え~、だいぶサボってしまいましたが何とか書きました。
タイトルもある様に、感想ではないかもしれません。てか28、29話とか関係ありません。
さらに、家で書く暇がなさそうだったので、職場で開いた時間にこそーっと書きました。
そんな感じで、よろしくお願いします。
物語も半分終わり、途中のラブコメのため巻きに入ってるように感じる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
28話でオーブ艦隊が壊滅したことにより、やっとこ話が進みそうなので今回は、これ
までを振り返ってみた感想とかをお送りしようと思います。
アーモリーワンでのファントム・ペインによる3機のガンダム強奪から始まったこの物語。
このときから主人公であるシン・アスカにスポットは当たっていませんでした。
というか、30話を迎えようとしている今でも前作の主要人物中心に話が進んでいますね。
いまだに影の薄い、おそらくサンライズ史上、最も虐げられた主人公になるのは確定して
いるかもしれません。
今後、ラストに向かってもっとスポットが当たることがあるのかわかりませんが、今のまま
でも物語的にはまったく問題ないってのもどんなものかと。
どこかのレビューでは「シンが今死んでも、物語的には大丈夫」なる感想が書かれていたこ
とが印象に残っています。
話を戻して、前作の主要人物であるキラ、アスラン、カガリ、ラクス。
それぞれが何かをきっかけに決意し、それぞれ行動を開始していくのが、今回までのテーマ
みたいになってます。
まず最初に行動を起こしたのはアスラン。
前大戦終了後、オーブに身を寄せカガリのボディーガードをして生計(?)をたてていた彼
は、偶然ガンダム3機強奪事件に巻き込まれ、そのままミネルバに搭乗し、さらにテロリスト
によるユニウスセブン落下事件に巻き込まれ・・・と、気づくと災難にみまわれている状態
になっていきます。
で、ユニウスセブン落下事件でいまだに父親の影が残っていることを知り、一人苦悩。
そうこうしているうちに地球とプラントの間で戦争が始まりと、苦労の絶えない日々が続い
ていきます。
前大戦で、戦争による悲劇を知ったアスラン。もう戦争を起こしてはいけないとは思っていま
すが、今のまま(立場)では戦争を止めることなどできないことはわかっています。
そこで、ボディーガードの分際でプラント最高議長に会いにいく決心をします。
で、議長に会い説得(洗脳?)されザフトに復隊したことが彼の決意となるわけですね。
だけど、これって前よりも悪い方向にいってるような気もしますね。
軍に所属するということは、所詮主観(ザフト側)でしか物が見れないわけで、最終結論と
しては、ザフト勝利で(地球軍を根絶やしにして)戦争を終了させるという、パトリック・ザラ
(アスランの親父)と同じ考え方になるのではないでしょうか。
まぁでも、アスラン本人はシンほどイケイケで戦っているわけではなさそうですがね。
が、軍人である以上、個人の感情など受け入れてはもらえないので、しかたなく討ったと自分
に言い訳しながら戦い続けていくことになるのでしょう。
なら最初の決断が間違いだったと、いつ気づくのかが今後の焦点のような気がします。
次がキラ。
キラの考え方は前作からずーっと変わっていません。
キラの戦う理由。仲間を守るため。
前作だと、カレッジの仲間達(フレイ、サイ、トール、ミリィ、カズイ)から始まり、それが
アークエンジェルとなり、最後は全ての人となったわけですね。
今回も、最初のきっかけはラクス襲撃でした。
それまで、隠居していたところにザフトの特殊部隊に襲撃され、その標的がラクスとわかり、
ラクスとその他の人々(マリュー、虎、母、宗教家、じゃり)を守るためフリーダムに乗り戦う
ことを決意。
その後、アークエンジェルの元クルーを引き連れオーブからカガリを強奪。逃亡。
地球軍とザフトの戦闘に介入しては戦場を混乱させと、端から見たら迷惑この上ないのですが、
全ての人を守る(戦争で死なせない)ために取っている行動であると。そう解釈しています。
各方面であいかわらず叩かれているキラの行動ですが、少なくとも一番まともな方法で戦争を
終わらせようとしてるような気がします。
