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ガンダムな日々

とりあえず、ガンダムSEED DESTENYも始まったので、ガンダム専用のブログもありかなと。

機動戦士ガンダム SEED DESTINY 第12話 「血に染まる海」 感想

2004年12月31日 | ガンダム SEED DESTINY
え~、13話の予告見たら、12話の感想を書くモチベーションが下がる一方で
間があいてしまって申しわけありません。
でも、予告だけで一人盛り上がってました^^
そんな感じで、忘れらていた主人公が遅ればせながら主人公らしい活躍をした、
第12回。

「スピア・オブ・トワイライト」
ザフトの地球降下作戦の名称。
プラントは積極的自衛権の名のもと、軍を地球に降下させます。
当然、地球上にあるザフトの基地からも部隊が出動。
やっと、ガンダムらしくなってきました。
一方、われらがミネルバは、オーブ領海を抜けたところで地球軍に待ち伏せされ
てました。
オペレータ曰く「地球軍は全部カーペンタリアじゃなかったのかよ」は頷ける
ことで、オーブからの出航は地球軍は知らないはずだもんね。
てことは、密告した奴がいるわけで。

犯人はユウナでした。
ちゃっかり軍本部にいて、勝手に作戦を遂行中。ってこれ越権行為では?
オーブはオーブで、ミネルバが再度領海に入らないように護衛艦という名目で、
艦隊を展開。
ミネルバにとっては「前門の虎、後門の狼」てな感じになるわけで。
なし崩し的に戦闘開始。
とはいえ、1隻対いっぱい。物量の差も手伝い、だんだん追い込まれていくミネ
ルバ。

地球軍はとどめをさすべく、新型で大型のMA「ザム・ザ・ザー」投入。
やっぱりガンダムのMAは大型じゃないとね。と思ったかしりませんが、地球軍の
旗艦にいるお偉いさんも、ご満悦のMAみたい。
確かに今までのMAじゃね。このお偉いさんが言うように、MSは「蚊トンボ」なら
メビウスとかのMAは「蚊」だもんね。
で「ザム・ザ・ザー」ミネルバに向かって突進。ミネルバはタンホイザ(陽電子砲)
で反撃。があっけなく跳ね返されます。
てか、アークエンジェルは地球が汚染とかなんとか言って、地球上での戦闘では撃た
なかったのに、ザフトには関係ないみたい。
とはいえ、虎の子の一発を跳ね返されたので、ブリッジは大パニック。

ザム・ザ・ザーがミネルバに主砲の照準を合わせたところで、主人公のシンが応戦に
登場。
が、陽電子砲を跳ね返すぐらいだから、ガンダムのビームライフルなんて蚊に刺される
ぐらいの感じでしかなく、どんどん追い込まれていくシンとガンダム。
ミネルバも後退している間にオーブの領海近くまで来ていた模様。
オーブ艦隊から威嚇射撃を受けます。
戦闘中だというのに、そっちに気を取られている我らが主人公、シン・アスカ。ザム・
ザ・ザーにつかまります。そしてエネルギー切れ。
ガンダムの足をへし折られ、海面にむけ思いっきり叩きつけられようとする刹那、
ついに種割れ発動。我らが主人公「シン・アスカ」はバーサーカー状態へ突入。
戦闘中でもお構いなしでミネルバからエネルギー補給(月のサテライトシステムでは
ない)をうけ、苦戦しまくっていた、ザム・ザ・ザーを一撃でほふり、なおかつ地球軍
の艦隊に対し殺戮の限りをつくします。
恐れおののくその他の人々。
それはオーブの軍指揮所でも同様で、ユウナ以下アフォなオーブの人々も口をあんぐり。
唯一、カガリだけは冷静に見てたみたい。まぁそれもそのはず、種割れカルテットの
1人だもんね。

