(写真は練習場とその前に立つブーンウィチッ(ムエラオのリングネーム))
さて去年の後半から国際式ボクシングの試合でちょこちょこと顔出して来ているラオス人選手なんですが、昨年彼らが大挙ゴーキェットとナロンワットの大会に参加した際にジムのオーナーと名刺交換させてもらって「遊びに行きますよ」と話をしてしまったので(おいおい)ヴィエンチャンに行く用事があったついでに行ってみました♪
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)ヴィエンチャンも観光客のいく範囲は狭いけど町としてはやっぱ広いですな。(当たり前)
実際にラオスに行ってきたのは去る1月17日のこと。バンコクから夜行でウドンタニーに向かったんだけど、なんかいつものバスよりやたら時間がかかってウドンに到着、しかも途中のラコンラチャシーマでは警官が車に乗りこんできて乗客の身分チェック。(東北行きでは初めての経験)これは
東北や北部で勢力が強い反政府運動(赤服軍団)のチェックと思われ…
あたしと隣に座っていたフランス人女性が「車内では暗くてパスポートが見にくい」という理由で、1人の女の子が警察官から「今の首相の名前は?」と聞かれて返答が遅れたら(女性いわく飴を口に含んでてすぐに返事が出来なかった)という理由で、あともう一人の男性(理由不明)がバスステーションの警察官詰所に連れて行かれてチェック。まああたしらは入国スタンプの滞在期限が問題なくあったので即OK。他の二人も問題はなかったようでしたが…
ちょっと前からバンコクでの反政府運動が勢い増しているせいかチェックが厳しくなってます。さらにウドンから国境の町ノンカーイに行く途中でもチェックがありましたね。
ふとした弾みから隣のフランス人女性(アフリカ系?)と話しながらノンカーイのタイ・ラオス国境まで。そこえ彼女と別れてヴィエンチャン市内へ。いつも泊まるゲストハウスが満室だったのでその隣へ。ちょっとだけ安かったけどその分トイレとシャワーは共同でした。(約1000円)
一休みしたところで前にもらった名刺を頼りにムエラオ(ムエタイと同じだけどラオスのだからやっぱ「ムエラオ」と言わんといかんでしょうな。)しかし観光客にとってヴィエンチャンの3輪タクシーは高い…すべて交渉制だし、如何せん距離感・値段感覚がわからないから(初めていくところでは尚更)ですからねえ…かげで今回もジムの人たちが言うにはボラれたらしい…(涙)ともかく土地勘がないしなあ…(外国人向けのエリアならともかく。といって歩くには遠すぎ…)
<3輪タクシーの座席から見るヴィエンチャン市内>
しかしなんとかかんとかジムにはたどり着きました。よかったよかった。
<クワンチャイシーコーッジムの看板>
<ジムの入り口>
<ジム半景>
ちょい前にタイに来てたジムのトーレナー「今度ヴィエンチャンに遊びに行くからね」といっておいたのでちゃんと伝わったようです。なんやかんやでここのジムの選手7人くらいとトレーナー2名&オーナーとはすでに顔見知り。
<ジムで迎えたくれたブーンウィチッ(ムエラオのリングネーム)国際式ではラオニョム>
話をきくと22日にヴィエンチャンで試合があって彼とラムナムムーンちゃんが出場することになっていたらしいんですが、残念ながらいけませんでした。(さすがにそれだけのためでは…)ブーンウィチッいわく「ラオスでムエラオはそんなにポピュラーじゃないんですよね。スポンサーがいないですから。」と下の組合わせ表を見れば主催者はタイの競争ドリンクの「M-150」。タイでも多くの国際式、ムエタイ大会を主催しています。
<ムエラオ大会の組み合わせ表。ブーンウィチッのところに「メインイベント」の表記>
前回ブーンウィチッは1RKOで勝ったそうでそれでメインイベンターに昇格!ということのよう。
<ラオスのスポーツ新聞「ラオ・キラー」(ラオスの運動の意)ここにその勝利の記事がありました。>
<これはジムの練習場。下は砂なのでミットとかやるときは下にプラスチックの板を広げてからやります。>
なお会話はほとんどタイ語でしてます。ラオスとタイは元々同根だし、タイのTVが普通にラオスで見られているので(汗)タイ語で十分に通じるし、向こうもタイ語で話せました。ちなみに色々写真を見せてもらった中で昨年のバンコクでの反政府運動がらみの写真をいっぱい見せてもらいました。(汗)
もち彼らは赤服側です…(汗)
オーナーの知人のお父ちゃん(ごつくてひげ面…)も真正面に座ってるところで
「お前は赤色(反政府)か?黄色(政府側)か?」
とか言われてマジ困った…(滝汗)ジムオーナーも
「ここにはあたしらかいいないから素直に言うてみ???ほれほれ」
ひええええ~~~~~~。あたしゃどっちかといえば2年間までは黄色寄りでしたが、その後こういう世界に入って新聞記者仲間から現政府による言論とu…ごほんげふん!の話を聞いてから大分考えは変わって来てますけど、どっちがどっちという態度表明をするほどじゃないですね。中間派ってことで。(おいおい)
