はじめの一歩から。

一歩を踏み出すには、チョッと勇気が必要。でも、一歩一歩が積み重なって結果になる。今日も一歩を踏み出そう!

第10回Mt.富士ヒルクライム《レース編:2》 ~ BGMとともに「キクミミさん」が登場!~

2013-06-11 | 03 レース/大会参加
.


計測開始のラインを超え、浮かれムードをレースモードにシフトして、24Kmのコースを精一杯攻めていこうと思う。




料金所ゲートまできた。
今中大介さんのイマナカ式攻略では「計測開始直後から料金所ゲートまでは急勾配が続く。序盤の3Kmの平均勾配は7%とキツイ」とあった。
普段走る群馬の道からしたら、急勾配とは10%以上の坂のこと。
走ってみて、キツイ坂とは思えなかった。
Am8:05




目の前に富士山を見ながら走れるのは、気持ちが良い。
Am8:12




今回の作戦を振り返ってみると、
スタートから、5Kmまで
心拍数:160以下(強度89%)
5Kmから、15Kmまで
心拍数:165以下(強度92%)
15Kmから、20Kmまで
心拍数:170以下(強度95%)
20Kmから、ゴールまで
最後の力を振り絞るMAX

5Km地点までのタイムは、22分43秒。
コースがわからない分、5Km地点までのタイムで自分の作戦が成功かどうかを確認したい。




ハルヒルチームのメンバーとは、計測地点過ぎで離れてしまったが、T木さんとA木さんとは一緒に走ってきた。
しかし、残念だがこの辺で少しずつ間隔が開いていった。
Am8:14




目の前を走っている選手の中に、ユニークな衣装の方がいた。
見てのとおりの「ナス」である。
近くで見ると怖い顔の目が赤く光っていた。
最後まで頑張って欲しいと思う。
Am8:16




目の前に「1合目下駐車場」の看板。
標高は、1,291m。
Am8:20




沿道の応援の方々が居た。
少人数でも、結構うれしい。
Am8:21




そろそろ、20分経った。
もう少ししたら「5Km地点」表示が現れるだろう。
その通過タイムがとっても心配。
Am8:25




ステムに貼った目標用タイムシートは、1時間38分でゴールを目指す。
最初の5Km地点の通過タイムが、22分43秒。
残念ながら、その時間は過ぎてしまった。
Am8:28




念願の「5Km地点」表示看板が現れた。
通過タイムは、26分49秒
4分6秒遅い。

ショックだった。
作戦失敗。

冷静に考えたら、心拍数160は低すぎた。
全然苦しくないし、ツーリングのようだった。
Am8:29




こうなったら、全体のペースを上げて追い上げるしかない。
自分の苦手な溝舗装の道路をペース上げて走った。
・Am8:32




「二合目」を通過。
標高は、1,596m。
Am8:43




第1関門の東剣駐車場に到着。
計測開始地点から9.5Km地点。
関門の制限時間は、午前9時55分
Am8:46




「10Km地点」まできた。
通過タイムは、48分7秒。
目標タイムは、43分3秒。
5分4秒遅い。
差を縮めるどころか、さらに差が開いてしまった。

どうして。
どうして良いのか、わからなくなってしまった。
Am8:51




下山の先頭がくる事を知らせながら、パトカーが下ってきた。
Am8:53




大会協賛のメルセデスベンツ日本株式会社提供の、オープンのベンツが先頭に下山してくる。
自分も早くゴールして下山したい。
Am8:57




「三合目」通過。
標高は、1,786m。
Am9:00




「15Km地点」到着。
通過タイムは、1時間11分07秒。
目標タイムは、1時間03分42秒。
7分25秒遅い。

どんどん差が開いていく。
もう、何も考えずに、今の自分に出来ることをしていくしかない。
Am9:14




先ほどから気になることがある。
一生懸命にペダルを漕いでいるのだが、心拍数が153~157辺りに下がってしまう。
必然的に速度は遅くなる。

なぜだろう。
考えられることは、標高が高くなって酸素が薄くなったためかもしれない。
 イマナカ式攻略には「酸素濃度は標高2000mを越えると、平地の約7割になる。終盤、呼吸が苦しくなるのはこの影響。低酸素状態に慣れるのも攻略のポイント」とある。

確かに家は標高が高い場所に住んではいるが、2000mの標高に慣れる機会がない。
自動車に例えると、エンジンはまだ回転数を上げられるのだが、ガソリンが少なく不完全燃焼状態。
今、出来ることを考えると、ペースを上げるためにダンシングで走るしかない。

早速、ダンシングで走ってみたが、心拍数が170まで上がり、速度もあがる。
でも、残り6Kmをダンシングで走りきる自信は無いが、出来る限りダンシングで走るしかない。
Am9:15




