イバラの道をスキップ

3年前に離婚しました。生涯孤独な57歳おばさんです。
茨の道をスキップで歩けるよう、只今人生を模索中です。

詮索好きはおばさんの証拠

2023-11-28 07:57:31 | 日記

ウチの会社、時々席替えをします。

事務所の引越しの後、予想通りその儀式が決行されました。

 

私の隣は、最近入ったばかりの新人さん。

新人さんとは言え、正直おばさん全開のいわゆるおばさん。

年齢は60を余裕で超えてる。

社内には70代のマダムもおりますが、その方よりずっと老けてみえます。

 

風貌や身なりの他に、更におばさん度を高くしている理由が一つ。

それは無類の詮索好き・・・。

もう耐えられない・・・。

お願いだから、仕事中あれこれ話しかけないで。

ウザい。超ウザい。

 

昨日も彼女からの質問攻めにげんなりした。

 

「前の仕事も電話だったの?」

「お休みはいつなの?」

「その服、かわいいね。いつもどこで買うの?」

「どこに住んでるの?」

「お子さん、何歳?」

 

またある時、何気に机の引き出しを開けて伝票を探していたら、

「あ、そのお菓子私も好き。美味しいよね」と、

伝票の横に置いてあったお菓子についてコメントしてきた。

 

架電をしていると思ったら、

彼女の視線はいつの間にか隣人の机の引き出しにあったのだ。

私の一挙一動を監視されている気がして、思わずぶん殴りたくなった。

 

パソコンの画面もよくチラ見される。

「あ、今どこを押したらそういう画面になった?」とか聞かれるのよ。

 

「おい、ばばあ。前見て仕事しろや!!

こっち見んな!!ウザいんだよ!!!」

 

心の声はマックスで雄たけびを上げる。

 

来月からこの婆と同じ仕事をさせられる。

店長に、パソコンの操作を教えてあげて欲しいと秘かに頼まれた。

更に昨日は新しいトークスクリプトを渡され一緒に勉強会をしたが、

まあすこぶる強気でした。

 

「私、こんなこと言えない。もっと簡単にしてほしい」

「こんな長い説明、お客さんが聞くわけない」

 

などなど、

わがままで誰が上司だか分からないような発言がポンポン飛んだ。

 

ああ、前途多難・・・。

あんな婆にはなりたくない・・・。

って言うか・・・。

 

もう少しまともな人を雇ってくれ・・・。

 

心を無にして、今日も頑張ってきます・・・。

 

 


「無」の感情

2023-11-26 19:16:51 | 日記

夫も子も兄弟もいない。

頼れる身内もほぼなし。

友達?いません。

 

そんな寂しいお独り様には、

いっそう堪えるこれからの時期。

人で賑わうショッピングモールやスーパーなど、

昨年は一切行かずに家で年越しと新年を迎えました。

 

昨年だけでなく、

離婚してからはずっとそんな感じの過ごし方です。

でも今年はもう孤独に慣れたと言うか、

周りが楽しそうにしている様子に嫉妬や辛さを感じないと思う。

 

まだ本格的な年の瀬の雰囲気ではないけど、

ここ数日のブラックフライデーなる催しで人だらけのイオンに身を置き、

もう何も感じなくなった自分に気付きました。

 

買い物袋をたくさん提げて、笑顔でいっぱいの家族連れ。

幸せの象徴みたいな風景。

それは私がどうあがいたって手に入れることはできない。

もうどうしようもないんですよね・・・。

 

幸せそうな人たちを見る度に心が落ち込むと言う、

行為そのものに疲れてしまった・・・。

落ち込んだり悲しんだりするのも、結構体力を使います・・・。

 

行きついた感情は、「無」です。

 

仕事に対しても同じ。

今月は全く振るわずで、ノルマの半分もアポが取れていない。

でも焦れば焦る程空回り。ここは「無」になり淡々と取り組んでみる。

仕事も人生もなるようにしかならないんだから。

 

今日は「セクシー田中さん」だったなあ。

このドラマ、日曜日の夜に鑑賞するにはとても心地いい作品だと思う。

お話自体もおもしろいし、俳優陣も魅力的。

 

戦場に向かう前夜の、ささやかな楽しみです。

 

 


過去の値段

2023-11-17 12:56:07 | 日記

先日ですが、

婚約指輪や母の遺品の貴金属などを買い取ってもらいました。

 

笑っちゃう程の金額でした。もうびっくりするくらいの低価格。

特に元夫からもらったダイヤの指輪。

恥ずかしくてここでは書けないくらいのプチプライスでした。

買取ってこんなものなんですね。

私と元夫の愛の証?である石ころは、本当にただの石ころでした。

 

