イバラの道をスキップ

3年前に離婚しました。生涯孤独な57歳おばさんです。
茨の道をスキップで歩けるよう、只今人生を模索中です。

人生は流れていくもの

2024-09-22 13:01:29 | 日記

もし私ががんや認知症など、重度の病気になったら・・・。

 

お独り様にとって、

病気になること程人生を脅かすものはないでしょう。

昨日はその件で、思い切って叔父に電話をしました。

 

その時が訪れたら、一体誰が私を看るのか。

そもそも看てくれる人間はいるのか。

やはり成年後見人を立てるべきか。

 

胸に噴出していた思いを、なるべく淡々とした口調で相談しました。

こういう時、感情に任せて弾丸トークをしたら相手は確実に引きます。

仕事で心がけていることを生かす時。

叔父は、「うん、うん」と聞いてくれました。

 

叔父から出た答えは、まず成年後見人は止めた方がいいと言ってくれました。

この制度自体あまり認知度が高くないし、

実際取り入れた方の経験談を聞くと、

お金のことなど不透明な事態がかなり多かった・・・。

これは私がネットで調べた話ですが、叔父もいい噂は聞かないと言っていました。

 

叔父曰く、

「行政に頼って見ず知らずの人間に管理させるのは危険過ぎる。

何かあったら、私といとこたちを頼っていいから・・。

あまり悲観的にならないで。暗くなってはだめだよ」

 

叔父の子供たちは、長女は独身を貫き東京でバリバリ仕事をしています。

最近マンションを買ったらしく、悠々自適なお独り様生活を満喫しているとか。

次男はこの春私と同じく熟年離婚をし、現在叔父夫婦と一緒に暮らしています。

みんな独り・・・。こんな家系もなかなか珍しいかもしれません。

でも独りだから、合う話もたくさんあるでしょう。

 

お正月には東京で暮らしている長女が帰省し、家族みんなでお節を囲むそうです。

その席に私も呼ばれました。嬉しかった・・・。本当に嬉しかったです。

 

身内など、あってないようなものだと決めつけていました。

しかし叔父の思いも寄らない優しい言葉に、昨日は生きる希望が見えた気がしました。

私は今まで、人を信じないことに頑な過ぎたのかな・・・。

 

来年早々、私は離婚してから初めてと言っていいでしょう。

「一家団欒」のような空気の中に身を置きます。

おかしなプライドも見栄も意地も全て捨て、お独り様同士の語らいをしたい。

もちろん、叔父や叔母からのうんちくがいっぱいであろういい話も聞きたい。

 

人生って、絶えず動き続けるものなのですね。

悪いこともいいことも、一か所にずっと留まろうとはしないもの。

 

つくずく感じました。