というのも、戦争状態に入る前ならまだしも戦争状態になってしまった段階で「言葉」を聞く
人は少数になってしまいます。
そこであきらめずにと言われる人もいるかと思いますが、そんな理想論だけではどうにもなり
ません。それは、カガリが大西洋連邦との同盟を阻止できなかったことを見ればわかると思い
ます。
となると、第二の手段として力を使うことになるわけですね。
その際の理想としては、地球とプラント以外の第三勢力の存在が理想なのですが、現状それは
望めないわけで。
そうなったときに、どうするかですよね。
で、キラの取った行動は、そんな第三勢力になることだと思うのです。
1人が立てば賛同者は必ず出てくるはず。28話のラストでトダカ一佐も自分の部下に「アーク
エンジェルと共に」みたいなことを言ってますしね。
前作と同様な行動であることは変わりないのですが、今回はその考え方が全地球規模で浸透し
てくれるといいのですが。
次にカガリ。
物語を通して、ずーっとおバカなキャラクターに描かれてきていましたが、カガリは考えるより
も行動を起こすタイプなので、あながち間違った描かれ方ではなかったのではと思っています。
最初のうちは、一生懸命国家元首たらんと振舞っていましたが、そんな着飾ったカガリなんかに
ついていく国民はいないと思います。
所詮は人真似でしかないし、そんなコピーされた人格なんか信用できないしね。
ただ、セイランな人々(ウナト、ユウナ)には御しやすかったのだとは思います。
んで、キラの拉致によって少しずつ自分を取り戻していき、そしてラクスのとどめの一言「まず
決める。そしてやり通す。それが何かをなすときの唯一の方法」で覚醒。今に至ると。
とはいえ、自国の人間を討つ事はできず戦場に出ても何もできないカガリ。
アスランと再会したときも、オーブが大西洋連邦と同盟を結んだのはカガリのせいだぐらいな勢い
で攻められ続けます。さらにはオーブに戻れとまで。
てか、アスラン。最初にカガリとオーブを見捨てたのは自分だってことを棚にあげてないですか?
なんか、そんな奴がさも正論を吐いているのを見ると、なんかねぇ。
なので、もう少しキラとカガリには反論してほしかったんだけどね。
これ見てて、ちょっとアスランが嫌いになりました。余談ですがね。
が、オーブ艦隊が壊滅した今、もう何も恐れるものはないのでガンガン行ってほしいものです。
できればオーブに乗り込んで武力でもって政権回復を・・・
次にラクス。
まぁ、この人は行動を起こしたてなので、特筆するものはないです。
今後、舞台は宇宙に行くのでしょうが、その導入部分で何かをやらかしてくれると思います。
エターナルに乗ったしね。
理想としては、エターナルになぜかイザークとディアッカがいるみたいな展開がいいですね。
ディアッカに関しては、ミリアリアと一言言えば落ちそうですが、イザークはどうかな?
ただ、現在のプラントのラクス(ミーア)が偽者とわかったら、ラクス(本物)の方に来るかも
しれませんね。もしくは、真相をなぜか知ってしまったりとかで逃亡とかね。
まぁ、第四クールからの話だと思いますが。
最後に一応シン。
この子の根底にあるものは、戦争に対する憎しみしかありません。
とにかく戦争が嫌いであるのは確かですが、その力を吐き出す方向が最近は微妙になってます。
てか、パトリック・ザラやブルコスと同じ考え方に見えるのは僕だけでしょうか。
戦争を終わらせる=敵を全て滅ぼすという考え方。
まぁ、軍人であるから仕方のないことですが、種割れして理性をなくした時などは、憎しみだけ
で破壊活動を行っているとしか見えないので、そんな風に見えてしまいます。
ガンダムSEEDという作品は、基本的に上記のような考え方を否定してきている作品であるの
で、いまいち主人公であるシンに肩入れできないのは、ここらへんがあるからなのではないでしょ
うか。
今後、ステラがキラとからんで死ぬイベントがあるらしい(未確認情報)ので、さらに憎しみにを
前面に出して戦い続けることになりそうですね。
そうなった場合は、最後には死ぬんだろうなぁ。きっと。
彼の頑なな性格から、誰かに説得されて軍人でなくなるようなことはないと思うので、議長の暗躍
を期待しつつ、憎しみで戦うのではなくもっと戦争を大局的に見れるようになってくれればと思って
