(写真はムクダハーンタワーから見たムクダハーン市街)
新シリーズです(続くのか?)今回からあたしの訪問して来た場所(国を問わず)ご紹介したいと思います。
表題の「タイ王国77分の?」というのは現在タイにある県の数が全部で77県(バンコク特別行政区を含む)あるうち何県まで紹介できたか、というのを示しています。確認すると今までにタイ国77県のうち56県は訪問していました。日本人としては多いほうだと思います。もちろんここではタイ以外の外国も紹介していきますね。
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)ラオス側に渡りたかったのう…
12月27日の興行で訪れた町ムクダハーン。ムクダハーン県の県庁所在地。ムクダハーンはタイでいわゆる「イサーン」と呼ばれている東北地方の中でも東端に位置する県です。
ムクダハーン県の場所についてはこちらをご参照ください
下がムクダハーン市の地図。町の東(右)を走っているのがメコン川(メナム・コーン)
川を挟んだ向こう側はラオス。
<こっちはもうラオスです。肉眼で見えます。ってかメコン川でけぇ!?>
<メコン川はめっさ広いです>
昔から船でラオス側に渡るようになってました。船で乗る場合は川沿いにあるこの建物に来ると
渡し船の時間が書いてあります。50バーツとパスポート、タイ人の場合はIDを事務所に持ち込んで「ナンスードゥーンターン」をもらうとパスポートがなくても越境出来ます。
ただし現在は東南アジア+中国による
「東西経済回廊」
計画に基づいて設計されたベトナムのダナンからミャンマーのモーラメインまでを東西に縦貫する路線のラオス、タイ越境地点として、日本のODA援助を受けて
第2タイ‐ラオス友好橋
を建設。(開通は2007年)これによりタイからラオス、ベトナムへのゲートウェーとして重要な地点となり、車両での越境が可能になっています。ただし聞いたところでは橋へは町の中心から7キロくらい離れているらしいです。なので今回は訪れていません。
(この日本のODAってのが後でちょっと影響したかも…)
さて、ムクダハーンで有名な場所といえば今回の試合が行われたインドシナマーケット。ここにはラオスを通して中国などから安い物が入ってくる、というのですが…(以下インドシナマーケット)
インドシナマーケットには川側の地階にもマーケットが広がっていていくつかある降り口からいけます。
<地階への入り口>
<地階も上と同様店がいっぱい>
売っているのは服、かばん、食品、伝統工芸品など。携帯電話はなくて、それは川を渡ったラオス側でないとダメだそうです。
街中の移動で活躍するのは三輪のタクシー。
<これは三輪タクシーの運転手の脇に座って撮影>
ソンテウ(1トントラックを改造したバス)もあるけど行き先がわからんしね。
街中をブラブラ歩いていたら
<なんじゃ、この日本語は???>
健康食品系の飲物らしいんだけど…変なの… っとおもってたら…
<すごい車きたーーーーーーー!!!>
このお寺はインドシナマーケットに隣接したお寺
<仏塔がターッパノム形式。特殊です。>
さらに中心部に向かってブラブラ歩く
<このロータリーの当たりが一般にとっての中心みたい。学校もあるし>
<郡のお役所>
<群の市民公会堂なんですが門の前が?>
<鉄条網きたーーーーーーーー!!!!>
なぜならタイの政治状況の混乱はこの地方でも例外ではないからです。ただし
<赤福、じゃねえ赤服軍団きたーーーーーーーー!!!!>
しかしこの地方(イサーン)では現政権擁護派(赤)の方が強いのでバンコクと状況は異なります。
さらにあるいていたら
<変なタワーきたーーーーーーーー!!!!>
表示を見ると英語表記は「ムクダハーンタワー」。タイの「なんたらタワー」で有名なのはバンハーン元首相が地元スパンブリーに作った「バンハーンタワー」なんですが、ここのタワーはどんな感じなのか?いくっきゃねえ!
