（写真はＷＢＣユース王座をかろうじて防衛したノックノーイ）
２３日のペッインディー興行の詳細です。今回参加したフィリピン人ボクサーの名前を見てそこそこ面白くなりそうだと思ったんですが案の定面白くなった２試合。コンパヤック、ノックノーイの２人とも危うさを漂わせた試合となりました。かたやアンダーカードででてきたリエムペッはなんとパンチ２発、３秒でＴＫＯ勝ち！これってギネス記録じゃね？？？
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（愚連隊の一言）チェンマイ娘は色白が多い♪
では興行詳細です。
[[ ２０１０年０７月２３日（金） ]] ペッインディー・メージョー興行
場所：タイ北部チェンマイ県サムサーイ郡メジョー大学内特設会場
タイのテレビ７チャンネルでタイ時間午後３時から午後５時まで生放送（日本時間：午後５時から午後７時）
▼第１試合：ノンタイトル、６回戦、契約体重１１０ポンド
ＡＢＣＯライトフライ級王者コンパヤック・ポー・プラムック（Kompayak Porpramook）（タイ） ＶＳ ロデル・テハレス（Rodel Tejares）（フィリピン）
ＶＳ 
ロデルは前回６月１８日のキェックリリン興行に来タイし、アクティブな攻撃でルスリー・サモッとアウェーで引き分けるという試合を演じている積極派。あの試合のときは終了後に勝ったと思って飛び上がって喜んでました。まあタイのアンダーカードでの引き分けは実質勝ちですけどね。この試合でも序盤から左右のフックをふるって積極的に前に出て行きます。
＜ロデルの積極的フック攻撃はコンパヤックをも苦しめる＞
そのロデルと対戦したコンパヤックはいつも通り２Ｒまでは完全に様子見ファイトで３Ｒになってから「エッ！！」と奇声を放ちながら大振りフックを放ちます。コンパヤックが攻勢に出たところでロデルは受けに回ったんですが、ロープに詰められたギリギリのところからはこれまら連打で反撃。彼は打ち出すと１，２だけじゃなくて３，４，５くらいまで一気に打っていくのが持ち味。しかしボディーを打たれたのと（恐らく）根本的にスタミナが不足しているのでコンパヤックに押されるとクリンチが出始めます。
＜エンジンのかかったコンパヤックの攻撃＞
とはいえ３，４Ｒの攻勢で疲れたのか手数の減ったコンパヤックに６Ｒいいパンチを浴びせたロデルがコンパヤックをぐらつかせます。とはいえラウンド後半は逆にコンパヤックが押し捲ってボディーでロデルを前のめりにまでさせたんですがそこまででこちらも倒し切れません。最終６Ｒも同様に前のめりにぐらつかせたコンパヤックはしかしダウンは奪えず、結果判定でコンパヤックが勝ちました。
コンパヤックが判定勝ち（ＰＴＳ）
▼第２試合：ＷＢＣユースライトフライ級タイトルマッチ
王者：ノックノーイ・ＣＰフレッシュマート（Noknoi Sitthiprasert）（タイ） ＶＳ 挑戦者：ドニー・マーバオ（Donnie Mabao）（フィリピン）
ＶＳ 
約８ヶ月ぶりの再戦となる両者。ノックノーイは勝てば次はコンパヤックとのシルバーベルト争奪戦に望むことになるんですが…
どうも長いユース王者生活で消極ファイトが身についてしまったのか、リングサイドのウィラット氏が３Ｒから「早く（打ちに）行け、早く（倒しに）行け！」と発破をかけるも手数はそんなに増えず。逆に４Ｒにはドニーのストレートを真正面から食って腰が引けて後ろによろけるダウン２歩手前の状態に。ここで追撃し切れなかったドニーが惜しまれます。
途中からちょっと退屈な試合モードに突入しちゃったんですが（汗）後半２回いいパンチでドニーをよろめかせたノックノーイ。最終１０Ｒの残り１０秒は鬼のような形相でドニーと殴り合い。珍しくレフェリーが割って入らないと止められないくらい激昂していました。
結果判定は９６－９が２人の９７－９３が１人のＵＤでノックノーイの勝利。とはいえ薄氷の勝利でした。
▼第３試合：ノンタイトル、６回戦、契約重量１３０ポンド
