2107.11.22 HUMAX渋谷で『斉木楠雄のΨ難』を観る。ばかばかしくって、いいですね。

HUMAX渋谷で『斉木楠雄のΨ難』を観ました。監督は福田雄一、売れてますねえ。ことしは『銀魂』とこの作品をヒットさせて、「日経エンタテイメント」の「ヒットメイカー・オブ・ザ・イヤー2017」のグランプリに選ばれています。来年もすでに『銀魂2』ともう一本、メジャー級の作品が予定されています。手がけるのは、すべてコメディ仕立て。インタビューを読むと「学生の頃から、川島雄三監督の生まれ変わりだって自分でいっていた」と恐れをしらないことをいっています。というわけで一度観たいと思っていました。

ともかく予告篇があきれるほどくだらないんです。で、観たんですけど、やはりあきれるほどくだらないというか、ばかばかしくて、いいんです。超能力を持った斉木楠雄が、いかにその自分の能力をかくすか、に四苦八苦するお話。学園モノもキラキラ青春映画も、中二病のオタクも完全に茶化しています。客席はほとんど、わかい女性です。上映中にちらちら、危なく見えない程度に周囲の反応を観ていたんですが、とても楽しそうに笑ってます。何をかくそう、おじさんも結構楽しみました。