途中見つけた生鮮市場をいつものように眺めてたら
ネズミ君売ってました…焼いて食べるそうな。右側が焼いたやつ。その右は鳥(ウズラ系?)を焼いたもの。ネズミの左上では生きてるタガメガが袋の中でワサワサと動いてました。いちばん右はカタツムリみたいね。東北地方は作物が少ないためタンパク質源としていわゆる家畜を育てることが難しかったので昔の日本の長野などと同様虫や小動物、鳥などが重要なタンパク質源になっていたのです。
そんな訳で別段おどろくことじゃないっす。(きっぱり)
さて、ずいぶん歩いてようやっとムクダハーンタワーに到着。
入場料金はタイ人大人30バーツ、子供10バーツ、外国人50バーツとおなじみの2重価格制。しかし受付のお姉ちゃんに「どこの国の人ですか?」と聞かれて「日本だよん」とパスポート見せたら、
「日本の方は30バーツでいいですよ」
おろ?これはやっぱ橋作るの手伝ったせい?さっそく6階の360度展望台へ。
いやあ、いい眺めっす。望遠鏡(有料)もあります。てっぺんの7階には仏陀像が安置されてます。
2階は展示場でムクダハーン県の歴史や民俗などを紹介。ここは歴史的にはラオスの影響が強く、ラオス系の王様が治めていたようですが、ラマ5世王(明治天皇の同時代の王様)のときに行った中央集権化に伴って王様は廃止されたそうです。
でもね、雲南の南部からずっとみていると赤土と岩山の雲南南部からメコン川を有して耕作ができるエリアに、そしてチャオプラヤー川流域の米作地帯に古代のタイ人が移動してきたって理由もよくわかります。パッと見ても雲南南部よりもムクダハーン(タイ国内としてはけっして豊かではない県)でもよほど作物が多く取れそうだと思うもの。
(雲南南部についてはあとで紹介します。石林とかすごいしね)
展示品にはいろいろありましたが
<タイの開発独裁を軍主導で行ったサリット元帥。弊害もあったけど現代タイの礎を築きました。>
<昔の民俗系資料。写真を一緒に撮れるのがおしゃれ♪(え?)>
<陳列されているコインに日本の1銭コインが!?左は安南王国(ベトナム)のコイン>
1階に戻ってきたら
<子供らがいっぱい>
まあ子供なら10バーツであの高い場所からの景色を眺められるんだからけっこう遊び甲斐がある場所だと思います。外国人だと民俗誌とかに興味があると面白いかもしれませんがそうでないと大したことはないかな?って感じ。
ムクダハーンの町自身は大きくはないので(もっと発展しているかと思ったが)こちらに来られる際はラオス側のサワナケートに行ったり、近隣の奇岩のある公園などに遊びに行ったほうがいいっすね。
ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪
新シリーズです(続くのか?)今回からあたしの訪問して来た場所(国を問わず)ご紹介したいと思います。
表題の「タイ王国77分の?」というのは現在タイにある県の数が全部で77県(バンコク特別行政区を含む)あるうち何県まで紹介できたか、というのを示しています。確認すると今までにタイ国77県のうち56県は訪問していました。日本人としては多いほうだと思います。もちろんここではタイ以外の外国も紹介していきますね。
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)ラオス側に渡りたかったのう…
12月27日の興行で訪れた町ムクダハーン。ムクダハーン県の県庁所在地。ムクダハーンはタイでいわゆる「イサーン」と呼ばれている東北地方の中でも東端に位置する県です。
ムクダハーン県の場所についてはこちらをご参照ください
下がムクダハーン市の地図。町の東(右)を走っているのがメコン川(メナム・コーン)
川を挟んだ向こう側はラオス。
<こっちはもうラオスです。肉眼で見えます。ってかメコン川でけぇ!?>
<メコン川はめっさ広いです>
昔から船でラオス側に渡るようになってました。船で乗る場合は川沿いにあるこの建物に来ると
渡し船の時間が書いてあります。50バーツとパスポート、タイ人の場合はIDを事務所に持ち込んで「ナンスードゥーンターン」をもらうとパスポートがなくても越境出来ます。
ただし現在は東南アジア+中国による
「東西経済回廊」
計画に基づいて設計されたベトナムのダナンからミャンマーのモーラメインまでを東西に縦貫する路線のラオス、タイ越境地点として、日本のODA援助を受けて
第2タイ‐ラオス友好橋
を建設。(開通は2007年)これによりタイからラオス、ベトナムへのゲートウェーとして重要な地点となり、車両での越境が可能になっています。ただし聞いたところでは橋へは町の中心から7キロくらい離れているらしいです。なので今回は訪れていません。
