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ガンダムな日々

とりあえず、ガンダムSEED DESTENYも始まったので、ガンダム専用のブログもありかなと。

機動戦士ガンダム SEED DESTINY 第32話 「ステラ」感想

2005年05月29日 | ガンダム SEED DESTINY
キラが言う「今わかっていることは、このままじゃダメだということだけで、何をどうしたらいいかはわからない」て
言うのは、製作陣を代弁しているのでしょうか。
残り20回を切って何が何やら。
さしずめアスランは視聴者代表ってところでしょうか。僕たちは何を信じればいいの?
そんな32回。

先週から引き続き、デストロイで大暴れするステラさん。
てか、デストロイってビグザムみたいって思ったのはレーゼさんだけではないと思います。
まぁ、そんなビグザムもどきで破壊しまくるステラさん。
ほ~んと、人がゴミのようでしたね。とにかく無差別に壊す壊す壊す。まさにデストロイ。
それを見て、一人ご満悦なのはいつもプールから出たてのような唇をもつジブリールさん。
表側の悪人をうまい具合に演じています。

そこへ、我らがキラくんとアークエンジェルが登場。
キラも何とか止めようとしますが、火力差がありすぎるのと、反則のようなIフィールド及び陽電子リフレクター
があるものだから当たらない当たらない。
更に、ネオさんが暗示をかけるものだから、ステラさん更に暴走。事態は悪化。
そんな中、カガリとオーブの愉快な仲間達が発進。
キラの邪魔をする、ネオ、スティングを牽制し始めます。
が、そんなことしても火力差は埋められることはなく、苦戦するキラ。
そこへ、ミネルバ到着。
現在動ける機体はシンのインパルスしかないので、当然の如く発進。
ついにミネルバ、アークエンジェル共闘か?と思わせたのですが、あくまで今回だけみたい。

で、シン。
キラと違いデストロイを破壊することしか考えてないので、接近戦に持ち込みます。
なんか、簡単にヒット。コクピットまわりが剥き出しに。
この段階でシンはデストロイの搭乗者を知りません。
そんなわけなので、ちょっとだけキラとシンは共闘。
それに水をさすネオさん。
「坊主っ!!その機体にはステラが乗ってるんだぞ!!」
とたんに、止まるシン。
それを見たキラはデストロイに接近戦を挑みますが、シンに追い払われる始末。
まぁ、キラは事情を知らないからポカーンな状態。
最近は、「I'm Justice.」を地でいくシンなので、命令なんか無視してステラを説得しにデストロイに接近。
なんか、ステラに告られてましたがね。女ッ気のなかったシンに、シスコンと言われていたシンについに
通常な人として陽のあたる道が歩けるのか?と思った瞬間、ステラさんの視界にフリーダムが。
ネオさんの暗示によりフリーダム=怖いもの=殺すになっているステラさん、即大暴れ開始。
更に、所かまわず破壊、破壊、破壊。
最後には、インパルスも破壊しようとしたところにフリーダムの一撃が。
これにより、デストロイ大破。
ステラさん即死か?と思っていたらちょっとだけ生きてました。
でも、結局お亡くなりになりました。
今回は、確かこんな観じだっような気がします。

・ファントム・ペイン
第一話より、ミネルバだけを追い続けヘタレ路線まっしぐらだったファントム・ペインの御一行。
ネオは、キラくんに撃墜されたため生きていましたが、他の3人はお亡くなりになってしまいました。
これって、今後は地球軍をつぶして次はザフトをつぶすっていうラインなんでしょうか。
さらに、公式にレジェンドガンダムが発表されてましたが、これってレイの機体になるのでしょうか?
エンディングの絵を信じる限りはそうなんでしょうが。
まぁ、ムゥ、ラウのクローンだからドラグーンは使えるでしょうがね。
てことは、インパルスにはルナマリアさんが乗るんですね。
でも、富野作品て旧主役機に乗り換えるとあまりいい終わりは無かったような。
ダンバイン→マーベル死亡。Zガンダム→エマ死亡。
これについては引き継いでほしくないですね。

