先週、いつも通り開店準備をしていると、
ちょっとだけ入口のドアが開いて、
その隙間から女性の方が覗いている…。|(・|
ひゃっああーぃぃぃい!!
まだッッッ!!
まだ明るいんですけどッッッ!!
まだ丑三つ時じゃないよぅううッッッ!!
ナンマイダー!!
サンマイダー!!
ヨンマイダー!!
ゴマイカ?!
いや、ロクマイダー!!
何枚でも良いッッッ!!
何枚でも良いから成仏してくれッッッ!!
と、膝ガクブル状態で恐る恐る入口のドアに近づくと…
めちゃくちゃ綺麗な女性の方がモジモジして立っている。
神様!!仏様!!
決して成仏させないで下さい!!
多分、迷子になっていた、
僕の守護霊です!!
いや、エンジェルなのですッッッ!!
束の間ポーっと(●´ϖ`●)見ていたら、
「アキマスカ?」👩
「いえ、僕は飽きません!!」👨
「…オープン…?」👩
「あ…ああ!!オッケーオッケー!!
どうぞどうぞー!!」👨
どうやら、観光客らしく、
わざわざへんぴな所にある
Owlに来店して頂きました。
僕、まったく英語が喋れないのですが、
おじーおばーの方言みたいに、
何を伝えているのかはなんとなーくわかるので、翻訳アプリなども使って簡単なおしゃべりをしていました。
どうやら、シンガポール在住の台湾の方??
(だったかなぁ…)
沖縄観光に来たらしく、
以前、来店してくれたお客様が
紹介してくれたらしい。
「ユー?」👩
スマホの画像を見せてくれました。
紹介してくれたお客様と一緒に写った画像でした。
「ハイ。僕です。」👨
「ヘアーチェンジ?」👩
「イエス。ブロッコリーヘアー!!」👨
(パーマ)
渾身の一発ギャグが決まりました。
ひとしきり笑って頂いたあと、
「ユア カインド…」👩
ん?カインドってなんだ?
アプリで翻訳していると、
女性はメソメソし始めました。
どうやら、Owlに来る前に2件ほど入口で断られたらしい。
「多分、予約制か予約でいっぱいだったんだよ!!」👨
「Ok…ok…。」👩
コロナ、許すまじ…!!
ルパン何世かは忘れたが、
多分そういう感じの男前な教育を受けている
紳士な僕が慰めてあげなくちゃ!!
「貴女が美し過ぎて戸惑ったのでしょう。」👨
(翻訳アプリ英語)
女性は眉間にしわを寄せ
「ハァ?!」
オイラも
「ハァ?!」
束の間の重い沈黙のあと、
明日は何処にいくの?
そっちの海は綺麗だよ!!
ここのオキナワンヌードルは美味しいよ!!
と、和気あいあいとおしゃべりを再開し、
また、沖縄に遊びに来るね!!
友達にも紹介するね!!
っと言って去って行きました。
なんだろ…。
アプリ翻訳が悪かったのかなぁ…。
いや、俺の調子が悪かったのか…。
英語…いや…日本語を勉強し直さなきゃなぁ…。
紳士諸君、勉強しないとこんな事になるぜ。
ちなみに彼女が行ったお店、
2件とも予約制のお店でした…。
ちゃんと教えてあげなよ…。
というか…調べなさいよ…。
おっちょこちょいのエンジェルのお話でした。