その頃プラントでは・・・
アスラン原隊復帰。所属は「フェイス」。忠誠を誓う意味の「フェイス」だそうです。
議長は、とりあえずミネルバに合流してくれと依頼。なんでもミネルバにはアークエン
ジェル(浮沈艦、死神部隊)のような働きを期待しているようです。
セイバーを駆り、地球へと向かうアスラン。
そんな感じで終了。

・シン
やっと、主人公としての働きをしましたね。
SEEDの主人公は、種割れ必須なので。
1クール目はアスランが主人公だったので、2クール目以降に期待したいのですが、
次週はフリーダムがキラが・・・
まだまだ主人公の苦悩は続きそうですな。
ともあれ、種割れの初期段階のバーサーカーモードは健在。殺戮の限りを尽くしてました。
最後のほうになったら、種割れトリオが揃い踏みして・・・なんて展開になるのでしょう。
きっと。

・カガリ
まぁ、判っていたことですが、やっぱりお飾りであったことが発覚。
オーブとしては、戦火に焼かれた国を復興させるために、前代表の息女(姫)を前面に
押し出すことで、国民をまとめ自分達のやりやすいようにやっていたと。
おそらく、ウナト、ユウナ親子が考えた方法なのでしょう。
プラントでもラクスの身代わりをつかって、同じようなことをやっていますが、オーブ
のほうが、よりクロいように思ったのは、僕だけでしょうか。
ともあれ、次回以降のカガリの動きに期待。
希望としては、旧アークエンジェル、クサナギ、エターナルクルーによる、カガリ強奪と
オーブ出国。ブルコスを倒しにゴーなんですけど。

・アスラン
1クール目のまとめとしては、当然の終わり方でした。
悩みに悩み、自分(アスラン)として出来ることを再びやろうと決めたたわけです。
1人の力は小さいけど、同じ思いをもっている人はきっといるはず。
そんな人たちと力を合わせて平和のために戦ってほしいです。
本音は、今後キラと、どのように絡むのかが楽しみなだけなんですが・・・

最後に今回の名言
「アスラン・ザラ。セイバー発進する。」(アスラン・ザラ)


機動戦士ガンダム SEED DESTINY 第11話 「選びし道」 感想

2004年12月26日 | ガンダム SEED DESTINY
それぞれが、それぞれの思いを胸にこれから始まる戦争へ(第2クール)へ向けて心を
きめた回でした。
そんな感じの第11回。

最初はブルコス陣営。
作戦の失敗の攻めを受けるジブリール。感情的になりまくってます。
勢いよく振り上げた拳。核を撃ったことでおろすにおろせない状況になってます。
まぁ、もともとおろすつもりは無いようですが。
プランを以前の状態に戻しかつ更に強化して、コーディネーターを滅ぼすまで戦い続け
るそうです。がんばってください。

次にプラント。
評議会では、国防委員会から提出された案が通った模様。
内容は、積極的自衛権の行使というものでした。
まぁ、聞こえはいいですが、要は殺られる前に殺れってことです。
自衛とは、基本的には受動的なものであって、積極的に行うということは、矛盾してる
わけですね。
ただ、待ってるだけだと国民が納得しない状況なので、大義名分としては自衛。でも実質
は積極的な攻勢てな感じでしょうか。政治って難しいです。

次にオーブ。
相変わらず、大西洋連邦との同盟についてのお話し合い。
カガリは、一方的に宣戦布告しなおかつ核まで撃ったあんな危険な国との同盟は結べない
と主張しますが、ウナト、ユウナを始めとするオーブの他の首長達はそうでもない様子。
ユウナ曰く「危険な国だからこそ、同盟を結ぶ」のだそうです。
まぁ、今回は前回とケースが違うので。
今回は、ユニウス7落下により全地球規模で被害が出てるわけで、地球人類としてもプラ
ント憎しの感情は止められない状況になっています。
なので、ここで意地を張って孤立し、全地球人類を敵にまわすのはやばいわけですね。
ただ、そうなるとオーブの理想「中立、独自の道を行く」てのがくずれるわけです。
とはいえ理想だけでは国は守れないわけで、ウナトの言う「伝統、正義、正論より、今の
国と国民のことを考える」となると取るべき道は同盟しかなくなるわけですね。
同盟を結んで地球内ではしばらくは安心ですけど、そうなるとザフトからは標的にされる
よな、そこらへんのことを考えてるのか微妙なウナト親子。

