バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング) WIBAインター王者サムソンが練習忌避、女子ボクサー2名連れて逃走?

2009年08月17日 23時54分29秒 | タイのボクシング
(写真はサムソン・トー・ブワマーッ)



さて、No Tatoo,No Life!でおなじみのbozze様がいの一番に取り上げてくれたWIBAインターナショナルフライ級王者サムソン・トー・ブワマーッの逃走?とプロモーターの問題なんですが、一体どうなりますやら…


本件、プロモーターであるナロンワット・ブワマーッ氏に電話したら


  「新聞に発表したことだけ。それ以上はノーコメント!」


ということなので、ムアイサイアム・トゥデイ(タイの日刊スポーツ新聞)の記事を元に書いてみると、


 ・ナロンワット氏はサムソンに対して9月(9月30日)にWIBAインターナショナルライトフライ級タイトルマッチを予定していた。

 ・しかしサムソンがボクシングを止めたい意向を示して、(パタウィコーン)ジムにまったく顔を出さなくなった。

 ・選手として契約している以上、義務としてジムのやり方に従う必要があるのだがそれに反した。

 ・さらにサムソンはピンファー、ピンマニーという二人の女子ボクサーもジムから逃げ出させた。

 ・サムソンとナロンワット・プロモーションの契約はまだ5年残っており、その契約に反して他の国内外のプロモーターがサムソンらを試合に出した場合は裁判に訴える。(タイ国スポーツ省に提出している契約書番号も公表)

 ・3人が戻ってきて、今後ジムの規律を守り、身を正すというのであれば当面の試合を免除して休養させることも考える

 ・すでにオファーを出しているサムソンのWIBAインターナショナルライトフライ級タイトルマッチには代わりに(同じ興行で同フライ級タイトルマッチを行う予定だった)ホンファー(ナムフォン)・トー・ブワマーッを代理として出場させる。


ふむうう… つい先日のギャラクシー興行でナロンワット氏に会った際に、「9月30日にサムソンにWIBAライトフライ級、ナムフォンにWIBAフライ級のタイトルマッチを。ピンファー、ピンマニーには12月か来年2月の興行でタイトルマッチをさせるよ!」と嬉しげに話をしていたんですけどねえ…


<ギャラクシーのラチャダー興行で兄の応援に来ていたピンマニーちゃん(左)とピンファーちゃん(右)真ん中は長兄のマンファー・ギャラクシー>


サムソン自身、前のプロモーターとの不仲でストレス太りで、ミニマムから始めたのにフライ級までいっちゃって、それが新しい環境になってから好転して体重を「ライトフライに下げた方が動けるからその方がいい」といい、ナロンワット氏もそれに応えるようにライトフライのタイトル戦を用意してくれたんですけどねえ…


<ブワマーッ興行でWIBA王座を防衛したサムソン>


サムソンはお祖母さんがタイ中部のロブリ県に住んでるんで、そっちに行ってるのか?それともピンファー、ピンマニーちゃんのお父さんのところ(取材で行こうと思っていた先)に隠れてるのか?わかりませんが…

サムソンの通っていたパタウィコーンジムのビー氏も「練習にぜんぜん出てこないからしょうがない…」としか言ってくれないし。


<パタウィコーンジムで始めてあった時のピンファー、サムソン、ピンマニー>


本人は海外での試合を望むものもあったみたいで、あたしも実はちょい関わったりしたんですが、以前日本行きが急遽取りやめになったノンマイ・ソー・シリポン選手(WBC女子のタイトルマッチ出場予定だったが、急遽O.A.ゴーキェットジムに変更)と同様にサムソンも「麻薬」からの更正をする施設でボクシングを覚えたんですよね。同行して試合を見に行った際はまだその話を知らなくて、ただ脇でみてて彼女の体のけっこうな範囲で肌が荒れて色が変わっちゃってた部分があったので、「あれ?」と思ったりしてたんですが、あれも直接・間接的に麻薬の影響だったんでしょう。しかしこういう前歴があると日本は該当する外国人の入国を認めてくれない。そして先日のナロンワット氏の話ではアメリカも同様にひっかかっるみたいなんですが… しかしせっかく「更正」施設で更正が認められて社会復帰した人たちに対して、「前歴がある」というだけで入国を認めない日本とかもどうかと思うんですが… まあこの海外での試合が組めないってことが問題になったとも思えないんだけどねえ…(更正施設の更正終了証明書をつけてVISA申請すればOKとかにしないんですかねえ…)

タイではなんやかんやで「花形ボクサーの逃走」って話もままあるようで、某プロミーターの某地域タイトル王者も2回目の逃亡中らしいんですが…(汗)これはその某プロモーションの練習がきつすぎて耐えられなくて逃げ出したということですけど、パタウィコーンジムの練習がそんなにきついとは思えない(けっこうマイペースでやれてましたからね)ので、やはり問題は「お金」を含む待遇面だったのかな、と想像するくらいしかできないんですけどねえ…

さて、どういう結末になるのか。しかしサムソンはタイで初めての女子プロボクシングチャンピオンですし、その積極的なファイトスタイルも魅力的だし、笑顔を可愛いし(え?)、あたしと腕組んで歩いてくれたし(おいおい)と可愛く思っていただけに残念な話です。


<笑顔が可愛いサムソン>


そしてピンファーちゃんピンマニーちゃんまで巻き込んだことは話が大きくなる可能性も秘めてます。彼女のファミリーはイスラム教系で、デンカオセーンともかなり親しいですからねえ…お兄さんのマンファーもギャラクシーのボクサーだし。


  変な動きがないといいんですが…(汗)



<ピンファーちゃんたちと親しいデンカオセーンに動きはあるのか?>


ではまた



皆さん、クリックお願いね♪↓

にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ

タイ・ブログランキング


下のスポンサーサイトもクリッククリック♪♪


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (bozze)
2009-08-18 00:54:48
「新聞に発表したことだけ。それ以上はノーコメント!」

これは裏に何かありますよ。絶対。
返信する
Unknown (KOREAN TAROU)
2009-08-18 11:10:26
私ども所属してた会社のタイ人の話ですが(女性既婚ですが女性の方が好きなバイ)
彼女 その世界では有名でおなべだそうです
女のタニマチがいて金には困らないようで
いまやシャバで自由なのであえて拳闘道みたいな苦しい練習をしなくてもいい状態なので
男でも半分くらい練習に来なくなるので
ある意味逃亡も普通の反応ではないでしょうか


返信する
返事が遅くなり申し訳ございません。 (バンコク愚連隊)
2009-08-20 15:41:05
タイはにゅうはぁふさんと同様におなべさんも多いですからね。大体ああいうショートカットしていると「トムボーイ」(レズの男役ですな)の可能性は高いですよね。

ぶっちゃけウサナコーンもそうですし(彼女いるのに浮気一杯しているし、爆)ノンムアイも興行には女の子と一緒にいってますが「友達で色々手伝ってくれる」といってた割には試合前後はなんにもしてないしぃ~、なんかバレバレってか周囲も公認なんでしょうが…

しかしサムソン一人なら単純な話なんですが、2人引き抜いて逃げちゃった、てのがどうも…
しかもその二人がイスラムコミュニティーとつながりあるからなあ… 
なんかちょっと嫌な気がします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。