿を見ていたら、我に返った。
「とにかく、ゴールしよう」という気持ちになった。
・Am9:15
しかし、両足が棒のようになった状態で立つのは大変。
この経験は、ウルトラマラソンやフルマラソンのゴール後と同じ。
ゴールするために、立ち上がった。
重い足でケベルに乗って、クリートを右足から入れた。
乗り出してみると、以外に走れることに驚いた。
・Am9:15
直ぐに「あと、1Km」看板が現れた。
「あと、1Km走れば休める」と思いながらペダルに力を込めた。
・Am9:15
速度が上がらずに、ほとんどの選手に抜かれた。
でも、リタイアよりもうれしい。
・Am9:16
最後のトンネルを通過した。
・Am9:16
トンネルを抜けると、沿道の声援が迎えてくれた。
遠くにフィニッシュと書かれたゴールが見えた。
全てを忘れてペダルに力を込めた。
・Am9:17
FINISHと表示されたゴールゲートまでもう少し。
全ての選手がスパートをかける。
・Am9:17
ゴォ~~ル。
・Am9:17
完走した喜びより、もう走らなくて良いというのがうれしかった。
手元の時計でのタイムは、1時間49分台。
とにかくゴール出来ただけでうれしい。
・Am9:17
ゆっくり、前の選手の後についていった。
降りる動作をすると、足がツル。
でも、このまま立ちゴケするのも痛いので、無理やりクリートを外して、フラフラしながらも、ケベルから降りた。
不思議とロードバイクは乗れるが、歩くと棒になった足が復活する。
マイペースでゆっくりと進んでいった。
右側に五合目のお店が見えた。
予定では、あまの屋で「富士山めろんぱん」を買って食べたかった。
でも、前の方の背中を見て進むのが精一杯。
スゴイ数の選手。
この選手を見ると、日本一のヒルクライムの大会だと実感してしまう。
振り向くと雲一つない空に富士山。
「ゴールさせて頂き、ありがとうございました」
ゴール後の富士山は輝いて見えた。
下の広場で、キクミミさんが囲まれていた。
さすが、人気者。
声だけ掛けさせていただいた。
列の流れるまま、ついていった。
最初に水をいただいた。
富士山の水はおいしい。
次に預けた手荷物を受け取りにいった。
自分のゼッケン番号の場所へ向かった。
なぜか自分の手荷物はなかった。
何度も何度も探したが、ゼッケン番号の場所には無かった。
歩くことが最大の苦痛の体に、この仕打ちはキビシイ。
仕方が無いので、端からまわって係員に聞いてまわった。
やっと発見した。
違う番号の場所に置いてあった。
係員は「なんでここにあるのだろうかね」と言ったが、気がついたらその番号の場所へ移動しておいて欲しかった。
みなさんが待っている広場へ向った。
絶えない選手の列に大会の大きさを感じる。
みなさん、お疲れ様でした。
富士山をバックに記念写真。
A木隊長が合流し、全員揃ったので下山へ向った。
ゴールラインには、まだまだゴールしてくる選手が沢山いる。
・Am10:30
下山にはイエローのハルヒルジャンバーを着た。
第2回のハルヒルの下山リーダーが懐かしい。
ゴール地点では、混雑していたので乗らずに押して移動した。
・Am10:31
下山選手待機場所へ向かう。
・Am10:31
路肩の残雪を見ると標高の高さを実感する。
・Am10:32
下山選手待機場所まできてストップ。
集団が集まったらスタートするようだ。
・Am10:34
下山がスタートとなった。
自分が転倒してしばらく休憩していた場所が右側に現れた。
座っていた岩を確認できた。
・Am10:39
天気も良く、下り坂は本当に気持ちが良い。
・Am10:41
下山バスが通過し、その後ろには回収用のトラックが続く。
収容されなくて良かった。
・Am10:54
長く楽しい下り坂も終となった。
右折して、パレードランを行ったコースを走る。
・Am11:19
朝、手荷物を預けた駐車場に誘導された。
前の方についていった。
・Am11:22
最初にチップの回収を行ってくれた。
・Am11:23
メイン会場に行くために、この場所にあるバイクラックに自転車を置いていく。
混雑していたが、スペースが残っていて良かった。
・Am11:24
完走後の一番のお楽しみ、 吉田うどん 。
元気の良いオバちゃんから手渡たされた。
・Am11:34
テントの中では、大鍋で多くの選手のために作っている。
6,500食は以上を作ってくれるみなさんに感謝したい。
・Am11:34
ズッシリと重さを感じる吉田うどん。
揚げ玉と七味は自由にかけられた。
・Am11:35
太麺で食べ応えがある。
心なしか昨年よりしっかり麺がゆでてあって美味しい。
・Am11:35
メイン会場へいくと絵葉書のような富士山が向かえてくれた。
ゴール後に見ると、よりきれいに見えるのが不思議。
・Pm0:05
ステージでは、表彰式が行われていた。
・Pm0:15
表彰台では笑顔の選手で溢れていた。
・Pm0:17
表彰式を待つ方々がテントの中で待っている。
よく見ると右端にTRCパナマの西形さんが座っていた。
やっぱり、グンマの女性は強かった。
表彰式が終って会場を後にした。
中央自動車道の談合坂SAで小休止をして、高速道路に戻ると渋滞。
自宅まで事故の無いように帰りたい。
・Pm3:42
2回目の参加で昨年より勝手もわかって、楽しく過ごせた。
ロードバイクでのレース中のアクシデントは初めてだったが、振り返ってみると良い経験だった。
選手であるが、練習不足や体調管理不足など、自分自身のトレーナーでもある。
日頃の生活をもう一度見直したい。
ゴール後”楽しかった”と、言える大会参加をしていきたい。
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数日後、事務局より、完走した証として、フィニッシャーリングとスッテカーが届いた。
これは、完走タイムに対してカラーが違う。
・ゴールド…65分以内
・シルバー…75分以内
・ブロンズ…90分以内
・ブルー…90分以降の方
・ピンク…女性選手限定
自分のレベルでは、「いつかはブロンズ」と、言いたい。
でも、ブロンズを貰えるようになるには、あと、2つ位ステップアップが必要だと感じる。
「いつかは...」と、言っている以上は叶わない事だろう。
本当に狙うなら「今年こそは、」という、目的意識を明確に持ち、チャレンジしていきたいと思う。
Mt.富士ヒルクライム大会記事
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6月14日(土)のアクセス数は、5,591件 、gooブログ順位:112位(2,029,535ブログ中)でした。また、にほんブログ村のロードバイク部門では21位(週間IN 710ポイント)でした。ご覧いただきましたみなさま、ありがとうございました。