います。
いじょ。
タイトルもある様に、感想ではないかもしれません。てか28、29話とか関係ありません。
さらに、家で書く暇がなさそうだったので、職場で開いた時間にこそーっと書きました。
そんな感じで、よろしくお願いします。
物語も半分終わり、途中のラブコメのため巻きに入ってるように感じる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
28話でオーブ艦隊が壊滅したことにより、やっとこ話が進みそうなので今回は、これ
までを振り返ってみた感想とかをお送りしようと思います。
アーモリーワンでのファントム・ペインによる3機のガンダム強奪から始まったこの物語。
このときから主人公であるシン・アスカにスポットは当たっていませんでした。
というか、30話を迎えようとしている今でも前作の主要人物中心に話が進んでいますね。
いまだに影の薄い、おそらくサンライズ史上、最も虐げられた主人公になるのは確定して
いるかもしれません。
今後、ラストに向かってもっとスポットが当たることがあるのかわかりませんが、今のまま
でも物語的にはまったく問題ないってのもどんなものかと。
どこかのレビューでは「シンが今死んでも、物語的には大丈夫」なる感想が書かれていたこ
とが印象に残っています。
話を戻して、前作の主要人物であるキラ、アスラン、カガリ、ラクス。
それぞれが何かをきっかけに決意し、それぞれ行動を開始していくのが、今回までのテーマ
みたいになってます。
まず最初に行動を起こしたのはアスラン。
前大戦終了後、オーブに身を寄せカガリのボディーガードをして生計(?)をたてていた彼
は、偶然ガンダム3機強奪事件に巻き込まれ、そのままミネルバに搭乗し、さらにテロリスト
によるユニウスセブン落下事件に巻き込まれ・・・と、気づくと災難にみまわれている状態
になっていきます。
で、ユニウスセブン落下事件でいまだに父親の影が残っていることを知り、一人苦悩。
そうこうしているうちに地球とプラントの間で戦争が始まりと、苦労の絶えない日々が続い
ていきます。
前大戦で、戦争による悲劇を知ったアスラン。もう戦争を起こしてはいけないとは思っていま
すが、今のまま(立場)では戦争を止めることなどできないことはわかっています。
そこで、ボディーガードの分際でプラント最高議長に会いにいく決心をします。
で、議長に会い説得(洗脳?)されザフトに復隊したことが彼の決意となるわけですね。
だけど、これって前よりも悪い方向にいってるような気もしますね。
軍に所属するということは、所詮主観(ザフト側)でしか物が見れないわけで、最終結論と
しては、ザフト勝利で(地球軍を根絶やしにして)戦争を終了させるという、パトリック・ザラ
(アスランの親父)と同じ考え方になるのではないでしょうか。
まぁでも、アスラン本人はシンほどイケイケで戦っているわけではなさそうですがね。
が、軍人である以上、個人の感情など受け入れてはもらえないので、しかたなく討ったと自分
に言い訳しながら戦い続けていくことになるのでしょう。
なら最初の決断が間違いだったと、いつ気づくのかが今後の焦点のような気がします。
次がキラ。
キラの考え方は前作からずーっと変わっていません。
キラの戦う理由。仲間を守るため。
前作だと、カレッジの仲間達(フレイ、サイ、トール、ミリィ、カズイ)から始まり、それが
アークエンジェルとなり、最後は全ての人となったわけですね。
今回も、最初のきっかけはラクス襲撃でした。
それまで、隠居していたところにザフトの特殊部隊に襲撃され、その標的がラクスとわかり、
ラクスとその他の人々(マリュー、虎、母、宗教家、じゃり)を守るためフリーダムに乗り戦う
ことを決意。
その後、アークエンジェルの元クルーを引き連れオーブからカガリを強奪。逃亡。
地球軍とザフトの戦闘に介入しては戦場を混乱させと、端から見たら迷惑この上ないのですが、
全ての人を守る(戦争で死なせない)ために取っている行動であると。そう解釈しています。
各方面であいかわらず叩かれているキラの行動ですが、少なくとも一番まともな方法で戦争を
終わらせようとしてるような気がします。
というのも、戦争状態に入る前ならまだしも戦争状態になってしまった段階で「言葉」を聞く
