（タイのボクシング） パタウィコーンジム訪問記（４）カオサイ・ギャラクシーかく語りき…

うきゃあああああ、こういうときに限って新聞といい、ネットといい、なんでタイ人ボクサー関連のニュースだしてくるんじゃああああ！！げふぅう…（吐血）さて、今回はデンカオセーンのトレーナーについているカオサイ・ギャラクシーに聞いた話とジムのビーさんに聞いた話です。


まずカオサイ・ギャラクシーに質問をぶつけてみました。


　　（Ｑ）デンカオセーンの次にタイ人で世界を獲る人材は誰ですか？


とーぜん、誰かの名前を出してくれることを期待しての質問だったんですが…

　（Ａ）いないね（あっさり）
　（Ｑ）え～～、一人もいないんですか？
　（Ａ）うん、そう。
　（Ｑ）どんな感じなんですか今は？
　（Ａ）今は皆「そこそこいい奴」はいるけど、「突き抜けた才能を持った“光る奴”」が全然見当たらない。
　（Ｑ）ＰＡＢＡとかＡＢＣＯのチャンピオンレベルじゃ駄目ですか？
　（Ａ）駄目、無理。
　（Ｑ）まあ自分も見ててもＰＡＢＡ、ＡＢＣＯのチャンピオンと世界チャンピオンではかなり差があるとは思っていましたが。
　（Ａ）まったくその通り
　（Ｑ）今度ウタラディットで試合するフォンルアン選手とかは新聞では「期待の星」みたいに書いてますけど？
　（Ａ）「そこそこいい」ってレベルだね。
　（Ｑ）インドネシア人とばっかやってても駄目ですよね。
　（Ａ）そう。インドネシアはいい選手がいなくなったからね。もっと日本や韓国とかの選手とやって色々なスタイルの選手と対戦できればいいんだろうけどね。

うーーーん、ここしばらくあたしの考えていたタイボクシングの現状をやはりカオサイ氏も同様に思っていたわけだ…

　（Ａ）あ、あとタイ人選手がよくない理由。
　（Ｑ）なんですか？
　（Ａ）キーキェット（怠け者）
　（Ｑ）あ、やっぱそうなんですか？

このとき思い出したんだけど、５月９日のギャラクシーでの祝勝会でプーンサワット選手に贈る言葉を話してカオサイ氏が客の前で披露したのは

　　「彼（プーンサワット）と初めて会った時に、彼に「君はどれくらい走りこんでいるんだ？と聞いたら、３～４キロだというんだね。それで彼にもしチャンピオンになりたければ１０キロ走れ、といってやった。そして彼はそれをやってきたんで今ここにいる。」

という話をしていました。この辺もタイ人ボクサーの強さに影響しているんでしょうねえ…


そしてビー氏はもっぱらナリス氏批判（汗）いわく、

　・ナリス氏はケチだ。
　・デンカオセーンが日本に行った際にトレーナーの話があったんだが、日本で苦労しなきゃいけない話なのに、２万バーツ（約５．５万円弱）しか出さないといった。（ので断った）
　・協栄の金平会長は神様みたいにいい人でデンカオセーンの家の資金をだしてくれた。
　・デンカオセーンも金平会長のことを非常に慕っている。
　・ニワット氏はいい人だ。彼はお金持ちじゃないのにケチではないし、面倒見がよい。ナリス氏は自分は大金持ちなのにケチだ。


　　汗…　


まあデンカオセーンもニワット氏の下に移ってきて本当によかった、ということでしょう。

大した内容でなくてすいません…（汗）


もう一本あるんですがこれは「女子ボクシング」の話題なので別枠で書きますね。


ではまた



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