次にミネルバ。
ミネルバはザフトに所属する1戦艦でしかないので、勝手な行動は取れません。
なので、一番近い基地であるカーペンタリアからの通信待ち。
だけど、アーサー君はとっととオーブを出て行きたい模様。まぁ他国だしね。
でも命令なしに動いたら軍規違反なんじゃ?あんた何年軍人やってるの?
しかし、今回の艦長はそこらへんはしっかりしている模様。この微妙な時期に勝手に出て
地球軍を刺激して戦闘にでもなろうもんなら、軍規違反じゃ済まされなくなります。
なので、しばらく様子見に決定。
と思ったら、アンドリュー・バルドフェルドの知り合い(でも本人)から秘匿通信を受信。
なんでも、ザフト軍の降下作戦が行われるらしいとのこと。
そうなると、オーブもなし崩し的に大西洋連邦との同盟を締結するだろうと。
そなってからじゃ遅いので、さっさと脱出しろ。てな内容でした。
この通信により、明朝の発進を決定。まぁ決断が早くてよいですな。

次にキラ。
何かを決意はしたようです。
握り閉めた拳に何を思うのか。
あと、バルドフェルド&マリューのもとを訪れたときには何を思っていたのか。
この回だけでは判りませんでしたが。おそらくキラ自身に今できることを何かやろうと決意
をしたことは確かでしょう。

オチにウナト、ユウナ親子。
政権のっとり計画発動中。
首長達の取りまとめはウナトがしっかり行い、かつ国のことを一番に考えてますという印象
付けも終了。洗脳はばっちりです。
あと必要なのは「ウズミ」という名前。
これさえあれば、オーブは思いのまま。自分達の好きなようにやれるわけです。
なので、ユウナの出番。アメとムチを使い分け、カガリのことを一番に考えてることを強烈
にアピール。がカガリの左の薬指に指輪をハケーン。
ゆっくりもしてられなくなったので、こちらもなし崩し的に結婚を発表して、既成事実を作
ってゴー作戦に切り替えた模様。
でも、カガリのバックにはアスランだけじゃないのに。
究極のコーディネーターはいるし。プラントの歌姫であり謀略大好きなピンク色の髪の女の子
もいるし、情報戦のプロ(多分)の虎キチもいるし。
普通にやってたら勝てないよ、君らじゃ。まぁしょせんやられキャラっぽいのでいいか。

最後に今日のアスラン。
アスラン君、プラント政府に外出申請をしていたようです。
が、時期が時期だけに他国の人間を1人でフラフラ外出させるわけにも行かず、かつオーブ代
表の代理ということもあり、護衛兼監視がつくことに。
やってきたのは、イザーク&ディアッカコンビでした。なんか同窓会だな。
てか、この3人のやりとりは、最高ですね。性格がそのまま。
イザークの「この忙しい中、評議会に呼ばれ戻ってみれば、貴様(アスラン)の護衛監視だと!?」
イザークはこうでないと。
ディアッカの冷静さぶりもあいかわらずだし。
で、行き先はニコル達の墓参りでした。
ニコルの墓に敬礼する3人。
そんな中、イザークから意外な(そうでもないけど)言葉が。
「戻って来い、アスラン」
「事情はいろいろあるだろうが、オレが何とかしてやる」
「だからプラントへ戻って来い」
やっぱり、ライバルがいないと寂しいのね。イザーク。
なんだかんだ行ってアスランの持つ力を認めてはいるし。
てのは半分冗談で、イザークもディアッカも前大戦が終わった後いろいろと考えたようです。
今の自分にできること。軍服を着て軍人をやっていくことしかできないが、それでも何かできる
だろう。プラントや死んでいった仲間達のために。
だから、何もしていないアスランを見て歯がゆいのでしょう。そして「お前も何かしろ」と。
「それほどの力、ただ無駄にする気か」と。
アスランは、これで何かを決心した様子。デュランダル議長を呼び出し、何かを伝えようとした
ところで終了。

