ちょっと前に、お客様(Sさん)から聞いた怖い話を・・・・。
ある新婚さんの奥さん(Aさん)から相談があると言われ、
新都心のCAFEへ。
いつもの世間話からはじまり、次第に話の核心へ・・・。
どうやら、結婚してしばらくたったある晩から、
眠っている自分(Sさん)へ「視線」を感じるとのこと・・・。
最初は、新居へ移った不慣れな環境で眠れないだけだと思い、
気になりながらも2度寝を繰り返す毎日送っていたが、
3ヶ月経っても「視線」は消えず、
今では、なかなか眠りに就くことができず、
旦那さんを会社へ送り出した後に仮眠をとって
主婦業をこなしているらしい。
相談相手の(Sさん)は、
「(忙しい会社を)寿退社をしたから暇しすぎているんじゃないの~!!!
無駄に体力があまっているんだよ~!!!
ウォーキングとかやってみたら~。
それでも駄目だったら、旦那に甘えれ~!!!」
っと、軽いジョークを返したところ、
バンッ!!!!!!
と、突然テーブルを叩き、
「人が真面目に話してるのにっっっ!!!!!もう・・・・・・いいっ!!!」
っと、声を張り上げて席を断ってしまいました・・・・。
お昼時の、人で賑わうCAFEが一瞬で シ~ン・・・・っとなり、
そこへ取り残されたSさんは、驚きと恥ずかしさで
顔を真っ赤にしてCAFEをあとにしました。
帰宅したSさんは、
「悪いこと言ってしまったかなぁ・・・。でも、何もあそこまで
怒らないでもいいのに・・・。」
っと、自責の念と怒りで思わず泣いてしまいました。
夕食の時、その事を(Sさんの)旦那さんに話したところ、
「確かにAもやりすぎだけど、とっても悩んでいるから相談したんだろ?
ヤー(お前は)は、相手の気持ちを考えないでペラペラ喋るから
こんな事が起きるばーよ。今日1日お互い頭を冷やす時間を置いて、
明日すぐに「ごめんねっ」って連絡しれ。」
っと言われて、とても反省したそうです。
小学生からの付き合いで、たくさんの喧嘩も仲直りもしてきた SさんとAさん。
それでもお昼の尋常じゃない怒り方は初めてで、
内心、電話を取ってくれるか心配だったそうです。
翌日、先日と同じ時間帯に携帯に掛けてみたところ・・・・・。
取らない・・・。
少し時間を置き、再度掛けてみたところ・・・・。
やはり取らない・・・・・。
携帯をハンドバックに入れたままで気づいてないのかな・・・・。
と、思い直接家の番号へ掛けてみるも・・・。
取らない・・・。
その後も、携帯と家に何度掛けても取らず、
留守番電話へメッセージを残しても連絡は来ず・・・・。
20年以上の付き合い・・・・。
Sさんの1番の親友で、最大の理解者・・・。
血を分けた兄弟のようなAさんを傷つけてしまった事に
酷く落ち込み、途方にくれました・・・・。
「ちゃんと、真面目に聞いてあげればよかった・・・・。」
帰宅したばかりの旦那さんに大泣きしながら抱きつきました・・・。
「大丈夫だよ・・。まだ、変な~(気まずい)してるんだよ・・・。
ワー(自分)が明日Aの旦那に連絡取ってみるから、今日はもう眠れ・・・。」
泣きつかれたSさんの顔を見て、旦那さんは優しく言ってくれたそうです。
ベットへ倒れるように横になったSさんは、明日は連絡が取れることを祈りながら
眠りに就きました・・・・。
深夜3時。
「ピンポーン・ピンポーン・・・・・」
突然、Sさんの家のチャイムが鳴りました・・・・。
つ・づ・く
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