ただ一時に比べて随分赤服の勢力が強くなってきている気がします。ラオス人とってはタクシン首相の時にラオスからタイへの入国時のVISA取得免除の措置がとられたりしたためタクシン首相よりの人が多いようです。もちろん接しているタイの東北地方が貧民、農民対策によってタクシン派がめっちゃ強いというのも影響していると思いますけど、
このジムのメインのトレーナーでオーナーの弟さんはカンパナ・クンラウォン(Kampanath Kounlavong)氏で、なんでもモスクワ五輪に出場したことがある選手で現在は写真のようにIOCのレフェリー講習も受けてアマチュア大会のレフェリーの資格も持っている人。今回は所用があるという事で会うことが出来ませんでした、残念。
<IOCのレフェリー講習終了証>
ちなみに早くに知り合ったトレーナーのゴンナパー氏はゴンナパー・フェーテックスのリングネームでラジャダムアンスタジアム王者にもなています。今は普通に人のいいおっちゃんですが。(確か初めてあったのは昨年のゴーキェットのコラート大会でブアリムブンちゃんの相手の選手のセコンドで来てたはず)
<ゴンナパー・フェーテックス>
<ラジャ王者になった頃の写真>
このジムはヴィエンチャンでも有数の大きいジムで今回はまだ練習している選手が少なかったですが、試合に出場する選手が多くなると練習する選手もかなり増えるそう。
以下練習風景です。
<ブーンウィチッは縦のひじウチが得意。このため脇が締まってるので国際式に順応しやすいんですな>
<ラムナムムーンは横ひじ打ちが得意なので国際式でもひじがひらいちゃいます。こういうところで違いが出るとは…>
<外人選手もいます>
ここの選手は現在ラオスで行われるムエラオの試合(ヴィエンチャンで月2回行われるそうです)以外にもタイに遠征したりして結構な数のトロフィーを持っています。
また2008年にラオスで初めて作られたベルトの一つを獲ったのもこのジムの選手です。
<ラオスで初めて作られたベルト。しかしその後大会は行われいないそうです…(涙)>
ラオスのムエラオ界の整備はまだまだのようですね。
なおこのジムは外国人も練習をしていて、あたしが行ったときは午後の部に2名。夜の部で2名来ていました。夜の部というのはヴィエンチャンで仕事をしている外国人でムエラオを練習したいという人向けだそうです。
下の写真のマックス氏はフランスでキックボクシングを始めて東南アジアにきてベトナム、カンボジア、タイと渡り歩き、カンボジアで初めてプロの試合をしてKO勝ちをしたという強者です。
<マックス氏とトレーナー>
ヴィエンチャン在住の日本人の方でムエタイ、ムエラオ(基本は同じ)で興味がある方はここで練習するのもいいかも♪
今後も同ジムの選手のタイへの参戦はあるようなのでまた会えるのが楽しみです♪
ではまた
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さて去年の後半から国際式ボクシングの試合でちょこちょこと顔出して来ているラオス人選手なんですが、昨年彼らが大挙ゴーキェットとナロンワットの大会に参加した際にジムのオーナーと名刺交換させてもらって「遊びに行きますよ」と話をしてしまったので(おいおい)ヴィエンチャンに行く用事があったついでに行ってみました♪
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)ヴィエンチャンも観光客のいく範囲は狭いけど町としてはやっぱ広いですな。(当たり前)
実際にラオスに行ってきたのは去る1月17日のこと。バンコクから夜行でウドンタニーに向かったんだけど、なんかいつものバスよりやたら時間がかかってウドンに到着、しかも途中のラコンラチャシーマでは警官が車に乗りこんできて乗客の身分チェック。(東北行きでは初めての経験)これは
東北や北部で勢力が強い反政府運動(赤服軍団)のチェックと思われ…
あたしと隣に座っていたフランス人女性が「車内では暗くてパスポートが見にくい」という理由で、1人の女の子が警察官から「今の首相の名前は?」と聞かれて返答が遅れたら(女性いわく飴を口に含んでてすぐに返事が出来なかった)という理由で、あともう一人の男性(理由不明)がバスステーションの警察官詰所に連れて行かれてチェック。まああたしらは入国スタンプの滞在期限が問題なくあったので即OK。他の二人も問題はなかったようでしたが…
ちょっと前からバンコクでの反政府運動が勢い増しているせいかチェックが厳しくなってます。さらにウドンから国境の町ノンカーイに行く途中でもチェックがありましたね。