今回は、ストーリーよりもキャラ視点で追ってみました。
2回分まとめて放送だったので、次の回とかぶらないようにしてるつもりなんですが、第13回
の予告見た後だと、気持ちがはやるはやる。
一応、冷静に見直して書いたつもりですけど、どうかな?
そんな感じです。
あと、シンのねたは省きました。まぁ、いつもどおりだし。1パイロットが政治の世界それも他国
の政治について知ってるわけ無いし、当然の反応だったと思います。あれ。

最後に今回の名言。
「だから、俺は今も軍服を着ている。それしか出来ることも無いが、それでも何か出来るだろう。
プラントや死んでいった仲間達のために」(イザーク・ジュール)
感想内とかぶったけど、そこは勘弁。


機動戦士ガンダム SEED DESTINY 第10話 「父の呪縛」 感想

2004年12月24日 | ガンダム SEED DESTINY
アスランのアスランによるアスランのためのまったりとしたお話でした。
このゆっくりとした進行は、来年に響きそうですな。
なので、ストーリーも追うほどのものでもないので感想を多めに。
そんな感じの第10回

地球連合の核攻撃は、ニュースとして地球、プラント双方に伝わります。
驚くアスラン、怒りをあらわにするカガリとシン。
プラントの民衆は、このニュースを知り、評議会の対応に不信感を抱き始めます。
そして、報復か対話か。意見はまっぷたつにわかれます。
そんな中会談中のアスランとデュランダル議長。
アスランは議長に、戦争だけはやめてくれと懇願します。
議長も、できれば戦争はさけたいが、民衆が知ればそうも言ってられなくなる。
今まさに先の対戦のように進もうとする針をどうすれば止められるのかと。
そこにラクⅡの登場。
反戦平和を叫びます。静まる民衆。ラクス効果は絶大です。
しかし、これは議長の描いたシナリオであった模様。
議長曰く「ラクスの力は大きい、自分なんかより遥かに」
なので、ラクスという名前が必要なのだと。
それと、アスランも必要らしいです。
そんなアスランにセイバーをプレゼント。なんか前種でキラがフリーダムをもらう
シーンとダブるんですが。気のせいでしょうか・・・
で議長、セイバーを託すことで、アスランに何かをやらせるつもりです。
その理由は「自分の考えは、ラクⅡが言っていた通り。だが、相手、様々な人間、組織
そんなものの思惑が複雑に絡み合う中では、願う通りのことを運ぶのも容易ではない。
だから、思いを同じくする人には立ってもらたい」
「できれば戦争は避けたい。だからと言って、銃も取らずに一方的に滅ぼされるわけにも
いかない。そんなときのために、アスランにも力のある存在でいてほしい」
というものでした。
受けるか受けないかは、少々猶予が与えられました。

会談を終え、ホテルに帰るアスラン。
待っていたのはラクⅡ(ミーア)でした。
そのままお食事へ。
そこで、ミーアは衝撃(?)の告白。
ミーアは自らすすんでラクスを演じている模様。
ある日、議長に呼ばれプラントのために君(ミーア)の力が必要だといわれたみたいです。
その理由を聞いたアスラン「必要とされてるのは君(ミーア)じゃない、ラクスだ」と速攻
否定。
でもミーアはそれでもかまわないみたい。
ラクスとしてのミーアは必要とされている。ラクスでいる限りは、議長、プラントの人々に
必要とされる。それでいいと。
これを聞いたアスランは、必要とされている自分はどちらであるかを反芻します。
そして至った結論に苛立ちます。てな感じで終了しました。