(この日本のODAってのが後でちょっと影響したかも…)
さて、ムクダハーンで有名な場所といえば今回の試合が行われたインドシナマーケット。ここにはラオスを通して中国などから安い物が入ってくる、というのですが…(以下インドシナマーケット)
インドシナマーケットには川側の地階にもマーケットが広がっていていくつかある降り口からいけます。
<地階への入り口>
<地階も上と同様店がいっぱい>
売っているのは服、かばん、食品、伝統工芸品など。携帯電話はなくて、それは川を渡ったラオス側でないとダメだそうです。
街中の移動で活躍するのは三輪のタクシー。
<これは三輪タクシーの運転手の脇に座って撮影>
ソンテウ(1トントラックを改造したバス)もあるけど行き先がわからんしね。
街中をブラブラ歩いていたら
<なんじゃ、この日本語は???>
健康食品系の飲物らしいんだけど…変なの… っとおもってたら…
<すごい車きたーーーーーーー!!!>
このお寺はインドシナマーケットに隣接したお寺
<仏塔がターッパノム形式。特殊です。>
さらに中心部に向かってブラブラ歩く
<このロータリーの当たりが一般にとっての中心みたい。学校もあるし>
<郡のお役所>
<群の市民公会堂なんですが門の前が?>
<鉄条網きたーーーーーーーー!!!!>
なぜならタイの政治状況の混乱はこの地方でも例外ではないからです。ただし
<赤福、じゃねえ赤服軍団きたーーーーーーーー!!!!>
しかしこの地方(イサーン)では現政権擁護派(赤)の方が強いのでバンコクと状況は異なります。
さらにあるいていたら
<変なタワーきたーーーーーーーー!!!!>
表示を見ると英語表記は「ムクダハーンタワー」。タイの「なんたらタワー」で有名なのはバンハーン元首相が地元スパンブリーに作った「バンハーンタワー」なんですが、ここのタワーはどんな感じなのか?いくっきゃねえ!
途中見つけた生鮮市場をいつものように眺めてたら
ネズミ君売ってました…焼いて食べるそうな。右側が焼いたやつ。その右は鳥(ウズラ系?)を焼いたもの。ネズミの左上では生きてるタガメガが袋の中でワサワサと動いてました。いちばん右はカタツムリみたいね。東北地方は作物が少ないためタンパク質源としていわゆる家畜を育てることが難しかったので昔の日本の長野などと同様虫や小動物、鳥などが重要なタンパク質源になっていたのです。
そんな訳で別段おどろくことじゃないっす。(きっぱり)
さて、ずいぶん歩いてようやっとムクダハーンタワーに到着。
入場料金はタイ人大人30バーツ、子供10バーツ、外国人50バーツとおなじみの2重価格制。しかし受付のお姉ちゃんに「どこの国の人ですか?」と聞かれて「日本だよん」とパスポート見せたら、
「日本の方は30バーツでいいですよ」
おろ?これはやっぱ橋作るの手伝ったせい?さっそく6階の360度展望台へ。
いやあ、いい眺めっす。望遠鏡(有料)もあります。てっぺんの7階には仏陀像が安置されてます。
2階は展示場でムクダハーン県の歴史や民俗などを紹介。ここは歴史的にはラオスの影響が強く、ラオス系の王様が治めていたようですが、ラマ5世王(明治天皇の同時代の王様)のときに行った中央集権化に伴って王様は廃止されたそうです。
でもね、雲南の南部からずっとみていると赤土と岩山の雲南南部からメコン川を有して耕作ができるエリアに、そしてチャオプラヤー川流域の米作地帯に古代のタイ人が移動してきたって理由もよくわかります。パッと見ても雲南南部よりもムクダハーン(タイ国内としてはけっして豊かではない県)でもよほど作物が多く取れそうだと思うもの。
(雲南南部についてはあとで紹介します。石林とかすごいしね)
展示品にはいろいろありましたが
<タイの開発独裁を軍主導で行ったサリット元帥。弊害もあったけど現代タイの礎を築きました。>
<昔の民俗系資料。写真を一緒に撮れるのがおしゃれ♪(え?)>
<陳列されているコインに日本の1銭コインが!?左は安南王国(ベトナム)のコイン>
1階に戻ってきたら
<子供らがいっぱい>
まあ子供なら10バーツであの高い場所からの景色を眺められるんだからけっこう遊び甲斐がある場所だと思います。外国人だと民俗誌とかに興味があると面白いかもしれませんがそうでないと大したことはないかな?って感じ。
ムクダハーンの町自身は大きくはないので(もっと発展しているかと思ったが)こちらに来られる際はラオス側のサワナケートに行ったり、近隣の奇岩のある公園などに遊びに行ったほうがいいっすね。
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皆さん、クリックお願いね♪♪