終わり良ければ・・・

前回の記事で書いた子猫ですが・・・。

もういませんでした・・・。

 

ほっとしたような心配のような・・・。

心優しい誰かに引き取ってもらったと、いい方に考えたい。

 

とても可愛らしく、人懐こい猫でした。

しかも成猫ではなく、子供です。

更に鳴いていたのは、多くの人が行き交う所だった。

あんなに切なそうに鳴く姿を見たら、誰かがなんとかするはず。

 

そう信じて、昨日は家路を急ぎました。

 

実は昨晩、今の会社に勤めて2回目の残業をしました。

今月の初めからずっと狙っていたお客様が、

やっと契約してくれたんです。

2名のお客様だったんですが、両者とも終業間際にアポが取れました。

急いで伝票を書き起こし、上司に提出。

その後今度は日報を書いて、業務終了です。

 

時計を見たら30分近くの残業でした・・・。

 

でもずっと気になっていたお客様が契約してくれて、すごく嬉しかった。

この仕事をやっていて良いのは、こうした達成感を得られること。

諦めないでよかったと、つくずく思います。

 

クレームのお客様への対応がうまくいかず、

架電を中断された時は「辞める」の3文字しかありませんでした。

が、9月の土壇場に来て2件のアポを獲得。

上司からも褒められ、このまま死んでもいいと思う程充実した気持ちでした。

 

さて、この週末は月曜に受ける大腸検査に備えます。

備えると言ってもね、別に何もないんだけどね・・・。

ま、今日は好きなものをたらふく食べます。

 

明日の昼からは検査食。これが毎度毎度の軽すぎる食事です。

お腹が空いたら、プリンやアイスなど消化のいいものを間食してもいいそう。

先程スーパーで買ってきました。アイスとプリンを。

 

こういう時くらいアイスはハーゲンダッツ、

プリンも高そうなものを選べばいいのに、

アイスはスーパーカップのバニラ、プリンは30％オフの品で済ませたわ・・・。

 

私らしい・・・。でもこれで満足。

後は検査結果が何事もないように祈るだけです。

 

 

 

どうか生きて

昨日会社に行く途中、野良猫の子に出会いました。

 

学校帰りの子供たちと付き添いの父兄たちが、

何やら集まってわさわさしていました。

そこは地元でも結構有名な会社のビルの生垣。

その中に身を隠すように、小さな猫がうずくまっています。

 

子どもたちや大人たちは、皆困惑した表情でした。

何とかしてあげたい・・・。

でも生き物を飼うということは、生半可な気持ちではいけない。

家族として迎え入れる覚悟が必要。

私もその様子を遠目で見ながら、切ない思いで通り過ぎました。

 

「帰る頃には誰かに保護されていて。お願い」

 

仕事に就いてからも、ずっとその猫が気がかりでした。

祈りは通じているか・・・。

もし、あの場所に子猫がいたら・・・。

 

終業時刻になり真っ先にタイムカードを打つと、

子猫に会わないことを祈りながら足早にビルの前まで歩きました。

 

「にゃ～～」

 

いた・・・。

彼はいました・・・。

力強く鳴きながら、でも誰かにすがるような目で鳴いていた・・・。

 

目の前は大きな道路。

車もまだかなり多く走っている。

どうしよう・・・。助けたい・・・。

でも私には無理だ。

年老いた先住猫がいるし、もう子猫を飼える年齢ではない。

一時の感情で連れ帰ったとしたら、返って不幸にしてしまう。

 

第一、会社帰りだ。

どうやって連れ帰るのだ・・・。

 

しばらく子猫の前で立ちすくんでいた私に、

彼は「助けて・・・」とお願いするかのようにすり寄ってきました。

 

「ごめん・・・。ごめんね・・・」と言葉を掛けると、

振り返らずに駅に向かいました・・・。

 

そこはビジネスホテルや多くの企業が入ったビル、

コンビニ、タワーマンションなどが建っており、

かなり賑やかで人通りが多い街中です。

 

誰か、誰か彼を救ってほしい・・・。

 

一時的な保護でも、とりあえず命は取り留めることができる。

周りは多くの人がいる環境です。誰か助けてあげて・・・。

 

子猫一匹を目の前にして、どうすることもできなかった・・・。

無力な自分に、帰宅してから涙が出ました・・・。

 

 

 

時給300円以下の仕事

昨日の早朝、

実はポスティングの仕事をしていました。

 