自分で書いてて、よわかりませんすみません。

今回は主要な人物って3人しか出てないので、これの感想を。

・デュランダル議長
え~、策士全開でした。
アスランを取り込むために、アスランが肯定してほしい部分(ザラ議長の息子である等)を
肯定しつつ、ザラ議長はザラ議長、アスランはアスランと血縁とか関係なく、一人の人間と
して接していこうとしています。
さらに、使えるものは全て使う。
ミーアはラクスに容姿、声等、瓜二つだったことから、自分の政策をすすめるための人形と
してラクスを演じさせます。
確かに、ラクスはプラントアイドル、平和の象徴。誰の言葉よりも信じてしまうものです。
議長はそれを利用してるわけですね。
やっぱりクロいです。

・ミーア
洗脳されてるのかと思っていたのですが、自ら進んで演じてました。
必要とされるのなら、それが例え自分ではなくても、今だけだったとしてもそれでいい。
ラクスでいる間は、誰からも必要とされるのだから。
普通の人間であれば、自分自身ではなくそれを演じる自分が必要だと言われれば、自分の
存在価値とかを考えてしまうものです。
でも、そんなことを、明るく笑顔で言われると、なんかとても健気に思えてきます。
下手すると、視聴者には本人(ラクス)よりも人気が出るかもしれません。
まぁ、レーゼはルナマリア派なのでどうでもいいですが。

・アスラン
今まさにいろんなしがらみから開放されようとしてる感じ。
アスラン・ザラでいる限りは付きまとうザラ議長の影。
それをデュランダル議長に肯定された上で、別の人間として認めてもらえたこと。
これは、アスランにとって救いの一言だったと思います。
さらに、アレックスとしてではなく、アスランとして必要といわれたこと。
アレックスとして過ごしてきた日々。誰からも必要とされず、何も求められず、ただ逃げて
ただけの自分。
シンに言われた一言、アレックスとしてオーブに戻り何をしているのかと。
アレックスとして何もしていなかった自分。最後に見せた怒りの部分はそこら辺かなと思います。
しかし、アスランとしてなら求められ、必要とされている。
でも、そうは単純にいかなくて、アスランになるイコール戦いの場に戻るということになるわけで。
アスランとして求められることとは、政治家の息子としての自分ではなく一兵士としての自分。
戦うことでしかアスランは必要とされていないわけです。
できれば戦いたくはない。でも今アスランにできることはと考えると・・・

最後に今回の名言
「君にできること、君が望むこと。それは君自身が一番知っているはずだ」
(ギルバート・デュランダル)

機動戦士ガンダム SEED DESTINY 第09話 「驕れる牙」 感想

2004年12月12日 | ガンダム SEED DESTINY
ストーリーが進まなくなってきました。
大丈夫ですか製作陣。
そんな感じの第9回。

物語のほうは、地球連合(大西洋連邦)の一方的な宣戦布告により戦争状態に突入。
当然裏で糸を引いてるのはブルコス。
地球軍は月基地より大部隊を発進させ、プラントの制圧に向かいます。もちろん核
ミサイルも忘れません。
プラント側は、それの対応におおわらわ。意見がまとまらず、とりあえず防衛策は
国防委員会に一任。その他は地球側との対話による解決を引き続き行うことでまと
まりました。
以下、評議会で話し合われた地球側の要求。
・テロリストの逮捕、引渡し
・賠償金の請求
・国軍の武将解除
・現政権の解体
・連合理事国の最高評議会監視委員の派遣
まぁ、決まりごとを並べただけですね。芸が無さすぎです。
単純に戦争がしたいがために大義名分として要求したってのがみえみえです。

そんな中、アスランはオーブの特使として議長に会いにプラントに到着。
が、事態は急変しているため、議長にはすぐに会えず。しばし待機となります。

一方、地球側。ジブリールは戦闘開始が待ちきれないご様子。大西洋連邦の代表に
クレームを入れてます。
代表は、声明や同盟に否定的な国もあるので、早々強引なことはできないと言いま
すが、そんなものプラントさえ撃ってしまえばすべておさまるとジブリール。
以下、ジブリールの考え。