リエムペッ・ソー・ウィラポン（Liempetch Sor Veerapol）（タイ） ＶＳ ルークラック・キェッマンミー（Lookrak Kiatmungmee）（タイ）
ＶＳ 
当初予定だ４試合が繰り上がったこの試合。なんとリエムペッの２発であっという間のＫＯ決着。公式記録０分０３秒。これって世界最短のＫＯ記録では？？？
＜のされたルークラック…汗＞
（続く）
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▼第１試合：ノンタイトル、６回戦、契約体重１１０ポンド
ＡＢＣＯライトフライ級王者コンパヤック・ポー・プラムック（Kompayak Porpramook）（タイ） ＶＳ ロデル・テハレス（Rodel Tejares）（フィリピン）
ＶＳ ロデルは前回６月１８日のキェックリリン興行に来タイし、アクティブな攻撃でルスリー・サモッとアウェーで引き分けるという試合を演じている積極派。あの試合のときは終了後に勝ったと思って飛び上がって喜んでました。まあタイのアンダーカードでの引き分けは実質勝ちですけどね。この試合でも序盤から左右のフックをふるって積極的に前に出て行きます。
＜ロデルの積極的フック攻撃はコンパヤックをも苦しめる＞
そのロデルと対戦したコンパヤックはいつも通り２Ｒまでは完全に様子見ファイトで３Ｒになってから「エッ！！」と奇声を放ちながら大振りフックを放ちます。コンパヤックが攻勢に出たところでロデルは受けに回ったんですが、ロープに詰められたギリギリのところからはこれまら連打で反撃。彼は打ち出すと１，２だけじゃなくて３，４，５くらいまで一気に打っていくのが持ち味。しかしボディーを打たれたのと（恐らく）根本的にスタミナが不足しているのでコンパヤックに押されるとクリンチが出始めます。
＜エンジンのかかったコンパヤックの攻撃＞
とはいえ３，４Ｒの攻勢で疲れたのか手数の減ったコンパヤックに６Ｒいいパンチを浴びせたロデルがコンパヤックをぐらつかせます。とはいえラウンド後半は逆にコンパヤックが押し捲ってボディーでロデルを前のめりにまでさせたんですがそこまででこちらも倒し切れません。最終６Ｒも同様に前のめりにぐらつかせたコンパヤックはしかしダウンは奪えず、結果判定でコンパヤックが勝ちました。
コンパヤックが判定勝ち（ＰＴＳ）
▼第２試合：ＷＢＣユースライトフライ級タイトルマッチ
王者：ノックノーイ・ＣＰフレッシュマート（Noknoi Sitthiprasert）（タイ） ＶＳ 挑戦者：ドニー・マーバオ（Donnie Mabao）（フィリピン）
ＶＳ 約８ヶ月ぶりの再戦となる両者。ノックノーイは勝てば次はコンパヤックとのシルバーベルト争奪戦に望むことになるんですが…
どうも長いユース王者生活で消極ファイトが身についてしまったのか、リングサイドのウィラット氏が３Ｒから「早く（打ちに）行け、早く（倒しに）行け！」と発破をかけるも手数はそんなに増えず。逆に４Ｒにはドニーのストレートを真正面から食って腰が引けて後ろによろけるダウン２歩手前の状態に。ここで追撃し切れなかったドニーが惜しまれます。
途中からちょっと退屈な試合モードに突入しちゃったんですが（汗）後半２回いいパンチでドニーをよろめかせたノックノーイ。最終１０Ｒの残り１０秒は鬼のような形相でドニーと殴り合い。珍しくレフェリーが割って入らないと止められないくらい激昂していました。
結果判定は９６－９が２人の９７－９３が１人のＵＤでノックノーイの勝利。とはいえ薄氷の勝利でした。
▼第３試合：ノンタイトル、６回戦、契約重量１３０ポンド
リエムペッ・ソー・ウィラポン（Liempetch Sor Veerapol）（タイ） ＶＳ ルークラック・キェッマンミー（Lookrak Kiatmungmee）（タイ）
ＶＳ 当初予定だ４試合が繰り上がったこの試合。なんとリエムペッの２発であっという間のＫＯ決着。公式記録０分０３秒。これって世界最短のＫＯ記録では？？？
＜のされたルークラック…汗＞
（続く）
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