民謡(うた)でつながる仲間たち

NTT北陸民謡民舞サークル & 杉山民謡会 活動報告

街中にポツンと喫茶店

2021年04月10日 20時01分36秒 | 日記

 

兼六園下交差点近くの更地の真ん中に1軒だけ建つ 喫茶店が目に入った。
洋風の建物は、付近の葉っぱのない街路樹と相まって、どこか寂しげな雰囲気が漂う。
ちょっと前までは、こんな風景はなかったはず。もしかして立ち退きを迫られているのかもしれない。
勝手な想像を膨らませながら、「街中のぽつんと喫茶店」を訪ねた。 (社会部·定木克樹)

「珈琲いしかわ門」(兼六元町)のドアを開けると、 店主の米村宏子さん(76)が 
「丸裸にされたみたい。恥ずかしいわ」と明るく迎えてくれた。 

「一人ぼっちに」 

33年前に改装した2階建ての店内の椅子やコーヒーカップはどれもおしゃれ。 
米村さんは「北陸新幹線が開業した後は外国人もよう来るようになったわ」と語る。 
なぜ周りが更地なのだろうか。米村さんに聞くと「区画整理で居座ってる店みたいになっとるけど、
昨年末まで店を囲むようにコの字形にあった建物が老朽化で取り壊されただけや。
 いつの間にか一人ぼっちになったわ」と教えてくれた。 
当然立ち退きを迫られているはずもなく、何だか安心した。


周りには以前、事務用品販売 「山越」(千木町)のビルが建っていた。
昨年末から取り壊しが始まり、3月下旬に跡形もなくなった。 

嫁入り道具はラジオ 

1978(昭和53)年創業の「いしかわ門」は、数種類の豆をブレンドしたコーヒーと
自家製のカレーライスが人気で、カレーを目当てに訪れる常連客も多い。
店内には、もうほとんど火が付かない40年前の寸六型マッチや、
米村さんの嫁入り道具である真空管ラジオなどレトロな品々が置かれ、近くの会社員や学生らが集う。
更地には今後、何が建つのだろうか。
山越の担当者に聞いてみると「まだ何とも言えませんが、当分はあのままでしょう」との答えが返ってきた。
コロナ禍の昨年、珈琲いしかわ門は、客が4割ほど減った。
「周りに何もなくても、コロナでもやることは変わらん。来てくれるお客を迎えるだけや」。
米村さんは、いつもと変わらない笑顔で自慢のコーヒーを客に出していた。

※令和3年4月9日(金)北國新聞記事より

 

新聞を開いてビックリ。

珈琲いしかわ門に何があったのやろ。

記事を読んで安堵。

周りの建物老朽化で取壊しの結果が「ポツン」。

ママのコメントを読んで相変わらずママらしい。

25年前には一緒にバイクで走らせて頂いていました。

数年前には同窓会で兼六園散策の帰りに連絡なしで

ドッとおしかけました。その節はありがとうございました。

ハスキーボイスの後期高齢者。

ガラガラ声が耳に残っています。

ポツンと一軒屋でテレビが来るかもね。

また、カオを出します。

 

皆さんも兼六園を訪れた際には、いしかわ門の美味しい珈琲をどうぞ。

 

 


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