 世界はシステムである
 当然、それを作り上げる者とそれを管理する者が必要。
 今、かつてないほどの壮大な規模で、それを作り上げるチャンスがきた。
 なので、コーディネーターをさっさと撃って、次の楽しいステップに進みたい。
 新たなる世界システムの構築というステップに。

後半、戦端がついに開かれます。
地球軍の大部隊は、まっすぐプラント本部に行軍。
プラントも迎え撃ちます。
が、こちらはおとりであることが判明。
主力は核ミサイルをつんだ別働部隊でした。
あせるプラント軍。イザーク以下、地球軍別働部隊迎撃に向かいますが、間に合い
そうもありません。
しかし、ザフト軍もバカではありません。
地球軍が核を使ってくるのは分かっているわけなので、核対策の新兵器は開発して
いました。
その名も「ニュートロンスタンピーダ」。ジェネシスの小型版みたいな感じ。
核ミサイルをずべて粉砕します。
しかし、この「ニュートロンスタンピーダ」1発限定の兵器だった模様。
悔しがるジブリール。こいつもバカですな。同じ方法が何度も通用するわけないのに。
ひょっとして、例の作戦てこれだったんでしょうか。

アスランは面会までの待ち時間中、プランとにいるはずのない人物に出会います。
そう、ラクス・クライン。いまは、オーブのマルキオ師の下にいるはずの人間です。
驚くアスラン。
しばしお話をした後去っていくラクス。
そこへ議長登場。
同様をかくしきれないアスラン。動揺の元に(おそらく)気付いた議長。
で終了。

前回までは戦争への理由付け、今回は戦争へのアクションてな感じでした。
う~ん、まったり。

以下、感想と予想。
・ミネルバの人々
最悪の事態(戦争突入)を考えていたのはタリア艦長だけだった模様。
他のクルーは、大慌てでした。
まぁ、現場を見たのはシンとかパイロットだけだし。
話には聞いていても、すぐにはないと思っていたんでしょうね。
でも相手はコーディネーター憎しのブルコス。
そんなに甘くないです。
まぁ、クルーの大半はまだ十代だと思われるので、しょうがないかな。

・新ラクス登場
え~っと、ボソン・ジャンプ?てのは冗談で、どうやら偽者みたい。
ミーア・キャンベルとエンディングテロップに出てました。
まぁ、性格も違うし、胸も大きいし。ハロは英語しゃべってるし。
アスラン気付けよ。自分のつくったハロだろうが。

・ジブリールの考え
なんか、ロゴスのためにとか言ってましたが、これってロームフェラみたいなものの
総称なんでしょうか。
一部のブルジョワな人たちが全世界を支配するみたいな考えをもつ組織?
何にせよ、あまりいい考えではないですね。
まぁ、今回の悪は完全に大西洋連邦とジブリール以下のロゴスな人々に決定。

・ミリィ登場
やっときました。声は出しませんでしたが、元気にやっている模様。
戦禍の犠牲になったものの写真をとる、フリーのジャーナリストになっている模様。
ディアッカとの再会はあるのか?
一部で祭りが起こってることが予想されます。お気をつけてください。

・議長の考え
予想です。
プラントにいるラクスが、偽者と分かったので、大体の方が思ってると思うのですが、
議長は、言葉や普段の態度ではあくまでクライン派(ナチュラルとの共存派)を貫いて
いますが、実はザラ派(ナチュラル殲滅派)てのが現実味を帯びてきました。
ラクスといえば、クライン派の頭目。それが、ナチュラル殲滅を訴え出したら、国民は
どう思うでしょうか。
アスランも動揺するぐらい似てるわけですから、国民の洗脳なんて簡単ですね。
おそらく、プラント側ラクスはこんな感じに使われるのではないでしょうか。
まぁ、本人(ミーア・キャンベル)も洗脳されてそうですが。
そんなのを、脇に抱えている議長。危険ですね。