・ネオとマリュー
まぁ、出会うべくして出会ってしまったわけですが、ネオって記憶なさそうなので今後の流れには注目
していきたいと思います。
多分、最後には記憶を戻しそうな気がしますがね。
で「やっぱオレって、不可能を可能に・・・」って言いながら死んでしまうのだろうなぁ。

・ステラの死
ことの発端は、シンがミネルバから連れ出したのが原因ですね。
が、話の流れシンの性格からして、あれは当然のイベントだったと思います。
でも、それがためにデストロイに乗って破壊しまくったわけだから、ザフト的にシンはとんでもないことを
してるわけで。
でも、ここら辺はスルーされそうですがね。
で、最終的に手を下したのはキラだったわけですが、ステラさんはそのときはすでに虫の息だったように思います。
なので、決定打はシンの最初の一撃だったのではないでしょうか。破片もささってたしね。
でも、そこらへんもスルーするんだろうなぁ。やつらは・・・


機動戦士ガンダム SEED DESTINY 第31話 「明けない夜」感想

2005年05月26日 | ガンダム SEED DESTINY
今週は引越しもありバタバタしてるため、1回しか見れてません。
なので、覚えてる範囲で感想をいってみたいと思います。
そんなわけで、不惑のキラくんも実は悩んでいたな31回。

え~、のっけからですが、なんかこのペースだと地球に居座ったまま終わりそうな感じがしてきました。
てか、宇宙に上がる理由が未だ見つからないんですがね・・・
ただ、このままラクスを表舞台から去らせるとも思えないので無理矢理宇宙に上がりそうですが・・・
まぁ、地球軍が宣戦布告したとは言え全面戦争に突入したわけではないので、こういったグダグダな
展開が続いているわけで。
前種の思想を引き継いで話を作ってるわけなので仕方の無いことなんでしょうが、もうちょっとなんとか
してほしいものです。
ひょっとして、全話使ってそれぞれ(キラ、アスラン、シン達)の戦う意味やら本当の敵やらの話を続けて
いくつもりなのでしょうか。
ただ、本当にこれをやりそうなので怖いところですが・・・

そんな流れを受けたのかは知りませんが、今回もそこらへんの話とデストロイのデモで終わりました。
まず、キラから。
今まで不惑のキラくんだったはずなのに、なんかマリューさんに弱音を・・・
ここらへんは、まだ10代の少年だねぇなんて思ってしまいます。
本人は、アスランに言われたことから迷いが生じているみたいなこと言ってますが、そのアスランと話て
いるときはそんなことなかったような気が・・・
さらに、その後もカガリを引き連れイケイケだったような気が・・・
ここらへんは、脚本がダメということなんでしょうねぇ・・・
で、キラの話を聞いていたマリューさん。いいお姉さんてな感じでした。てか、前種のころと全く変わらず
でいい感じ。やっぱりマリューはミサトじゃないとね。

次にアスラン。
前回から、引きずったままでした。
てか、考え方が真面目すぎるのでしょうね。一元的にしか物が見えなくなってるような気が。
シンの取った行動(ステラを持ち出しネオに返す)に対しては、軍人としてしか見てないしね。
てか、キラ達と話していたときも軍人的な考えだったしね。
もっと、頭をやわらかくしてみればいいのになぁ、なんて思うのですが。
でも、アスランてずーっとそんな感じだったような気がしますね。
元々、軍人だったしね。
おそらく、アスランにはカガリの補佐をしながらいろいろ考え行動するよりも、何かに所属してその立場から
物事を考えるのが合っているのでしょうね。
でも、それだとただの頭の固い人間になってしまうので、そういった後ろ盾みたいなものが泣くなた時に、どんな
行動をするかで、彼の成長が見えるのかもしれません。