担当の方はとても若く、さわやかなイケメンでした。

なめらかに速やかに、時折雑談を交えながら査定を進めてくれました。

若いけれど相当訓練されている、鍛えられている感じ。

そんな彼が弾き出した金額です。

きっと相場なんだと思う・・・。

 

頂いたお金は貯金に回します。

微々たる不労所得。大切にしなければ。

 

今日から3連休です。

雨があがったので、これから買い物に行ってきます。

 

貴金属はもうこれで一切なくなりました。

わずかばかりの衣類と、毎日の食事。

そして飼い猫の餌。他に何が大事だと言うのでしょう。

 

人生をシンプルにする為の断捨離は、まだまだ続きます。

 

 


自己満足な趣味は10分やれば十分

2023-11-14 10:53:39 | 日記

だいぶ前ですが、

ある病気の専門病院でボランティアをしていたことがあります。

県内有数の大きな病院だったので、

ボランティアの人数も50名程とかなり大規模に活動していました。

 

私は園芸班でした。

病院の至る所にある花壇のお花の植え替え、水やりなど、

今まで全くやったことのない土仕事を一切合切任されました。

もちろん自分以外にもたくさんの方がこの仕事に従事しており、

ド素人の私を一からみっちり鍛えてくれました。

 

教えていただいたスキルは、今の園芸人生?に充分生かされている。

2年在籍していましたが、本当にやってよかったと思っています。

 

その中でかなりご高齢な夫人がいました。

でもいつもしゃきしゃきと動き、着ている服も洗練されている。

いくら庭仕事とは言え、だらしない恰好はタブーです。

さりげなくトレンドを取り入れ、尚且つこういう作業に馴染むスタイル。

なかなか難しい服装ですが、この方は実にさりげなく着こなしていました。

 

ある時、彼女と一緒にビオラの花がら摘みをすることになりました。

休憩時にいろいろ話をしたんですが、とても印象に残っている言葉があります。

 

「あのね、

自己満足な趣味に費やす時間は10分あれば十分なのよ。

それより働く。お金を得る為に働くことよ。

職種はトイレ清掃だって、道路の旗振りだっていいの。

とにかく働くこと。

その次は今やってるボランティアで活動する。

お金はもらえないし、実は究極の自己満足かもしれない。

でも何らかの為にはなることよ。やりがいはあるわよね」

 

その時はただただ、「ふ~~ん」と聞いていたけど、

今はとてもよくわかります。

 

テレアポなんて底辺中の底辺ワーク。

しかしながら、自分なりにやりがいを感じている。

仕事をしている時は、緊張しながらも必死に頑張っている。

そういう己は嫌いでないです。

 

何だかんだ言って、この仕事が好きなんだと思う。

根暗だけど、営業の電話は好き。人と話すのが好き。

トークがお客様に響き、アポになれば大きな達成感も得られる。

お金も合わせて上乗せされる。自分を褒めてあげたくなる。

仕事で得る幸せ、満足感は生きていく上での大きな糧です。

 

家でちまちまハンドメイドの趣味に浸る時間は、確かに楽しい。

でも誰からも評価されない、本当に自己満足な物作りはどこか虚しい。

負の気持ちで作った作品は、どこか負のオーラが漂う。

 

動くからにはそれ相応の対価をいただく。

その為に一生懸命働く。

対価がないなら、何かの役に立ちたい。

 

これからの我が人生の指針になるような言葉。

ふと思い出し、記事にしてみました。

 

 

 


戦うことに疲れた・・・

2023-11-12 08:41:05 | 日記

仕事でノルマ達成の為に必死になる。

お独り様とは言え、家の中はキチンとしていたい。

趣味事だって、納得のできる物を作りたい。

などなど・・・。

 

なんだかいろいろと、戦ってます私・・・。

 

健康でいられることには、常に感謝している。

離婚して何度も死のうと思ったけれど、立て直してきた。

今こうして生きていること自体、奇跡。

 

わかってるけれど・・・。

ここ最近、どうでもいい・・・。

 

食べることさえ、どうでもよくなってきた。

じゃあ何をしたいかと言えば、特に思い当たるものはない・・・。

 

多分、相当疲れているんだと思う・・・。

 

今日はそんなぼろぼろな体と心に鞭打って、

コインランドリーに行こうかと思う。

洗濯物が溜まってきて、とてももやもやしている。

 

いつもの私なら、

脱水機能しか働かないボロ洗濯機でちまちまと済ます。

でも今はそんな気力がない。めんどくさい。

 

1000円払ってもいい。楽をしたい。

コインランドリーの一人空間の心地よさに、嵌ってしまった。

こういう時こそ自分に甘く接しよう。

 

いつまでも重い鎧を付けていたら、その内壊れる。

 

今日はそんな日。