人は少数になってしまいます。
そこであきらめずにと言われる人もいるかと思いますが、そんな理想論だけではどうにもなり
ません。それは、カガリが大西洋連邦との同盟を阻止できなかったことを見ればわかると思い
ます。
となると、第二の手段として力を使うことになるわけですね。
その際の理想としては、地球とプラント以外の第三勢力の存在が理想なのですが、現状それは
望めないわけで。
そうなったときに、どうするかですよね。
で、キラの取った行動は、そんな第三勢力になることだと思うのです。
1人が立てば賛同者は必ず出てくるはず。28話のラストでトダカ一佐も自分の部下に「アーク
エンジェルと共に」みたいなことを言ってますしね。
前作と同様な行動であることは変わりないのですが、今回はその考え方が全地球規模で浸透し
てくれるといいのですが。
次にカガリ。
物語を通して、ずーっとおバカなキャラクターに描かれてきていましたが、カガリは考えるより
も行動を起こすタイプなので、あながち間違った描かれ方ではなかったのではと思っています。
最初のうちは、一生懸命国家元首たらんと振舞っていましたが、そんな着飾ったカガリなんかに
ついていく国民はいないと思います。
所詮は人真似でしかないし、そんなコピーされた人格なんか信用できないしね。
ただ、セイランな人々(ウナト、ユウナ)には御しやすかったのだとは思います。
んで、キラの拉致によって少しずつ自分を取り戻していき、そしてラクスのとどめの一言「まず
決める。そしてやり通す。それが何かをなすときの唯一の方法」で覚醒。今に至ると。
とはいえ、自国の人間を討つ事はできず戦場に出ても何もできないカガリ。
アスランと再会したときも、オーブが大西洋連邦と同盟を結んだのはカガリのせいだぐらいな勢い
で攻められ続けます。さらにはオーブに戻れとまで。
てか、アスラン。最初にカガリとオーブを見捨てたのは自分だってことを棚にあげてないですか?
なんか、そんな奴がさも正論を吐いているのを見ると、なんかねぇ。
なので、もう少しキラとカガリには反論してほしかったんだけどね。
これ見てて、ちょっとアスランが嫌いになりました。余談ですがね。
が、オーブ艦隊が壊滅した今、もう何も恐れるものはないのでガンガン行ってほしいものです。
できればオーブに乗り込んで武力でもって政権回復を・・・
次にラクス。
まぁ、この人は行動を起こしたてなので、特筆するものはないです。
今後、舞台は宇宙に行くのでしょうが、その導入部分で何かをやらかしてくれると思います。
エターナルに乗ったしね。
理想としては、エターナルになぜかイザークとディアッカがいるみたいな展開がいいですね。
ディアッカに関しては、ミリアリアと一言言えば落ちそうですが、イザークはどうかな?
ただ、現在のプラントのラクス(ミーア)が偽者とわかったら、ラクス(本物)の方に来るかも
しれませんね。もしくは、真相をなぜか知ってしまったりとかで逃亡とかね。
まぁ、第四クールからの話だと思いますが。
最後に一応シン。
この子の根底にあるものは、戦争に対する憎しみしかありません。
とにかく戦争が嫌いであるのは確かですが、その力を吐き出す方向が最近は微妙になってます。
てか、パトリック・ザラやブルコスと同じ考え方に見えるのは僕だけでしょうか。
戦争を終わらせる=敵を全て滅ぼすという考え方。
まぁ、軍人であるから仕方のないことですが、種割れして理性をなくした時などは、憎しみだけ
で破壊活動を行っているとしか見えないので、そんな風に見えてしまいます。
ガンダムSEEDという作品は、基本的に上記のような考え方を否定してきている作品であるの
で、いまいち主人公であるシンに肩入れできないのは、ここらへんがあるからなのではないでしょ
うか。
今後、ステラがキラとからんで死ぬイベントがあるらしい(未確認情報)ので、さらに憎しみにを
前面に出して戦い続けることになりそうですね。
そうなった場合は、最後には死ぬんだろうなぁ。きっと。
彼の頑なな性格から、誰かに説得されて軍人でなくなるようなことはないと思うので、議長の暗躍
を期待しつつ、憎しみで戦うのではなくもっと戦争を大局的に見れるようになってくれればと思って
います。
いじょ。