ふとした弾みから隣のフランス人女性(アフリカ系?)と話しながらノンカーイのタイ・ラオス国境まで。そこえ彼女と別れてヴィエンチャン市内へ。いつも泊まるゲストハウスが満室だったのでその隣へ。ちょっとだけ安かったけどその分トイレとシャワーは共同でした。(約1000円)
一休みしたところで前にもらった名刺を頼りにムエラオ(ムエタイと同じだけどラオスのだからやっぱ「ムエラオ」と言わんといかんでしょうな。)しかし観光客にとってヴィエンチャンの3輪タクシーは高い…すべて交渉制だし、如何せん距離感・値段感覚がわからないから(初めていくところでは尚更)ですからねえ…かげで今回もジムの人たちが言うにはボラれたらしい…(涙)ともかく土地勘がないしなあ…(外国人向けのエリアならともかく。といって歩くには遠すぎ…)
<3輪タクシーの座席から見るヴィエンチャン市内>
しかしなんとかかんとかジムにはたどり着きました。よかったよかった。
<クワンチャイシーコーッジムの看板>
<ジムの入り口>
<ジム半景>
ちょい前にタイに来てたジムのトーレナー「今度ヴィエンチャンに遊びに行くからね」といっておいたのでちゃんと伝わったようです。なんやかんやでここのジムの選手7人くらいとトレーナー2名&オーナーとはすでに顔見知り。
<ジムで迎えたくれたブーンウィチッ(ムエラオのリングネーム)国際式ではラオニョム>
話をきくと22日にヴィエンチャンで試合があって彼とラムナムムーンちゃんが出場することになっていたらしいんですが、残念ながらいけませんでした。(さすがにそれだけのためでは…)ブーンウィチッいわく「ラオスでムエラオはそんなにポピュラーじゃないんですよね。スポンサーがいないですから。」と下の組合わせ表を見れば主催者はタイの競争ドリンクの「M-150」。タイでも多くの国際式、ムエタイ大会を主催しています。
<ムエラオ大会の組み合わせ表。ブーンウィチッのところに「メインイベント」の表記>
前回ブーンウィチッは1RKOで勝ったそうでそれでメインイベンターに昇格!ということのよう。
<ラオスのスポーツ新聞「ラオ・キラー」(ラオスの運動の意)ここにその勝利の記事がありました。>
<これはジムの練習場。下は砂なのでミットとかやるときは下にプラスチックの板を広げてからやります。>
なお会話はほとんどタイ語でしてます。ラオスとタイは元々同根だし、タイのTVが普通にラオスで見られているので(汗)タイ語で十分に通じるし、向こうもタイ語で話せました。ちなみに色々写真を見せてもらった中で昨年のバンコクでの反政府運動がらみの写真をいっぱい見せてもらいました。(汗)
もち彼らは赤服側です…(汗)
オーナーの知人のお父ちゃん(ごつくてひげ面…)も真正面に座ってるところで
「お前は赤色(反政府)か?黄色(政府側)か?」
とか言われてマジ困った…(滝汗)ジムオーナーも
「ここにはあたしらかいいないから素直に言うてみ???ほれほれ」
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<ゴンナパー・フェーテックス>
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このジムはヴィエンチャンでも有数の大きいジムで今回はまだ練習している選手が少なかったですが、試合に出場する選手が多くなると練習する選手もかなり増えるそう。
以下練習風景です。
<ブーンウィチッは縦のひじウチが得意。このため脇が締まってるので国際式に順応しやすいんですな>
<ラムナムムーンは横ひじ打ちが得意なので国際式でもひじがひらいちゃいます。こういうところで違いが出るとは…>
<外人選手もいます>
ここの選手は現在ラオスで行われるムエラオの試合(ヴィエンチャンで月2回行われるそうです)以外にもタイに遠征したりして結構な数のトロフィーを持っています。
また2008年にラオスで初めて作られたベルトの一つを獲ったのもこのジムの選手です。
<ラオスで初めて作られたベルト。しかしその後大会は行われいないそうです…(涙)>
ラオスのムエラオ界の整備はまだまだのようですね。
なおこのジムは外国人も練習をしていて、あたしが行ったときは午後の部に2名。夜の部で2名来ていました。夜の部というのはヴィエンチャンで仕事をしている外国人でムエラオを練習したいという人向けだそうです。
下の写真のマックス氏はフランスでキックボクシングを始めて東南アジアにきてベトナム、カンボジア、タイと渡り歩き、カンボジアで初めてプロの試合をしてKO勝ちをしたという強者です。
<マックス氏とトレーナー>
ヴィエンチャン在住の日本人の方でムエタイ、ムエラオ(基本は同じ)で興味がある方はここで練習するのもいいかも♪
今後も同ジムの選手のタイへの参戦はあるようなのでまた会えるのが楽しみです♪
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