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9月例会ご案内

2008年09月13日 | Weblog
9月例会ご案内
―水俣・授産施設「ほっとはうす」見学会及び座談会―
今月9月例会は「ほっとはうす」の見学会を予定しております。担当された設計士の説明や熊本県議会議員平野みどりさんや熊本市議会議員村上博さんを交えてほっとはうすの方々と座談会を予定しております。貴重な祭日ではありますが、充実した内容をお届けできると思いますので、多くの方の参加をお願い致します。出欠は、返信用ハガキ、Eメール、FAXにて9月17日(水)までに、ご連絡をお願いします。                    
                    バリアフリーデザイン研究会会長 西島衛治

日時: 2008年9月23日(火)秋分の日 14:00~16:00
場所: 水俣市浜町1丁目の授産施設「ほっとはうす」
内容: 前半 建物内見学会  後半 スタッフと参加者座談会
方法: 各自現地集合 参加希望者で乗用車、乗合わせも考えております。ご希望をお知らせ下さい。
*おれんじ鉄道で行く方法も所要時間や費用の参考のために、ご案内します。時間等は再度ご確認下さい。
      所要時間: 1時間42分  運賃: 片道1,940円
10:35熊本駅出発(JR鹿児島本線) → 11:08八代駅着 (八代肥薩おれんじ鉄道・出水行きへ 乗り換え) → 12:17水俣駅着 タクシーにて「ほっとはうす」へ
Asahi.Com 掲載 ほっとはうす・みんなの家(水俣市)―マイタウン熊本  より
胎児性水俣病患者ら14人が通う水俣市浜町1丁目の授産施設「ほっとはうす」。患者らの働ける場をめざして98年に発足したが手狭になり、4月に新施設を建てた。愛称は多くの人の集いの場となることを願い「みんなの家」。作家の石牟礼道子さんは「この家には物語がある」という。(稲野慎)
  新施設は木造平屋約300平方メートル。ホールや食堂、作業室、宿泊室などを備える。運営する社会福祉法人「さかえの杜(もり)」の理事3人が自分の山のヒノキを寄贈し、3本の「大黒柱」をつくった。玄関前の2本は高さ3メートルほど。2月に68歳で死去した水俣病の語り部杉本栄子さんは父親の形見の山の木を、元市福祉環境部長の山口保彦さん(67)は曽祖父が山口さんの誕生を記念して植えた木を、それぞれ提供した。いずれも樹齢60年以上。昨秋に切り出した際はお神酒を供え「命を頂きます。胎児性患者を支えて」と祈りをささげた。当時、杉本さんは自分ががんに侵されていることを知っていた。
  ホールに入ると3本目の大黒柱。元水俣市長の吉井正澄さん(77)が寄贈した長さ7メートル、直径45センチの大木だ。 吉井さん所有の山の頂上で、台風をまともに受け、干ばつでは水がなくなる悪条件でまっすぐ伸びてきた。樹齢約80年。「世の嵐の中で生き抜いてきた患者さんと同じ境遇と考えた。この木のようにしっかり生き抜けよと思いを込めた」ホールの隣に患者らが押し花付き名刺などをつくる作業室。部屋を仕切るドアに小窓があり昨年3月に水俣病に認定された同市の建具職人、緒方正実さん(50)が作ったこけしが患者らを見守るようにはめこまれている。水俣病犠牲者への祈りの気持ちを込め「祈」の文字が彫り込まれた。
  建築構想づくりにかかわったのが、3月に55歳で死去した熊本市の建築家、故・白木力さん。杉本栄子さんの語りに感銘を受け、建築への参画を買って出た。昨年末には肝臓がんと分かり、病床から構想を伝えた。完成は見届けられなかった。
総事業費は約8500万円。国、県の補助金が半分弱、残りを全国からの寄付などで賄う。 各地から人々が訪れ、患者の体験談を聞いたり談笑したりしている。施設長の加藤タケ子さん(57)は「杉本さんや白木さんら亡くなった方々をはじめ、多くの人々の願いと希望が託されている。これからも(胎児性患者ら)みんなと一緒に思いを受け止めながら歩んでいきたい」と話す。

<その他のお知らせ>
     ・ 当会ではHPに会員同士の連絡版を設けております。例会が減りましたので、情報の交換、会へのご意見、皆様の近況報告等積極的にご活用頂きます様、ご案内申し上げます。
      http://blog.goo.ne.jp/bariken0301

当会では郵送費節約のため、できるだけネット環境をお持ちの方にはメールでのご案内をさせて頂いております。郵送の方でメールアドレスをお持ちの方は是非ご協力をお願いいたします。

次回例会は12月を予定しております。

・ 会費未納の方には再度振り込み用紙を同封させて頂いております。擦違いやミスで届きましたら、お詫びを申し上げますと共に、ご一報くださいますようお願い申し上げます。

・ 前事務所から、かなりの書類や書籍が西原の小椋住宅作業所へ移され、ストックしておりますが、在庫が多いもの(下記5冊)は数冊残して9月末に処分します。必要な方はご一報下さい。

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