メインの職場で起こった出来事に対し、

気持ちをフラットにさせるのにちょうどいい時間でした。

でも最近、

お金のことを考えるとあまりに効率の悪い仕事だと、

つくずく感じています・・・。

 

配る枚数はここ最近で一番少なく、

2種類のチラシを集合住宅のみの配布で150枚ずつ。

合計300枚です。貰える金額は450円。

配るのにかかった時間は2時間くらいかなあ。

時給に直すと225円・・・。

 

早朝手当なども付くわけがない、ただ働き同然の仕事です。

ばかみたいですよね・・・。

さすがにちょっと、この職への疑問符が立ち始めている・・・。

メンタル的にいい仕事には間違いないんだけど・・・。

あと、健康面とかね。

 

世の中にはもっと楽をして、もっと大金を稼いでいる人が五万といます。

ポスティングと言う職が底辺過ぎて、比べる価値もないと言えばそれまでです。

結局、能力もスキルもない50代後半のバツイチ婆の行きつく先。

そこはチラシ配りのような、仕事とも言えない職なのかもな・・・。

 

独りで地味にこつこつ生きる。

支えてくれる子供や夫がいれば、それだけで幸せです。

私にはない存在だから、自分を癒すも殺すも自分次第の綱渡りの人生・・・。

 

は～、疲れたなあ・・・。

 

 

 

会社で泣く・・・

50代の1パート婆が、泣きました・・・。

 

理由は、クレームを受けたからです・・・。

と言っても、感情的に話したつもりは一切ない・・・。

でも相手にとっては不服だったようです。

 

委託先の営業所ではなく、

そこより更に大きな支店に電話をされ、

私だけ架電を止められました。

 

終業まで1時間程あったのですが、

その間はリストの整理をお願いされ1人茅野の外・・・。

仕方ないとは言え、とても屈辱的な気持ちでした・・。

 

詳しいことは書かないけど、

多分今の仕事から外されると思う・・・。

本日、別件で担当の方が職場にお見えになる。

その時に、謝罪の言葉も求められるでしょう・・・。

 

仕事が変わってから、

大変ながらも真面目に一生懸命取り組んできた。

これまでとは全く畑違いの内容だったので、

ネットを使って勉強もした。

 

アポもたくさん取りました。

結果は出せたはずです。

 

が、たった1件のクレームで、

しかも自分には落ち度はなかったと思うのですが、

訴えられ仕事を外される・・・。

 

世の中、こんなものですね・・・。

 

のんびり、好きなことだけできる老後。

そんな生活ができる方々こそ、人生の勝者です。

私は日々の糧を得る為、死ぬまで働かなければなりません。

嫌なことがあっても、死ぬまで・・・。

 

そう言えば、来週の月曜日は大腸の内視鏡検査でした。

一大イベントです。

おかしなものが見つかったら、生きる旅路は終了です。

 

それもいいかもね・・・。

いや、まだまだ生きたい。

このままだと苦しいだけのマイライフで終わる・・・。

 

ああ、切ないです・・・。

 

 

 

ほくろの毛

私、口の左斜め下あたりにほくろがあるんです。

南野陽子さんが、右か左か覚えていませんがほくろがありますよね。

あんな感じでぽつんと。

 

顔がブスなので、色気を醸し出すような存在感はゼロ。

一時は除去しようかとも思ったほくろです。

でもなんとなく放っておいて今に至るのですが、

毎日注意深く観察していないと毛が生えていることがあります。

 

気が付かずにいた場合、それはそれは大変な事態に・・・。

ほくろの毛も、髪と同じように伸びてくるんです。

 

以前、普段の注意を怠ったまま歯医者に行ってしまいました。

帰宅し何気に鏡を見たら・・・。

ほくろの毛が相当伸びた状態で、歯のクリーニングを受けていたと発覚・・・。

 

担当の医師は、若くてちょっとイケメン。

汚いおばさんの口周り事情など、彼は気にも留めていないと思います。

が、やはり恥ずかしいわ・・・。

 

生える本数は1本から2本くらい。

ショックなことに、昨日いつものようにチェックしたら2本の内1本は白い・・・。

ほくろの毛さえ白髪になってきたのか・・・。

 

ああ、私はもう「女」でもなんでもない・・・。

うん、わかってる、わかってるのよ・・・。

 

しかしながらですね、

かなり、相当、残念過ぎる出来事でした・・・。