第2関門の大沢駐車場に到着。
計測開始地点から17.2Km地点。
関門の制限時間は、午前10時45分
標高は、2,020m。
Am9:20




太鼓の応援がうれしかった。
Am9:21




 背後から音楽が聞こえてきたと思うと、有名な「キクミミ」さんが、目の前に現れた。
そういえば、計測開始位置手前で、選手を見送っていた。
最後尾に近い場所から、追い上げてきたのだろうか。
しかし、この自転車でこの速さは何故だろうと思ってしまう。
Am9:26




この坂を加速しながら進んでいく。
視界から消えていくのに、時間はかからなかった。
恐るべし「キクミミ」さん。
Am9:27




19Km地点から、20Km地点が「山岳賞区間」
「ここから、もがけ」という、文字が印象的なスタートライン。
つい「もっと前から、俺はもがいている」と、叫んでしまった。
Am9:32




山岳区間も残り100mとなった。
「あと100m、己に勝て」という文字に励まされる。
Am9:36




「山岳賞区間」のゴール地点が20Km地点。
通過タイムは、1時間34分16秒。
目標タイムは、1時間24分49秒。
9分27秒遅い。

差を縮じめるどころか、開いていく。
もう、どうすることも出来ないので、ただ、少しでも前に進むことを考えた。
標高は、2,158m。
Am9:37




少し勾配がキツクなった。
最後のトイレ設置場所を通過。
Am9:40




平坦な道がになった。
これが、21Km地点を越えたフラットの場所だろう。
気持ちよくスピードを上げて走った。
Am9:40




平地が終わって、坂が現れた。
これが、平地から一転して現れる最後の坂なのだろう。
イマナカ式攻略には「最後の坂は、約300m」と解説してあったので、最後の力をペダルに込めた。
Am9:42




なぜか「あと、1km」の看板が現れた。
勘違いしてしまった。
残り1kmあるのに先ほどスパートをかけてしまった。
でも、途中で心拍が上がらない状態が続いたので、足は残っていた。
本当のラストスパートをかけた。
Am9:45




遠くに「フィニッシュ」ゲートが見えた。
Am9:48

  「早くゴールしたい」と思いながら、ペダルに体重をかけた。 

 
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ   ランキング参加しています。
クリックして頂けると、更新のモチベーションが上がります。
お手数ですがポチッっとクリックをお願いします。



 Mt.富士ヒルクライム大会記事 
■第12回Mt.富士ヒルクライム《ゴール編》~下山は猛スピードのセンターラインオーバー多し!~
■第12回Mt.富士ヒルクライム《レース編》~目標タイム1:39’を目指してスタート!~
■第12回Mt.富士ヒルクライム《スタート編》~シャ乱Qまことさん&富永美樹さん夫婦はやさしい!~
■第12回Mt.富士ヒルクライム《前日編》~ショック! 高速渋滞で間に合わない(゜ロ゜)ギョェ~
■第12回Mt.富士ヒルクライム《事前トラブル編》 ~ Di2が故障!決戦ホイールを変更?~
■第12回Mt.富士ヒルクライム《事前準備編》 ~ Mt.富士ヒルクライム「90切りペース配分表」製作!~
■第11回Mt.富士ヒルクライム《レース後編》~ ゴール後は、ズッシリ重い吉田うどん ~
■第11回Mt.富士ヒルクライム《レース続編》~ ゴール手前で転倒! 無念のリタイアへ ~
■第11回Mt.富士ヒルクライム《レース前編》~ スタート前、お笑い芸人の小島よしおさんに....。~
■第11回Mt.富士ヒルクライム《前日編》~ モデルの日向涼子さん、ありがとう!~
■第10回Mt.富士ヒルクライム《レース編:3》~ グンマのあんちゃん、頑張れ!~
■第10回Mt.富士ヒルクライム《レース編:2》~ BGMとともに「キクミミさん」が登場!~
■第10回Mt.富士ヒルクライム《レース編:1》~ ビックな大会にテンションアップでスタート!~
■第10回Mt.富士ヒルクライム《前日:後編》~ ビーズ・オブ・カレッジに願いを込めたい!~
■第10回Mt.富士ヒルクライム《前日:前編》 ~ 銀輪レディ・日向涼子さんと約束してしまった ~
■第10回Mt.富士ヒルクライム《準備編》~富士ヒルクライムをベストな状態で望むための必需品!~


6月11日(火)のアクセス数 4,189件、gooブログ順位:172位(1,885,165ブログ中)でした。また、にほんブログ村のロードバイク部門では27位(週間IN 530ポイント)でした。ご覧いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。


最新の画像もっと見る