で、シン。
なんか、たくらみ議長がウラから手を回したがために無罪放免となってしまいました。
さらに、やれ「スーパーエース」とか言われて天狗になっていたものが、もっと天狗になってしまってますよ。
性格、言動等から、もうすでに主人公ではなくなってるんですが・・・
このまま行くと「オレが掟だ」なんて言い出しそうで・・・
そうなった場合に、ヘタれてきてるアスランはどうとして、艦長の立場がなくなってしまいそうな気がします。
まぁ、議長の考えてることは、おそらくこのまま勝手気侭にやらせてキラもついでに殺ってもらおうってなことだと
思うのですが。
なんて言ってもロゴスとつながってるみたいだしね。キラとラクスが離れたのが幸いだとか言ってたしね。
そろそろデスティニー出さないとバ○ダイが怒りそうだしね。
そんなわけで、シンは知らず知らずのうちに議長の駒と化してるのでしょうね。
それを知る日が来るのでしょうかね。来るとしたらミネルバのクルーの誰かが死ぬときだろうなぁ。
まぁ第一候補としては艦長だろうなぁ・・・

最後に、次回のサブタイは「ステラ」ですか。
ちょっとネタバレかもしれませんが、次回でデストロイは壊されるらしいようなことを紹介しているのを見てしまった
ので、ステラはお亡くなりになるのでしょうかね。
で、直接だか間接だかわかりませんが手を下すのがフリーダムだとか。
そんで、シン対キラになっていくそうな・・・

まぁ、正しいかどうかわかりませんがね。

機動戦士ガンダム SEED DESTINY 第30話 「刹那の夢」感想

2005年05月17日 | ガンダム SEED DESTINY
先頭の後の話はドラマと毎度毎度のパターンなのですが、なんだかもう慣れてしまいました。
あと20話しかないのに、新MS4機はどんなシチュエーションで出てくるのでしょうかね。
そんな30回。

今回は、それぞれの戦う理由と戦う相手をあらためて説明した話でよかったのでしょうか?
なんか、そんな描写しかなかったような気がします。
以下、簡単に話の流れを。

前々回、壊滅的な打撃をうけたオーブ艦隊の面々はトダカ一佐の遺言どおりアークエンジェル
へと合流。
こんご、カガリ達(一応ね)と共に戦っていくことを誓います。
ミネルバでは、ステラがヤバめな様子。
プラントでは生きたサンプルがほしいらしいのですが、医者曰く、延命措置を続けていても
いつお亡くなりになるかわからないそうです。
それを立ち聞きするシン・アスカ16歳。
一方、大破した2機に乗っていたパイロットのルナマリアとアスラン。
ルナマリアは、あれだけくらってるのに、もう動き出せるぐらいの軽症でした。
さすがコーディネーターというところでしょうか。
アスランの方はというと・・・部屋に引きこもってました。
精神的なダメージで言うと、アスランの方が大きいかと。
やられた相手がキラだったしね。力の差はまだしも、まさかキラに討たれるとは思ってなかった
だろうし。
が、そんな事情を知らないシンは、「アスランなんて大したことねぇなぁ(意訳)」なんて
言っちゃってるしね。
んで、そのシン・アスカ16歳。ステラの状況を知ってステラを連合に返すことに。
レイの手助けもあり(シーン的にキラがラクスを返すときとかぶりましたがね)無事返すことに
成功。
だいたい、こんな感じだったと思います。

で、冒頭でも触れたように戦う理由、戦う相手を再認識させるためのイベントが盛り込まれてました。

まず、アークエンジェル。
ここでは、キラとオーブの人々に関してでしょうか。
キラの戦う理由は、そのセリフ(結構毎回言ってるような気がしますが)が全てだと思います。
だいたいこんな感じ。
・今わかっていることは、このままじゃダメだということだけ。
・何をどうしたらいいかはわからない。
・ザフトを討ってもダメ。
・地球軍を討ってもダメ。
・そんなこと(上記2個)は散々やってきた。
・結果、憎しみが止まらない。戦いが終わらない。僕達も戦いつづけるから。
・僕たちもプラントも地球も幸せに暮らせる世界がほしいだけ。
まぁ、戦う理由はあるんだけど、何と戦うかは未だハッキリとした答は出してないということですね。
でも、それって前種からずーっと引きずってることのような気がしますがね。
なので、今出来ることは戦いに介入して戦力だけを奪って帰るってことなんでしょうか。
やりあってる側からすれば、傍迷惑この上ないのですが、明確な戦う相手がいない以上、話のもって
いきかたとしてはしょうがないのかなぁなんて思います。
てか、風呂敷を広げすぎて収集がつかなくなってきてるだけなんでしょうけど。前種とあまり変わって
いないですね。ここのところは。
で、オーブの皆さんはというと、オーブの理念を信望し軍に身を置いてるのだそうです。
オーブの理念。これも何回も出てきてる言葉ですね。
他国を侵略せず、他国の紛争に介入せず。
が、現在はセイラン親子によりオーブの理念てやつは無きに等しくなってます。
なので、オーブの皆さんが戦う理由は、そのオーブの理念を守るために戦うってことになるのでしょうか。
これも、具体的に何をどうすればいいのかはわかっていないみたいです。
多分、製作陣もわかっていないのでしょう。