最後に、来週はついにセイバーが出てきそうです。
やっぱアスランは赤い機体じゃないとね。

今回の名言
「脱出したところで我らには行くところなどないのだ。なんとしてもプランをを守るんだ」
(ギルバート・デュランダル)

機動戦士ガンダム SEED DESTINY 第08話 「ジャンクション」 感想

2004年12月06日 | ガンダム SEED DESTINY
今回は、キラ・アスランの会話あり、ラブコメあり、旧主人公・現主人公の接触ありと祭り要素
盛りだくさんの回でした。皆さん失神しないように。
なので、ストーリー追いは軽めにして、感想を多めに。
てか話は直接見て堪能してくれ。
そんな感じでの第8回。

ミネルバは、オーブへ入国。場所はオノゴロ島。モルゲンレーテの本部がある(たぶん)島です。
ここで、修理を受ける模様。
本来ならカーペンタリア基地でやるべきなんでしょうが、情勢が情勢だけに、とっとと直したほう
が安全なのと、カガリをつれてきた見返りみたいな感じで修理を受けたのではないでしょうか。

カガリの出迎えには、現オーブ宰相のウナト・エマ・セイランと、絵に描いたようなバカ息子の
ユウナ・ロマ・セイラン以下オーブの閣僚が数名。型通りの挨拶が終了した後、カガリを行政府へ
拉致。大西洋連邦との新たな同盟締結についての話し合いがされます。
大西洋連邦の根回しはとても早く、今回の事件の真実はすで公表されており(先週の写真ね)地球
全体で知らないものはいない状況になってました。
ブルコスのあおりもあったのでしょうが、反プラントというよりか、反コーディネーターの機運が
最高潮に達している模様。
そんな中で、カガリの理念を冷静に否定する、現宰相のウナト親父。
「理念も大事だか、誰と痛みを分かち合うべきか、十分に考えるとき」だと。

一方、アスランは車でお出かけ。一路キラの元へ。
キラ達は、家が流されたらしくオーブのどっかにお世話になってる模様。
そのどっかの家に行く途中の海岸で、キラとラクスおよび取り巻きの子供達を発見。子供に人気の
アスラン。
これでは話もできないので、ラクスが気をきかして子供達をつれて退散。
アスランは、今回の事件を自分の目で見、聞いたことをキラに話します。
そして「何とどう戦わなければいけないかの答えが未だ見つからない」とこぼします。
キラは、そんなアスランの肩に手を置くだけしかできませんでした。

次の日、アスランは2つ決心をします。
1つめは、アスラン・ザラとしてアレックスとして、今できることをやるためにプラントへ行くこと。
2つめは、カガリへのプロポーズでした。
流石のアスランも、ユウナのカガリへのハンギングは心穏やかではなかった模様。
カガリ照れまくり。なんかほのぼの。
一方、ミネルバでは修理期間中の上陸許可が降りたため皆さんお出かけ。
シンは、オーブの慰霊碑のある場所へ1人向かいます(とうぜん回想シーン多め)。
そこには、キラがいました。新主人公と旧主人公とのファーストコンタクトですね。
キラは、慰霊碑を見に来るのは初めてとのこと。
キラの「(慰霊碑の周りに)せっかく花が咲いたのに、(ユニウス7落下の影響で)波をかぶったから
また枯れちゃうね」の言葉に、「ごまかせないってことか、いくら綺麗に花が咲いても人はまたふきと
ばす」と返すシン。
キラは、その言葉からシンの心に秘めたものを何か感じ取ったようです。
立ち去るシン。

最後、オーブ閣僚がカガリに以下のことを伝えます。
「大西洋連邦、並びにユーラシアを始めとする連合国は、以下の要求(どうな要求か説明なし)が受け入れ
られない場合、プラントを地球人類に対する極めて悪質な敵性国家とし、これを武力でもって排除すること
も辞さないとの共同声明を出した」と。
だんだん、ブルコスの描いたシナリオどおりになってきました。
必然的に巻き込まれていくオーブ。苦悩するカガリ。