で、ミネルバ。
ここでは、アスランとシンになるのでしょうか。
まず、アスランに関して。
簡単に言うと、振り出しに戻ってる感じでしょうか。
アスランもアスランなりに戦争を終わらせるためにザフトに復隊して、戦争をなくすために最善をつく
してきたみたいですが、キラに言われた一言で、その自信もなくなったみたいです。
さらに追い討ちで、「地球軍と戦うためにザフトに戻ってきたんでしょう?」とシンに言われてしまいます。
本当はそんなつもりは無かったのにね。
だけど、実際はどう思ってるかわかりませんが、端から見ているとアスランの言葉や行動って、結局
のところ前種でのパトリック・ザラやアズラエルと近い考えになってるような気がします。
撃って来るから撃ち返す。
でも、これって終わりが無いですよね。じゃあいったいどこで終わらせるのでしょうか?
撃って来る敵を全て倒したら終わりという結論に達しますね。
アスランとしては自分が信じてやってきたことが、根底から崩れ始めてるような感じでしょうか。
まぁ、このまま復活せずに終わることはないと思いますが。
また、ラクスと絡むイベントでもあるのでしょうかね。
シンはと言うと、完全にパトリック・ザラ、アズラエルな考え方になってます。
悪いのは全部地球軍。
それに組するオーブは敵。
だから討つ。
とまぁ単純な論法なんですが、ここからもシンとして戦争を終わらせるにはどうしたいのかが想像でき
ると思います。

あと残りも20話ぐらいになってしまいました。
キラはどうとして、アスランの復活、シンの主人公としての覚醒はあるのでしょうか。
来年はガンダムやらないので、なんとかあと20話中に終わらせてほしいものです。
間違っても映画で続編はやめてね。


機動戦士ガンダム SEED DESTINY 第28・29話の感想というか・・・

2005年05月12日 | ガンダム SEED DESTINY
え~、だいぶサボってしまいましたが何とか書きました。
タイトルもある様に、感想ではないかもしれません。てか28、29話とか関係ありません。
さらに、家で書く暇がなさそうだったので、職場で開いた時間にこそーっと書きました。
そんな感じで、よろしくお願いします。

物語も半分終わり、途中のラブコメのため巻きに入ってるように感じる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
28話でオーブ艦隊が壊滅したことにより、やっとこ話が進みそうなので今回は、これ
までを振り返ってみた感想とかをお送りしようと思います。

アーモリーワンでのファントム・ペインによる3機のガンダム強奪から始まったこの物語。
このときから主人公であるシン・アスカにスポットは当たっていませんでした。
というか、30話を迎えようとしている今でも前作の主要人物中心に話が進んでいますね。
いまだに影の薄い、おそらくサンライズ史上、最も虐げられた主人公になるのは確定して
いるかもしれません。
今後、ラストに向かってもっとスポットが当たることがあるのかわかりませんが、今のまま
でも物語的にはまったく問題ないってのもどんなものかと。
どこかのレビューでは「シンが今死んでも、物語的には大丈夫」なる感想が書かれていたこ
とが印象に残っています。

話を戻して、前作の主要人物であるキラ、アスラン、カガリ、ラクス。
それぞれが何かをきっかけに決意し、それぞれ行動を開始していくのが、今回までのテーマ
みたいになってます。
まず最初に行動を起こしたのはアスラン。
前大戦終了後、オーブに身を寄せカガリのボディーガードをして生計(?)をたてていた彼
は、偶然ガンダム3機強奪事件に巻き込まれ、そのままミネルバに搭乗し、さらにテロリスト
によるユニウスセブン落下事件に巻き込まれ・・・と、気づくと災難にみまわれている状態
になっていきます。
で、ユニウスセブン落下事件でいまだに父親の影が残っていることを知り、一人苦悩。
そうこうしているうちに地球とプラントの間で戦争が始まりと、苦労の絶えない日々が続い
ていきます。
前大戦で、戦争による悲劇を知ったアスラン。もう戦争を起こしてはいけないとは思っていま
すが、今のまま(立場)では戦争を止めることなどできないことはわかっています。
そこで、ボディーガードの分際でプラント最高議長に会いにいく決心をします。
で、議長に会い説得(洗脳?)されザフトに復隊したことが彼の決意となるわけですね。
だけど、これって前よりも悪い方向にいってるような気もしますね。
軍に所属するということは、所詮主観(ザフト側)でしか物が見れないわけで、最終結論と
しては、ザフト勝利で(地球軍を根絶やしにして)戦争を終了させるという、パトリック・ザラ
(アスランの親父)と同じ考え方になるのではないでしょうか。
まぁでも、アスラン本人はシンほどイケイケで戦っているわけではなさそうですがね。
が、軍人である以上、個人の感情など受け入れてはもらえないので、しかたなく討ったと自分
に言い訳しながら戦い続けていくことになるのでしょう。
なら最初の決断が間違いだったと、いつ気づくのかが今後の焦点のような気がします。

次がキラ。
キラの考え方は前作からずーっと変わっていません。
キラの戦う理由。仲間を守るため。
前作だと、カレッジの仲間達(フレイ、サイ、トール、ミリィ、カズイ)から始まり、それが
アークエンジェルとなり、最後は全ての人となったわけですね。
今回も、最初のきっかけはラクス襲撃でした。
それまで、隠居していたところにザフトの特殊部隊に襲撃され、その標的がラクスとわかり、
ラクスとその他の人々(マリュー、虎、母、宗教家、じゃり)を守るためフリーダムに乗り戦う
ことを決意。
その後、アークエンジェルの元クルーを引き連れオーブからカガリを強奪。逃亡。
地球軍とザフトの戦闘に介入しては戦場を混乱させと、端から見たら迷惑この上ないのですが、
全ての人を守る(戦争で死なせない)ために取っている行動であると。そう解釈しています。
各方面であいかわらず叩かれているキラの行動ですが、少なくとも一番まともな方法で戦争を
終わらせようとしてるような気がします。
というのも、戦争状態に入る前ならまだしも戦争状態になってしまった段階で「言葉」を聞く
人は少数になってしまいます。
そこであきらめずにと言われる人もいるかと思いますが、そんな理想論だけではどうにもなり
ません。それは、カガリが大西洋連邦との同盟を阻止できなかったことを見ればわかると思い
ます。
となると、第二の手段として力を使うことになるわけですね。
その際の理想としては、地球とプラント以外の第三勢力の存在が理想なのですが、現状それは
望めないわけで。
そうなったときに、どうするかですよね。
で、キラの取った行動は、そんな第三勢力になることだと思うのです。
1人が立てば賛同者は必ず出てくるはず。28話のラストでトダカ一佐も自分の部下に「アーク
エンジェルと共に」みたいなことを言ってますしね。
前作と同様な行動であることは変わりないのですが、今回はその考え方が全地球規模で浸透し
てくれるといいのですが。