・新キャラ登場
オーブの現宰相のウナトとその(バカ)息子ユウナが出てきました。
現宰相の登場で、カガリはお飾りの代表なんだなぁとわかりましたね。
実質、権力を握ってるのはウナトだと思われ。
ユウナをカガリの婿として送り出して、権力を磐石にしたいのだろうなと簡単に想像できてしまうほど。
う~ん、分かり易すぎ。
でも、言ってることはもっともなので、ただの権力志向のオヤジではない模様。
てか、民主主義の落とし穴をうまく使ってるなぁと。なんていっても「多数派独裁」が民主主義だし。
今後、戦争状態に突入したらカガリの身がヤバそうです。

・旧種キャラ登場
今回は、マリューとバルドフェルドが登場。
バルドフェルドの現職業はわかりませんでしたが、マリューはモルゲンレーテの造船課でマリア・ベルネスの
偽名で働いているようです。
まぁ、敵前逃亡してるわけだから本名はつかえないしね。
それに、艦長やってたのはたまたま一番階級が上だったからなわけで、元々は技術士官だし。

・アスランの決意
今クールは、アスラン中心で回ってるので、クール後半に来てまぁ当然と言えば当然なんですが。
アーモリーからオーブまで、全ての事件を体験してきて、未だにナチュラルとコーディネーターの間の溝は深
いことを思い知らされ、偽りの平和とまでは行かないまでも、それに近いものだったと分かったわけで。
今まで、表には出ずにあくまでカガリの補佐的な役割を演じてきたけど、ことここに至ったときに自分にも何
かできることがあるのではないかと。
プラントのアスラン・ザラとしてでもいいし、オーブのアレックス・ディノとしてでもいい。
今自分にできることをやる。まだ見つけられていない「何とどう戦わなきゃいけないか」を探す。
そんな決意ではないかと思います。
前SEEDではあまり能動的に動かなかったアスランが始めて自分から動き出したわけですね。

・カガリの苦悩
ウナトの言う「誰と痛みを分かち合うか」とは決して「報復を叫ぶ人たちと一緒になってプラントを憎むこと
ではないはず」と考えるカガリ。
しかし、世界はプラントを憎む方向へ進んできている中、その考えは異端になっていきそうな感じです。
かつ、オーブは民主国家なので、いかにカガリが叫ぼうとも世論がプラントを憎む方向へ行ってしまえば、もう
何もできません。
例え、カガリの意思がオーブの意思になったとしても、世界的にみれば異端なわけで、そうなると前回みたいに
オーブが戦場になると。
理想と現実の板ばさみですね。
でも、ここを乗り切れば優秀な指導者になれると思います。がんばってほしいです。

・キラ
え~、ほんとに隠居してました。
まぁ、他の前主要キャラ達(アスラン→ザラ元議長の息子、ラクス→クライン元議長の娘、カガリ→オーブ代表
の娘)と違い、単なる工業カレッジの学生だったので、表に出ても「あんた誰?」といわれるのがオチなので、
関わってないのは当然と言えば当然なんですが。
で、未だに何かを守るためとは言え、自分が戦ったことを後悔し続けている模様。
それは、慰霊碑を自分からちゃんと見に来たのは初めてであることからわかりますね。
いくら理想を叫んでみても、自分が人を殺したという事実は変わらないわけで。
かつ、その理想のためにオーブが戦場になり、民間人、軍属、オーブの閣僚が死んだわけです。
そんな人が祀ってある場所に、生き残った者がのうのうと行くということは結構勇気がいることだと思います。
このまま戦争に突き進んでいく中、キラはどのような行動を取るのでしょうか。
アスラン同様、今自分にできることをするために、戦いの舞台へ帰っていくのでしょうか。
次クールに期待です。

最後に今回の名言。
「先のことはわからない。今を信じてやっていくしかない」(マリュー・ラミアス)