次にカガリ。
物語を通して、ずーっとおバカなキャラクターに描かれてきていましたが、カガリは考えるより
も行動を起こすタイプなので、あながち間違った描かれ方ではなかったのではと思っています。
最初のうちは、一生懸命国家元首たらんと振舞っていましたが、そんな着飾ったカガリなんかに
ついていく国民はいないと思います。
所詮は人真似でしかないし、そんなコピーされた人格なんか信用できないしね。
ただ、セイランな人々(ウナト、ユウナ)には御しやすかったのだとは思います。
んで、キラの拉致によって少しずつ自分を取り戻していき、そしてラクスのとどめの一言「まず
決める。そしてやり通す。それが何かをなすときの唯一の方法」で覚醒。今に至ると。
とはいえ、自国の人間を討つ事はできず戦場に出ても何もできないカガリ。
アスランと再会したときも、オーブが大西洋連邦と同盟を結んだのはカガリのせいだぐらいな勢い
で攻められ続けます。さらにはオーブに戻れとまで。
てか、アスラン。最初にカガリとオーブを見捨てたのは自分だってことを棚にあげてないですか?
なんか、そんな奴がさも正論を吐いているのを見ると、なんかねぇ。
なので、もう少しキラとカガリには反論してほしかったんだけどね。
これ見てて、ちょっとアスランが嫌いになりました。余談ですがね。
が、オーブ艦隊が壊滅した今、もう何も恐れるものはないのでガンガン行ってほしいものです。
できればオーブに乗り込んで武力でもって政権回復を・・・

次にラクス。
まぁ、この人は行動を起こしたてなので、特筆するものはないです。
今後、舞台は宇宙に行くのでしょうが、その導入部分で何かをやらかしてくれると思います。
エターナルに乗ったしね。
理想としては、エターナルになぜかイザークとディアッカがいるみたいな展開がいいですね。
ディアッカに関しては、ミリアリアと一言言えば落ちそうですが、イザークはどうかな?
ただ、現在のプラントのラクス(ミーア)が偽者とわかったら、ラクス(本物)の方に来るかも
しれませんね。もしくは、真相をなぜか知ってしまったりとかで逃亡とかね。
まぁ、第四クールからの話だと思いますが。

最後に一応シン。
この子の根底にあるものは、戦争に対する憎しみしかありません。
とにかく戦争が嫌いであるのは確かですが、その力を吐き出す方向が最近は微妙になってます。
てか、パトリック・ザラやブルコスと同じ考え方に見えるのは僕だけでしょうか。
戦争を終わらせる=敵を全て滅ぼすという考え方。
まぁ、軍人であるから仕方のないことですが、種割れして理性をなくした時などは、憎しみだけ
で破壊活動を行っているとしか見えないので、そんな風に見えてしまいます。
ガンダムSEEDという作品は、基本的に上記のような考え方を否定してきている作品であるの
で、いまいち主人公であるシンに肩入れできないのは、ここらへんがあるからなのではないでしょ
うか。
今後、ステラがキラとからんで死ぬイベントがあるらしい(未確認情報)ので、さらに憎しみにを
前面に出して戦い続けることになりそうですね。
そうなった場合は、最後には死ぬんだろうなぁ。きっと。
彼の頑なな性格から、誰かに説得されて軍人でなくなるようなことはないと思うので、議長の暗躍
を期待しつつ、憎しみで戦うのではなくもっと戦争を大局的に見れるようになってくれればと思って
います。

いじょ。

お詫び

2005年05月09日 | ガンダム SEED DESTINY
28話、29話はまとめて書きます。
多分、感想っぽくはならないと思いますが。

で、もう30話近くなるってのに未だに話が進まないのはいつもどおりなのでしょうか。
いかんせん、議長の行動が不明(ラウっぽくなるのか、独自に行くのか)なので、キラ達や
シン・アスラン達の進むべき道が全く見えてきません。
なので、キラの主張していることが自分勝手なことに聞こえてしまいます。
アスランについても同様。シンに至ってはたんなる破壊魔人にしか見えませんが。

今後、おそらく宇宙へと戦場は移るのしょうが(ラクスがエターナルに乗ったしね)前回と
同じような展開(ジェネシスとか核の打ち合い)になったら見るのやめようかと思っていたり。

製作陣の苦労はわからないわけではないですが、もう少し先を見据えたストーリー構成で
やってもらいたいものです。
今回も「もう種ポ」とか言われてるんだろうなぁ、きっと。